プロローグ
こんにちわ〜
作者は文系ではないので文はつたないかもしれません。
コメントなどで厳しい評価や感想もためになると思っているのでお願いします。
それでは、少しでも興味持っていただいた方に楽しんでもらえるようがんばります。
世界のゲームが進化に進化を重ね、
仮想現実で現実のように遊べるようになる。それはVRシステム(virtual rideシステム)といわれていた。
このおかげで荒廃の一途をたどっていたMMORPGは一転して大人気ゲームジャンルとなった。
< Who is the next hero ? >
そんなタイトルの新しいゲームは全世界で注目されていた。
というのも、1番初めにVirtual Rideシステムを開発したゲーム会社が満をじして発売するゲームであったためだ。
このゲーム会社はVRシステムを開発したにもかかわらず、なかなかMMORPGを発売しなかった。
ゲーム会社曰く
「<who is the next hero>を開発するのにいままで時間をかけていた。中途半端なものをつくりたくなかった」
その言葉の次にこう続いた
「さぁ、異世界移転を体験する時間だ」
少し茶色がかったショートヘヤーを風になびかせながら女性がはしっていた。道行く人はその女性に心を奪われたようにながめいってしまっている。その注目の的になっている女性はオートロック式のマンションに入りポストを開ける
汗の流れる額にタオルをあてながら、その女性はポストの中の1つの小箱に気づきそれを取ると警察から逃げる銀行強盗のようにその小箱を抱えながら家の玄関まで走り部屋にはいった。
「まじか、まじか、まじか、まじか!!ラッキーーー!ネクヒロが私の手の中にある!夢じゃないよね!?
ちがうよね?」
そう声を上げながら黒崎真琴はネクヒロと呼ばれるゲームソフト<who is the next hero>を我が子のように抱えて飛び跳ねた。
ネクヒロはその人気さ故に発売初日に完売し入手が困難なゲーム第1になるほどだった。
そのネクヒロを発売した会社は抽選で10人にネクヒロを無料提供したのだ。
そして、真琴はネクヒロを運よく手に入れた。
「ゲーム愛好者としては、やっぱりネクヒロはやらなくちゃ死んでも死に切れないよね!全然ゲットできなかったからあせってたんだよねー。今日は予定ないしもう待てないしすぐやろう!」
VRゲームを引き出しソフトをセットする。
「さぁ、異世界転生を体験する時間だ!」
発売前、ゲーム会社の社長の言っていた言葉を真似しながらゲームを開始した。