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ゲームスタート!


—ようこそ、英雄となる可能性を秘めたる御方—

とても綺麗で聞き入ってしまう声が聞こえ

目の前がブラックアウトしその後周りが光にみたされた


—貴方はどのような種族なのですか?—

その声のあとに様々な種族名が周りに出現する

ネクヒロは様々な種族を選択できる

人間、ドワーフ、エルフなどの王道の物や

はたまた異形な獣頭族などのこのゲームオリジナルなもの

そして、スライムやゴブリンのようなモンスターにすらなれる

モンスターを含まない種族種だけでもかなりの数ある

そして、その種族種ごとに特徴、得意不得意がある。

さらには、種族種によって入れる町や出発地点が2極化さられる

もちろん、モンスターはどの街にも入らずに野原からのスタートとなる

真琴はたまたま目についたレッドバットというモンスターに軽く触れる

そうするとレッドバットの能力なのどが軽く説明してあるコンソールが浮かぶ

「うげっ、初期能力ひくっ。街に入れない、プレーヤーに殺されてもPKにならない、野生のモンスターも味方ではない、それに加えてこのステータス。そりゃないわー。頭おかしいって言われてもしかたないよねー。」

真琴はその近くにある黒羊族というのに触れる

先ほどと同様にコンソールが表示されステータスを確認する前にある文字に目がいってしまった

「えーこの種族ツノ生えてるの?小悪魔みたいな種族なのかな?かわいいなー。これにしよーっと。」

真琴は体育大学に進学している。体を動かすのがすきで、どちらかというと勉強の方は不得意である。

そんな真琴にはステータスを計算して職業にあわせるという考えは鼻っからないのだ。

真琴は私は黒羊族ですと言った


—貴方は黒羊族なのですね。貴方はどんな見た目なのでしょう。—

その声が再び聞こえ目の前に鏡が出てきた

そこには頭に羊のツノを黒くしたものを生やしている自分にすこし似ている物がうつる

ここからすこしづつ変えていくのだ

「黒上ロングにあこがれてたんだよねぇー」

運動をするのに髪の毛は邪魔になるので髪を長くしたことはなかった。

さらに、生まれつき髪の毛は真っ暗ではなくすこし色がおちていたため黒髪を羨ましく思っていたのだ。

言葉の後、鏡に映る自分は黒い髪を腰まで伸ばした姿になる。

いいね!心の中でつぶやいて外部ソフトという文字の横に浮かんでいる終了という文字をなぞる。

ここで外部ソフトというのを押すと、見た目をネットで作ったものになる。

凝っている人は外部ソフトを買いそこで見た目をどんどんいじるのだ

この機能はイラストレーターに仕事を与えるという結果を出した

つまり、イラストが苦手な人がイラストレーターにたのんで外見を書いてもらうのだ

真琴はそんなことはめんどくさいと思っていたので簡単に見た目をいじって終了した


—あぁ、貴方の姿がよく見えます。貴方の未来が素晴らしくなることをいのっています—

—それでは、異世界をたのしんでください—


目の前がまたブラックアウトする

そして、今度は乱暴な男の声が聞こえる

「異世界移転者がきたぞー!おい、起きろ」

目を開けると目の前には様々な人がいた

人間の頭を猫ととりかえたようなもの

鳥の顔をしたもの

普通の人間だが腰から下は蛇のようにうなっているも

そしてどうやら声をかけたのは岩のようにゴツゴツした長身の男のようだ

「おまえたちこの先の建物は異世界移転者の受付所になっているそこで話をきけ」

男は1つの大きな建物を指差しながらいった

この二言を何回も繰り返していた。

よく見れば次々と異様な見た目の者が現れる

それを横目に建物にはいっていった。


異世界者はこちらへ

という看板にしたがい小さな部屋のドアを開けると自分とおんなじ様なツノをはやした女性がいた。

髪の毛はブランドで夜会巻きのようだ

「ようこそ、いらっしゃいませ。異世界者さん。ここではこの世界のことを知らない異世界者さんにこの世界に慣れるための手助けをさせていただきます。それではまず、貴方の名前と希望の職業を髪に描いていただけますか?」

女性はそういうと紙とペンを渡してきた

(名前はなににしようなー)

そんな事を考えながらそれをうけとる

ふと、頭の中にある文字が浮かぶ、昨日聞いていた歌の歌詞だ

(止まり木かぁ、それでいいや)

名前をトマリ・キーと書く


(職業はもうきまってるんだなぁー。魔法使い!!)

真琴は昔から魔法少女にあこがれていた

魔法少女になろうとしてトレーニングした結果1人の脳筋少女が完成した。

2つの項目を埋めた紙を女性にかえした

「コレは仮決定ですのでまだ変更できます。それでは建物の2階に上がってください。そこで職業体験ができます。選択した職業意外でもうけれますので変更したい場合はこちらに戻ってきてください」

言われた通り2階にあがる。二階には等間隔に部屋がありドアのよこにプレートがある


超近距離武器

近距離武器

中距離武器

遠距離武器

魔法

の順で部屋があった。

ちなみな、超近距離武器とはナイフやナックルのようなほぼ、素手に近い武器のことらしい

近距離武器は剣

中距離武器は槍や鞭など

遠距離武器は魔法銃や弓である

真琴は迷うことなく魔法というプレートが書かれた部屋に入った。

そこにはローブをきたスケルトンがいた

(あれ?スケルトンってモンスターじゃないの?なんで武器もなんもないのにモンスターとエンカウントしてるの?あ、死んだわ)

と思っているとスケルトンは

カパッと音とともに口をあけけらけら笑いながらこう言った

「驚きなさるな御仁。この世界に初めてきたものは間違えてしまうのじゃがスケルトンやアンデットとよばれるものは二種類おるのじゃ。簡単に説明すれば知能の無いものはスケルトンやアンデットと呼ばれるモンスター。しかし、知能の高い者は骨生族や腐肉族と呼ばれる者じゃ。わしは骨生族のアーゲインじゃ。それでは、体験を始めようか。」

アーゲインと名乗った骨生族の者は手のひらをだした

すると、その手の上にローブと杖を出現させた

「さぁ、これを着るのじゃ」

すると、目の前に文字がでてきた

—装備をするにはコンソールオープンと念じてください。そこにある装備というところ触ってください。(なお装備変更は試着室というところでしかできません。ステータス振り、称号変更なども含む)アイテムは腰についてるポーチにしまえます。ポーチに手を入れるとアイテム画面が表示されます。その画面からでも試着室にいれば装備できます—


部屋の隅にある四角柱のような小部屋の上に試着室という文字があるのを真琴は発見する

アーゲインから装備を受け取り、試着室に入る

そして、装備を整える


「生き物は1人につき2つの属性を持てる。1つは最初からつかえるが2つ目は覚醒というものだ、今は使えんじゃろう。わしの属性は炎と水じゃ。今から見せるのはファイアーボールというものだ。ファイアーボールと念じる、杖に力を送り込む様なイメージじゃ。」


アーゲインは杖を部屋の奥に置いてある人形に向ける。すると杖から魔法陣が発生しそこから火の玉が人形にむけてはなたれる


「この本には自分の属性に関係なくつかえる魔法がのっておる。これをみて魔法を練習するのじゃ。魔法の練習は一階のお主の入ってきた扉の逆方向の扉を出た庭でやってくれ。」

そう言うと、アーゲインは一冊の本を渡してくれた

それをうけってポーチにしまうと真琴は言われた通り庭に出て言った。




魔法やアビリティはコンソールからアビリティ登録でどんなアビリティはどんな名前かと登録したらすぐつかえる様になった

魔法はアビリティと少し違うようで魔法陣が書かれた紙に触れながら登録を行う

真琴は一通り魔法を使ってみた後、汗はかいてないが額の汗をぬぐう仕草をした。

そして、周りを見回す

そこそこ広いにはでは人形にむかって剣を振るう物や的にむかって矢をいるものなどいろんな武器を扱うものを見られるが

真琴と同じ様に魔法を撃つものはいなかった

少し不思議におもいながらも庭の隅にある看板に

練習の終わった方は一階の第2受付所へと書いてあったのでそこにむかうことにした。


第2受付所には銀色の美しい髪をもった少女とアーゲインがいた

そこで、最終決定をおこなうらしい

「この後の変更はできなくなります。名前の変更は可能です。この内容でよろしけば、目の前の水晶に手をかざしてください。」

と少女が言ったあとアーゲインは

「わしが教えれる魔法は少ない。つまりお主自身が魔法を開発しなければならない。」

といった、へぇとおもいながら真琴は水晶に手をかざした

「あなたの素性を登録しました。これであなはこの街、トレベルトの住人です。なお、冒険される方は住所を移す方が多くいます。その点で不明な事があればこの異世界者支援所の説明室にいらしてください。異世界者支援所の宿舎や図書館は無料でつかえるのでどうぞご自由におつかいください。」

「冒険者を目指す方は冒険者組合へ、商人を目指す方は商業組合へ、開拓者を目指す方は開拓者組合へむかい、登録してください。なお、複数登録は可能です。それではいってらっしゃいませ、トマリ・キー様」


真琴、いやキーの冒険ははじまった。


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