四人の少女VS【舞闘王】
三十四話目です。
場所は、またまた変わって、
“アイン王国”〔王都〕のとある場所。
◇
■コユキ視点■
「そんな話信じられるか!」
ですよね、私だって信じたくありません。
………………今の今まで、柳くんが偽物だって気付けなかったこと、私のバカ! 何年片想いやってるんだ!……………4年間です。
「でもアネル、今の話は本当だと思う。コユキが嘘をつくとは思えないから。」
「シーレちゃん。」
「だが………………分かった信じよう。それで?どうする。」
そこなんですよね、白宮くんが負けるほどですから、私達ではおそらく勝てません。
「不意をつくしかありませんね。」
「ルルシェ王女様、何故ここに?」
「こっそり、レイ様に会いに来たんですが…………………そんな事言ってる場合ではありませんね。」
「不意をつくとは、どうするのだ?」
「今から説明します、いいですか………………
◇
……………というかんじです。分かりましたか?」
「はい、分かりました。」
「それしか、ないようね。」
「いいだろう。」
「では、コユキ様お願いします。」
「はい。」
待っててください、柳くん、絶対助け出します。
◇
「話って、何かな? 深山さん。」
「柳くん、いえ…………えーと、………に、偽物さん!」
「? なんの事かな?」
「白宮くんとの、一部始終見せてもらいました。」
「ッ!?」
「さっさと、柳くんの身体から出ていってもらいます!」
ここで、偽物さんを中心に、四人で正四角形を作ります。そして……………
「「「「【四天封鎖】!!!」」」」
「何!?」
偽物さんが、輝く鎖に動きをとめられる。
「もう終わりです! 柳くんの身体から出ていって下さい!」
「ククク、この程度で勝ったつもりか? 【覇天龍閃撃】!」
次の瞬間、鎖が砕け散る。
「そんな!?」
「こうなったら、身体ごと消し飛ばすしか。」
「もう、それしかないわね。」
「えぇ、そうですね。」
「待って! 柳くんの身体だけは!」
「無理だ、【華麗ナル地獄】!」
「ごめん、レイ【精霊王の鉄槌】!」
「さようなら、レイ様【召喚:水神ノ使イ】!」
三人の奥義が発動する。
「駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「〔参神結界〕!」
そして、“レイの身体”を守るように発動した、結界によって、奥義がかき消される。
「困るんだよな〜。」
この場に不釣り合いな、獣人の少女が現れる。
「そんな、味方?」
「誰だ? 貴様は? 」
「俺のことなんて、どうでもいい。困るんだよ傷を付けられると、……………………
………………俺の身体だからな。」
どういうこと?




