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異世界召喚から始まる幽霊生活

2話目です。

「ふわぁ〜」

あくびを噛み殺して、高校に向かうこの少年の名前は、『柳 霊』少しイケメンだが、いたって普通の高校生だ。




「よぉ、レイ、おはよう。」


「あぁ、真か、おはよう。」


友人の一人である、白宮 真が話しかけてきた。いつも通りだ、いつも通りならここで…


「柳くん、白宮くん おはようございます。」


やっぱり、学年一の美少女である、深山 小雪が挨拶してきた。


「おはよう、深山」


「おっはよーう、いやー、小雪ちゃんは今日も可愛いなー。」


「白宮くんありがとうございます。柳くんはそろそろ、小雪と、名前で呼んでください。」


いやいや、ただでさえまわりの、男連中から睨まれているのだ、名前でなどよんだらどうなるか…

俺が、それは無理と言うと、「いつか呼んでもらいますから。」と言われた。まぁいつかは名前で呼ぼうと思う。




「おーい、お前らさっさと席につけHR始めるぞ。」


担任の山崎が、HRを始める、またいつも通りの日常が始まる。そう思ってた、この時までは。


突如光だす教室の床、驚き立ち上がるクラスメイト、床の光がまるで“魔方陣"のようだと思ったその時、俺達の視界は白くそまった。




目を開けるとそこは、森の中だった。


「はぁ!?」


(いやいやいやちょっとまて!?俺は、今さっきまで教室にいたはずだ、それがなんで森の中に!?)

そう思った時近くの草むらが、がさがさと揺れた。


「ッツ!?」


思わずそちらを向くと、そこにはファンタジーお馴染みのモンスター“スライム"がいた。





「はぁ!?」


(おいおいまさか、ネット小説でよくある異世界召喚ってやつかよ!?)

そう思っていると、スライムはこちらに気づいていないのか。どこかへ行ってしまった。

(ふぅ、ばれなくてよかった、この状況で襲われたら逃げるしかなかった。)

そう胸を撫で下ろした時、ふと思い付いた。

(ここが異世界なら、もしかして、“ステータス“っと)


■ ■


【名前】レイ・ヤナギ (柳 霊)

【種族】幽霊 (人間)

【年齢】17

【Lv】1

HP 500/500

MP 2000/2000

霊力 600000/600000 ※隠しステータス

STR 1

VIT 1

INT 10000

MND 20000

SPD 300

DEX 500

LUK 測定不能


ノーマルスキル

【霊術:火】【霊術:風】【霊術:雷】

【精神攻撃耐性】【精神異常耐性】

エクストラスキル

【限界突破】【身体状態異常無効】

ユニークスキル

【魂魄破壊】【魂視】

種族スキル

【透過】【憑依】【物理攻撃無効】


■ ■


(はぁ!?ツッコミ所が多すぎる、隠しステータスとか、LUKが測定不能とか、いや、それよりまず。)


「種族が“幽霊"って、どういうことだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


俺は、絶叫した。そして俺の異世界幽霊生活が、始まった。

【魂視】をノーマルスキルからユニークスキルに変えました。

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