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魔法(残念)少女、魔法つかえない!?

プロローグと1話少し変更しました

プロローグ

異世界転生→異世界移転

1話

冒険者ギルド……→冒険者組合


冒険者組合での登録は簡単におわった。

冒険者組合の登録員は定期的な更新費用を払うことと組合から出される仕事を定期的にうけることをしなければならないという説明をうけて最初の属性を判明させて終了だった。

ちなみに冒険者にはランクがあり

初心者冒険者の次はE〜S級というように階級がかわっていく。

初心者とE級冒険者は定期当落更新料と定期ノルマはないらしい。

ちなみに、キーの最初の属性は光属性だった。

冒険者組合内には冒険者が自由につかえる酒場(冒険者同士の交流やパーティー作りに使う)が使用でき、クエストボードからクエストを受けられる

ある程度のモンスター情報や付近のモンスター出現情報などを入手できるという利点もある。

早速、クエストボード近くの酒場にいき初心者パーティーに入れてもらおうと試みる


「初心者の方パーティー組みませんかー」

ちょうどいいところにそんな声が聞こえてきた。


「私も入っていいですか?」

キーはその声の主に話しかけた


「もちろんですよ!しかも、ローブってことは魔法職の方ですね、うれしいです。申し遅れました、僕は巨人族のロビーっていいます。武器は大槌つかってます。」

ゲームを初めて最初に会った岩のような人に似ていることから、彼は巨人族だったのかと思いながらキーも自己紹介する

「私は黒羊族のキーです。よろしくお願いします。お察しの通り魔法使い目指してます。」


ロビーは近くの机に居る人をさしながら

「この方がパーティーの仲間です。」


蛇の下半身をもっている肩までのばした赤毛の女性最初に口を開いた

「私はナーガ族のデテルテ・コニャック。コニーって呼んでくれていいわ。ショートソードと小楯で装備してるわ。」


「それにしても、魔法職なんて珍しいもの選びますね〜。」

ロビーの言葉にキーはすこし驚いた

「えー、そーだったんですね。やっぱり魔法職ってめずらしいんですか?」

「あぁ、魔法職は勉強好きしかやらない職だよね。魔法陣の解読と制作なんて私にはむりだわー」

コニーの言葉でキーは少しづつ顔が青くなっていった

「え?ちょっとまって、どういうことですか?魔法って勝手に手に入るものではないんですか?」


ロビーは驚き顔でこう答えた

「このゲームの魔法はほぼ秘匿されていて自分で手探りで魔法陣の意味を理解してそれをうまく組み立てて魔法を発動させるんです。もちろん、魔法書などから魔法を発生させることはできんるですが、それらの魔法陣は秘匿魔法がかあかってみれないようになってるんですよ。魔法発動時の魔法陣も秘匿魔法陣がみえてるだけなんですよ。」


「私……そんなことできないんですけど……」


「なんで、魔法職なんて選んだの…」


キーは顔を真っ赤しにしながら小声でつぶやいた

「魔法少女になりたかった…」

キーは泣きそうだった、泣いてたかもしれない

「ちょっと、ログアウトします。」

キーは相手の顔を見れなかった。そして、答えを待たずにログアウトした。




真琴はゲームを始める前にそのゲームの情報をネットで調べることは嫌いだった

全てが新しい知識のほうがたのしいとおもったからだ

しかし、まかりならない状況になったためインターネットでネクヒロの情報サイトをみた


それによると、ロビーの言ってた通り

魔法職は魔法陣の知識がないと初期魔法しか使えない

それゆえに、β版のときは魔法職を選んだ人は全然進まなかったようだ。

それでも、一部のファンはその魔法陣の研究が楽しいと魔法職につく人もいるらしい。


真琴は魔法陣の組み方を攻略サイトから勉強しようと努力したが、1時間であきらめた。

ゲームをやるというより数学をやってるみたいだったため体育系の真琴の脳みそはオーバーヒートしたからだ。


この、クソ運営め!と悪態をつきながら攻略サイトをぼんやりみていると

街の説明などもあった

それによると

ゲーム内の街は人族の街、魔族の街、中立の街というようにわかれていて。

人族の街は人族しかはいれないというように街に規制があった。

中立の街は両族がはいれるため、商人が好むらしい。

さらに、魔族と人族との対立戦争というイベントが時々発生するらしい。


種族の説明を欄を詳しくみてみると

黒羊族は物理攻撃力と魔力が高い種族だった。

そのサイトによると黒羊族は魔剣士向きらしい。


(魔剣士って……杖使いたいよ!つえ!!)

キーはキャラクターを作り直そか考えたら

(でもなー、せっかく作ったしなー、もしかしたらいつかチャンスがあるかもしれない)

そう、自分に言い聞かせてゲームを”キー”のまま続ける決意をした

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