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VS“とりっく・すたー”

四十九話目です。

■シェテ視点■




「【バーニング・ドロップ♪】」


「くっ。」


“とりっく・すたー”からの攻撃を間一髪かわすシェテ。


「今度は、こっちの番です! 【鉄拳:氷結】」


「あったらないよ〜♪」


シェテの攻撃は、ふわりとかわされる。


「ここならいいかな、改めてウィは“光のとりっく・すたー”だよ〜♪」


「光?」


「ウィ達は双子なんだ〜♪」


“光のとりっく・すたー”が楽しそうに笑う。


「一気にいくよ〜♪【シャイン・ドロップ♪】」


「【鉄拳:暗闇】!!!」


“とりっく・すたー”の攻撃と、シェテの拳がぶつかる。


「くっ。」


「アッハハー、ウィの攻撃を打ち消したのはいいけど、自分の拳が傷ついちゃ意味ないよね〜♪」


シェテの拳からは、血が出ていた。


「一気に決めちゃお〜と、【パンドラ・ボックス♪】」


「なっ!?」


シェテが黒い箱に閉じ込められる。

















































ここは何処?




ーーーーよくも殺したな。




『ズキッ』違う私じゃない。




ーーーー私達は家族なのに。




『ズキッ』違う、違う、私のせいじゃない。




ーーーーお姉ちゃん。




『ズキッ』ニコ? 違うよ、私じゃない。




ーーーー許さない。



違う、違う、違う、違う、私じゃない、私のせいじゃない。私は悪くない。



ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない

ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない

ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない

ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない

ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない

ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない

ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない

ーーー許さない ーーー許さない ーーー許さない








ーーーーー絶対に許さない………………



「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」












































「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「アッハハー、いい悲鳴〜♪」


シェテを閉じ込めていた黒い箱が無くなる。


『ドサッ』


シェテが倒れる。


「な〜んだ、もう終わり? つまんないの。さぁ〜て、手伝いに行きますか〜♪」


もう一人の“とりっく・すたー”のもとへ向かい始める“光のとりっく・すたー”だが、そこで気配を感じ振り向くと……………


「え?」



シェテの拳が迫っていた。



「【カラミティ・ストライク】」


「がっ!」


シェテの渾身の一撃を受け、地面に倒れる“とりっく・すたー”そして、それを冷たく見下ろすシェて、そしてそのまま地面に倒れた。



“光のとりっく・すたー”VSシェテ

勝者シェテ



















■ネア視点■




















「う〜ん、なかなか、決定だに欠けるな。」


「アッハハー、“闇のとりっく・すたー”のウィに勝つきなの? 無謀だな〜♪」


う〜ん、シェテちゃんのことが心配だけど、この娘を倒さなきゃだめか〜。


「【パニック・ノイズ】」


「ぐっ、何? この音? 頭が割れる〜♪」


余裕そうだな〜、一応遠距離攻撃っと。


「弾よ〜し、照準よ〜し、発射!」


「え? うわ〜、危ない。」


やっぱり演技だったか。


「う〜ん、さっさと、トドメをさしたほうがいいな。」


「それは、こっちのセリフ〜♪【パンドラ・ボックス♪】」


「おや?」


シェテと同じように、黒い箱に閉じ込められるネア。








































「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「アッハハー、いい悲鳴だな〜♪」


黒い箱が消え、シェテと同じように倒れるネア。


「さ〜て、手伝いに行きますか〜♪」


もう一人の“とりっく・すたー”のもとへ向かい始める、“闇のとりっく・すたー”すると。


「クックック、ハハハハハハ。いやー、面白い技だね。」


まるで、何でもないと言うように、立ち上がり笑い始めるネア。


「な、なんで? アレを食らって立てるわけが………………………」


「アレは自分のトラウマをさらに酷くして、見せる技でしょ? もともと、トラウマのない人にはきかないよ。」


「そ、そんな。」


「ボクは前世もある分、効果的なハズだけど、前世でもとくにトラウマなかったからな〜。」


「ぜ、前世?」


「そう、ボクは前の人生の記憶があるんだよね〜、“地球の日本”にいたんだ〜って、どうでもいいか、さっさと終わらせよう【パンドラ・ボックス♪】」


「それは、ウィの技……………………。」


“とりっく・すたー”が使った技を使うネア。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「これで、ボクの勝ちだね。さ〜て、シェテちゃんのところに行きますか。」


シェテのいる場所へ、向かい始めたネアだった。



“闇のとりっく・すたー”VSネア

勝者ネア

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