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呪いの塔その1

五十四話目です。



「なぁ。」


「なんですか? 師匠。」


「俺達なんでどーみても『呪われてますよ! この塔!?』って言える塔の前に来てるんだ?」


そう、俺達はいつの間にか、海の上にポツンと立っている塔の前に来てしまった。


『これが。』


『呪竜の塔か。』


え、そんな名前なの? ならこの塔が原因じゃね?


「そんな名前の塔なんですか?」


『『いや、言ってみただけ。』』


「おい、誰かこいつら海に落とせ。」


『『ふざけた事言ってすみませんでした!』』


ったく、こいつらを何とかするほうが早いんじゃないか。


「レイ帰ろう、今すぐ帰ろう。」


フィー、復活したのか、骸骨連中を見ないようにしてるな。震えてるし、ここはフィーのためにも帰りますか。


「よし! 帰るぞ。」


「分っかりました!」


『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』


『なんでや!』


『一緒に行こうぜ!』


「いやだって、俺ら関係ねぇし。」


フィーが可哀想だし。


『けっ! いいぜ、俺達だけで行ってやる!』


『『『『『『そうだ、そうだ!』』』』』』


お~、行ってこい、行ってこい。









































「で? 入った感想は?」


しばらくして、無言で全員出てきたので、聞いてみると。


『『『『『『『さ、最高でした。』』』』』』』


「骸骨って、血 出るんですね。」


本当にな、なぜか全員鼻血をだしていた。でも、なぜ鼻血? 最高、鼻血……………………は!


「シェテちょっと中、見て来てくれないか?」


「え? まぁ、分かりました。」







「で? どうだった。」


「骸骨の置物がいっぱいありました!」


へ? 骸骨? ま、まさか。


『めちゃくちゃいい女だったよな。』


『あぁ、いい雌骸骨だった。』


『もう一回いくか。』


『『『『『『そうだな!』』』』』』


やっぱこいつら黙らせよう。





































現在俺は、フィーと、シェテと一緒に塔を登っている。

たまに、音に驚いたフィーがビクッとしたり、シェテが骸骨の置物を倒しちゃったりと、色々あったが、一番上についた。



「なんか、扉がありますね。」


「開けるぞ。」


「うん。」


『ギギギィィ』




『オォォォォォォォ!!!』


「あ、なんかいましたね!」


えーと、鑑定っと、なになに【キング・マミー】だ……………と………………あ、ヤバい。


「【シャイン・ドラグ・バースト】」



あ、やべ。



「〔地神の大壁〕」



『ドガァァァァァァァァァァン!!!』



「フィー今度は一言、言ってくれ。」


「ご、ごめん。」


「あ! なんかありますよ。」


んん? どれどれ?


「宝箱?」


「ですね。」


よ~し、開けて見るか。



『ハズレで~す、残念~♪』



「「「……………………………。」」」



『ブチッ!』


「「あ。」」
















































『あれ? お二人だけですか?』


「とにかく! ここから離れますよ!」


「うん、早く逃げよう。」


『? 何からです?』


「「レイ(師匠)。」」


『『『『『『『え?』』』』』』』


「こんな塔、消し飛ばしてやる!〔霊神の天罰〕!!!」



『カッ!』



『あのぉ、本当に塔消えちゃったんですが。』


「「さすが! レイ(師匠)。」」



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