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邪竜と、壊された日常と、あっけない最期。

十一話目です。

そろそろ、クラスメイト達のこと書かないと。とおもってきました。

視点が変わったりします。

どうしてこうなった?


ーー壊された町、荒い息を吐いているフィーと、シェテ。彼女達が対峙しているのは……。


……黒紫色の体をしたドラゴンだ。


まったく、本当にどうしてこうなった?

俺は町に着いた時のことを、思いだした。





「やっと着いたな。」


「ん。」


「本当ですよ。」


やっとこさ、町に着いた。ここまで長かった。途中、巨大カタツムリがいたり。巨大ミミズがいたり。巨大ムカデがいたり。巨大たこ焼きがいたり。(最後のは、巨大なたこ焼きからタコ足がはえて動いていた。オクトボールと言うらしい。)

色々な、モンスターがいて時間がかかってしまった。


「で、この後どうする?」


「買い物。」


「じゃあ、私もフィーさんについて行きます。」


「俺は近くの森で、【霊術】の練習するわ。」


という訳で、俺達は別れて行動することにした。



◆フィー視点◆



私は今、シェテを連れて買い物中だ。


「わ〜、色々ありますねぇ。」


本当に色々ある。こうなると、迷ってしまう。とりあえず、野菜は、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、などなど…。


「鶏肉、豚肉、牛肉……、どれがいい?」


「豚肉がいいです!」


レイは何でも食べるからいいので、豚肉に決定。


「次は、服を買おう。」


「はい!動きやすさ重視で。」


「ん。」


レイが聞いたら「美少女なんだから、普段はもっと可愛い服着ればいいのに。」といいそうだが、ヒラヒラした服だと戦う時邪魔になるので、却下だ。


「よぉ〜、可愛い娘ちゃんたち。俺達と一緒に遊ばな〜い?」


頭の悪そうなヤツらがきた。


「何ですか?この頭の悪そうな人達?」


シェテは正直だ、だが正直すぎる時がある。だが、今回はほめよう。何故なら、バカどもは何を言われたのか分からず呆けている。今のうちに服屋に行こう。


「シェテ行こう。」


「はい!」


「おいおい、無視するなよ。」


「そうだぜ。これは、ちょっと痛い目みないと駄目かな〜?」


むぅ。もう立ち直ったか。


「邪魔。」


「そうです!邪魔しないでください!」


面倒だから、レイから習った当て身を食らわせて、気絶させよう。シェテは、もう一人気絶させてるし。さっさと倒せたので、服屋に向かう。





「ありがとうございました〜。」


気になる服があったので、思わず買ってしまった。シェテと一着ずつ、レイにバレると着せられる可能性があるので、私の〔アイテムボックス〕に入れておく。


「これで、大丈夫ですね!」


「ん。」


その時だった、そいつが現れたのは、


ーー突然影がさす。


ーー上を見上げると、そこには……


……“邪竜”がいた。



◆シェテ視点◆



嘘、嘘でしょ!?な、なんで“邪竜”がこんなところに!?……前にもこんなこと、思ったきが。いやそれよりも。


「フィーさん!」


「ん!」


倒せるとは思わない。でも、町の人が逃げるまでの時間稼ぎだけでも。




「強すぎ…ます。」


「限界。」


いくら攻撃をくわえても、傷一つ付かない。

フィーさんの使った、【奥義】が少しだけ傷は付けただけだ。


「もう“アレ”を使うしか…。」


絶対に使いたくなかった、奥の手を使おうと思ったその時…。


ーー“邪竜”が突然口を開く。


「ッツ!?【ブレス】を撃つき!?」


「フィーさん!逃げましょう。早く!」


「無理、間に合わない!」


もうダメ。諦めかけたその時。


「〔雷神の槍〕ィィィィィ!!!」


“誰か”が私達の前に出て【ブレス】を受け止めた。


「レイ!?」


「師匠!?」


「悪い!待たせた !ってこいつの技威力高すぎ!もういっちょ、〔雷神の槍〕!」


師匠の技が“邪竜”の【ブレス】を相殺する。


「面倒だから、“アレ”を使うか。」


一帯何を使うのだろうか?“邪竜”を倒せる技を、師匠が持っているとは思えないが、その時は師匠を信じようと思えた。



◆レイ視点◆



【霊術】のレパートリーを増やして帰って来てみれば、何故かドラゴンがいるという超展開だった。ちなみに、新しい【霊術】は次の二つ。


【霊術:風】〔風神の剣〕


【霊術:雷】〔雷神の槍〕


それじゃ、さっさとドラゴンを倒そう。


「【憑依】」


『GROOOOO?』


自身の異変に気付いたようだが、もう遅い。


『【魂魄破壊】!』


ドラゴンの魂が砕け散る。それを確認して、外に出る。魂を破壊しても生命活動は止まらないので、止めをさすため、首に全力で〔風神の剣〕を放ち両断する。


「ほい。終了っと。」


「「へっ?」」


二人共驚いてるな。


《Lvが上がりました。》


おっ、【Lv】上がった。





フィーの料理の腕前は三ツ星クラスです。

カレーでも作るんですかね。


【ブレス】

【竜の吐息】またの名を【ドラゴンブレス】基本的に【ブレス】と呼ばれます。竜の代名詞とも言われる技ですね、コレがないとドラゴンじゃない!と思います。


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