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幕間その3 勇者達と【???】

幕間その3です!

クラスメイト

(深山 小雪、白宮 真、【???】)視点


◆マコト(真)視点◆


「呼び掛けに応えてくださり、ありがとうございます。勇者様がた!」


な、なんなんだいったい?光が収まったと思ったら、宮殿みたいなとこにいて、ドレス着た美少女がそんなことを言った。

(もしかして、ネット小説でよくある“異世界勇者召喚”ってやつか?)

レイと感想言い合ったなぁ〜と思っていると。


「すいません。勇者とはどうゆうことですか?」


学年一のイケメン“至宝里 信”がそんな事をきいた。嫌なヤツだがこういう時には頼りになるなと思った。


「申し訳ありません。その事については奥で話しますので、ついてきてください。」





話をまとめると、この世界には七人の【魔王スキル】を持つ魔王がいると言う。そして、その内の三人【強欲】【傲慢】【憤怒】が世界を征服しようとしているらしく。それを倒すために異世界から【勇者】を召喚したという。そして、向こうの世界には帰れず、俺達は最初からいなかったことになっているらしい。幸いこの世界で生きていくだけの能力があるので、安心だがそれでも。

「ふざけるな!」「帰せ!」と言うヤツはいる。

それについてはしっかり謝られ、最低限の生活は保証するし、魔王を倒すのは義務ではないらしい。


「僕に任せて下さい。」


至宝里はやるのか。


「私も、困っている人は見捨てられませんから。」


おっ。小雪ちゃんもいくのか。まぁ俺もいくけど。


「俺もやるぜ、でも一つ聞いていいか?」


「はい。なんでしょう?」


「他の四人の魔王とは敵対していないのか?」


「その事ですか、【色欲】と、【暴食】は、友好的です。【嫉妬】と、【怠惰】は何をしているか、分からないんです。」


「そっかありがとう。」




俺は【異名スキル:賢者】を持っていたので、魔法の腕を磨いている、全てが順調。だが一つ気になることがある。


ーー“レイ”の様子が何処かおかしいんだ。



◆コユキ(小雪)視点◆



「はい。これでもう大丈夫ですよ。」


「ありがとうございます、聖女様。」


【異名スキル:聖女】を持っているせいだとは思うけど、最近町の人に“聖女様”と呼ばれるようになった。最初は恥ずかしかったが、もうなれてしまった。


「やぁ、コユキ。今日こそ僕の《パーティー》に入ってもらうよ。」


お城に戻ると同じ《パーティー》の美女や、美少女を侍らせた、至宝里くんに出合ってしまった。至宝里くんはニガテだ、私を嫌らしい目で見てくる。やっぱり、“柳”くんが一番だ。


「至宝里くんの《パーティー》には“姫巫女”様がいますし、私はいらないと思いますが?」


「そんな事はない、ぜひ僕の《パーティー》に入ってくれ。」


あぁ、面倒くさいです。


「深山。」


この声は!


「“柳”くん!」


「ちょっといいか?話たいことがあるんだ。」


「はい!」


至宝里くんが露骨に嫌な顔をするが、無視する。





「“柳”くん、さっきはありがとうございました。」


「きにするな。」


やっぱり“柳”くんはかっこいいなぁ。でも。


ーー最近“柳”くんが絶対しないような顔をするのはなぜ?



◆【???】視点◆


くっくっく、肉体を消し飛ばされた時はどうしようかと思ったが、おかげでこの“最高”の肉体を手に入れられた。くっくっく、《ステータス》


■ ■


【名前】レイ・ヤナギ(柳 霊)

【種族】人間

【年齢】17

【Lv】35

【状態】憑依

HP5000/5000

MP3500/3500

霊力0/0(50000/50000)

STR 6500

VIT 5000

INT 2500

MND 3600

SPD 7000

DEX 1500

LUK 100


ノーマルスキル

【格闘術】【体術】【魔力纏:火】

【魔力纏:無】【魔力纏:風】【魔力纏:雷】【物理攻撃耐性】 【状態異常耐性】


エクストラスキル

【魔力纏:複】【重力魔法】


ユニークスキル

【完全鑑定】【完全隠蔽】

【異名スキル:舞闘王】


種族スキル

【無魔法】【生活魔法】


■ ■


【魔力纏:火】

全身に“火属性”の魔力を纏わせられる。

【魔力纏:風】

全身に“風属性”の魔力を纏わせられる。

【魔力纏:雷】

全身に“雷属性”の魔力を纏わせられる。

【重力魔法】

MPを消費して“重力属性”の魔法を使える。

【完全鑑定】

ありとあらゆるモノを完全に鑑定できる。

【完全隠蔽】

自身の隠蔽したいモノを完全に隠蔽できる。

【異名スキル:舞闘王】

素手での戦闘時のみ、〔STR〕〔SPD〕〔DEX〕が100倍になる。

奥義【覇天龍閃撃】が使用できる


■ ■


くっくっく、この肉体があれば、ヤツを、【怠惰】を殺すことが出来る。それまでは、回りのヤツらも、この肉体も利用させてもらおう。



ーーいや、この肉体はずっと、使ってやる。




あれ?あっちにもレイ、こっちにもレイ……、

は!最後のヤツはいったい。

ちなみに、【怠惰】はいいヤツです。


クラスメイト紹介


“マコト・シロミヤ”(白宮 真)

備考:ちょっとチャラいのがたまにきずだが、根はいいヤツ。レイの親友【異名スキル:賢者】持ち。


【異名スキル:賢者】

【全属性魔法】を習得。全ての魔法の威力と性能が上がる。

奥義【スターダスト・レインボー】が使用できる


“コユキ・ミヤマ”(深山 小雪)

備考:学年一の美少女で、非公式のファンクラブまであるほど、一ヶ月に一回は告白されるが、全て断っている。レイのことが中学の頃から好き。

【異名スキル:聖女】持ち。


【異名スキル:聖女】

回復系スキル・魔法の回復量が上がる。

【聖魔法】の威力・性能が上がる。

奥義【聖女の祈り】が使用できる


“シン・シホウザト”(至宝里 信)

備考:学年一のイケメン。大金持ち。小雪のことを気に入っていて、自分のモノにしようとしているが、相手にされない。レイのことを嫌っている。【異名スキル:勇者】持ち。


【異名スキル:勇者】

聖なる武具を持っている間、全ステータス値が十倍になる。全魔法の威力が上がる、全スキル性能が上がる。

奥義【聖天邪滅斬】が使用できる


【覇天龍閃撃】

手に、全てを破壊するエネルギーをこめた後、殴り付け相手を倒す技。

レイ本人なら、自身の周囲に放つ【覇天龍閃波】や、収縮させ一方向に放つ【覇天龍閃砲】などの派生奥義を創り出します。

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