“くらうん”VSマコト
四十七話目です。
◇
■マコト視点■
「【フレアトルネード】!!!」
「ホホホホ、そんな攻撃あたりマセン。」
「ちっ!」
マコトの魔法攻撃は、“くらうん”に当たらず、魔法攻撃により、“くらうん”はマコトに近づけない。両者とも、攻撃を当てる事が出来なかった。
「【フレアランス】【サンダーランス】【ウインドランス】」
「ホホホホ、【魔防結界】」
「くそっ!」
「ホホホホ、もう終わりデスカ?」
「なめるなよ、【空絶結界】」
「? ワガハイを守ってどうするんデスカ?」
“くらうん”を囲うように結界をはるマコト。
「もう、出られないだろ。」
「? まさか。」
「“座標指定” 【ボルケーノ】!!!」
結界の内側に、魔法を発動させ“くらうん”を焼きつくす。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!…………………なんてネ。」
「なっ!?」
「効きませんよそんな攻撃、今度は、こちらの番デス【倍返し】」
「ッ!? 【テレポート】」
「ほう、とっさに避けましたカ。」
「お前、なんなんだ?」
「いったデショウ。“ミチ”ト……………【ワンダー・サーカス】」
◇
「ここは?」
「ホホホホ、ようこそ! “愉快”で、“楽しく”、“可笑しく” そして“残酷”な【ワンダー・サーカス】へ!」
「!?」
周囲は、まるで“サーカス”の会場のようになっていた。
「今宵、お見せしますのは、“ビックリ 解体ショー”にございマス。」
「なっ!? フィーちゃん!? まさか。」
“くらうん”が用意した台に乗っていたのは、フィーだった。
「この少女をこれより“解体”いたしマース。」
「させるか、【サンダーランス】………なっ!?」
飛んでいった、【サンダーランス】は途中で霧散する。
「大人しく、ショーを見ていてくだサーイ。」
(くそっ! ヤツの土俵じゃ勝ち目わ無い、なんとかこっちの土俵に誘いこまないと……………ん? 魔力が流れてるな、なら。)
周囲を自身の魔力で満たし始めるマコト。
「? 何をするきデショウ?」
そして、全体を魔力で満たし終わり。
「今度はこっちの番だ! “オリジナルスペル”【クリエイト・ドリームワールド】」
周囲が、暗転する。
◇
「なっ!? ここは何処デス!?」
「ここは、“夢”と、“現実”の狭間………ここでのダメージは全て精神への攻撃になる。」
「なんだと!?」
「お前が、反射できるのは物理的攻撃だけだろ? “捕縛”」
虹色の鎖が“くらうん”を拘束する。
「がっ! ハナセ!」
「誰が離すか! 【スターダスト・レインボー】!!!」
“虹色の流星群”が、“くらうん”に降り注ぐ。
◇
「はぁ、はぁ、危ないところデシタ。」
間一髪のところで、【ドリームワールド】からの脱出に成功した“くらうん”、だが、いくつか流星に当たったため、満身創痍だった。
「体力が回復したら、今度こそ倒してあげマショウ。ホホホホ。」
「やらせるわけないだろ【マインド・ショック】」
「なっ!? がはっ!」
「はい、俺の勝ち〜、フィーちゃんも戻った事だし、レイ達を探しますか。」
フィーの解放を喜び、フィーに抱きつくコユキを見ながら、マコトは二人の方へ歩き始めた。
“くらうん”VSマコト
勝者マコト




