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呪いの海

五十三話目です。



『おいおいおい、あんた達ここは“呪いの海”だぜ、さっさと離れたほうがいい。』


俺達は今、幽霊船? に乗っていた船員…………

骨だけになった船員から忠告を受けた。


「なるほど、だから幽霊船みたいなのに乗った骸骨がでてくるんだな。」


『『『『『『『え?』』』』』』』


なんで驚くんだ? 自分達のことなのに。


『えぇ、そんなの出てくるの? やだなぁ。』


『やべぇ、やべぇよ。』


『急いでここから離れたほうがいいな。』


『応! あんたらも早く逃げたほうがいい。』


「「いや、お前らだよ!」」


こいつらバカなの!?


『えぇ!! じゃあ、皆が骸骨なの、俺の目が変だからじゃないの!?』


『俺の目正常だったのか。』


『よかった~、誰かに診てもらおうかと思ってたんだよ。』


こいつらバカにも程がある、なんで今の今まで気付かないんだよ。


『そうか、俺達もう呪われてたのか。』


『『『『『『『アーハッハッハ、ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』』』』』』』


「レイ、さっきから煩いけど、何か……………」


あ、フィー。


『『『『『『『あ、どうも。』』』』』』』


『バタンッ!』


あ、気絶した。





































「なるほど、呪いがかかった経緯は分からないと、うん、諦めろ。」


「ですね。」


『『『『『『『そんな、殺生な。』』』』』』』


いやだって、ねぇ。後、フィーはまだ気絶している。


『そこをなんとか、助けてください!』


『なんでもします!』


『呪われたままはいやぁぁぁぁぁ!!!』


「ちなみに、お前らどのくらい呪われてるの?」


『『『『『『『……………………』』』』』』』


え? まさか、もしかして?


『『『『『『『さぁ?』』』』』』』


やっぱ、こいつらバカだ。




































「ククク、どうやらまた、哀れな犠牲者がやって来たようですよ、姫様。」


「デプププ、ボ、ボクあの女の子達欲しいんだな。」


「ダーメ、あの娘達は私のコレクションにするんだから。」


「ククク、相変わらずですね。姫様はどうします?」


「………………………………。」


「ふむ、分かりました。」


黒い無地の仮面をつけた男、デップリと肥え太った男、包帯グルグル巻きの女、そして、姫様と呼ばれている純白のドレスを着た少女が、話をしていた。


「では、我々は失礼します。」


「………………………………。」


『ギィ…………バタン!』



「…………………………あのレイと呼ばれていた人…………………。」


姫様と呼ばれた人物は、うっすらと笑みを浮かべた。


「……………フフフフフフ。」


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