異世界へ
九十二話目です。
「よし! これでいいかな?」
二日目のデートを終え、今日はもう三日目。異世界に、帰る日だ。
持っていくものをまとめ終わったので、後は他の皆なを待つだけだ。
「終わった。」
「準備おーけーです!」
フィーとシェテは準備が出来たようだ。
「お待たせしました。」
「もういいわよ。」
コユキとヒツキも準備が出来たようだ。
「それじゃ、最後に母さん達に挨拶して、行くか。」
三日間はとても短かったが、また来れるので、思ったより寂しくはない。
「フィーさんシェテさん、レイさんをお願いしますね。」
「孫が出来たら見せにこいよ。」
「兄様! また義姉様達を連れて来てくださいね!」
「兄上、頑張ってください。」
「レイ! 柳家の力を見せてくるのじゃ!」
「もう十分見せて来たようですけどね。」
皆なあまり寂しそうじゃないな、まぁ、一ヶ月なんて直ぐだけどな。
「コユキとヒツキも家の人に、挨拶してきたのか?」
「はい。バッチリです。」
「えぇ、大丈夫よ。」
「そうか。っと、時間みたいだな。」
俺達の身体が光出す。
「それじゃあ、皆な、またな!」
そして、俺達は異世界に戻った。
◇
「帰って来たな。」
「うん。」
「ですね。」
「ちゃんと、帰って来れました。」
「荷物もあるしね。」
地球と、異世界どちらも、俺達の故郷なのだろう。
「さぁ~て、異世界に帰って来た事だし、国王らしい仕事してきますか!」
「それって、なんなんですか?」
「国の見回り。」
「釣り。」
「(ギクッ!)」
「フィーちゃんの言う通りです。そんな事言って、釣りに行くんじゃないですか?」
「レイの事だから、あり得るわね。」
「HAHAHAHA! 何を言ってるんだ? 見回りだよ、見回り。」
「一緒に行く。」
「師匠! 私も行きます!」
「見回りなら、私達も動向していいですよね?」
「釣りじゃないものね?」
「HAHAHAHA! 一人で十分だよ! 行って来ます!」
「「「「待ちなさい!」」」」
全力ダッシュで部屋を抜け出す。
「うぉぉぉぉぉ!」
「国王様、アレクルから使者が「後で!」待ってください! 釣りに行くきですね! 国王様が釣りに行きまーす! 止めてください!」
『了解!』
くっそ! 城にいるメンバー全員で、俺の趣味の邪魔か? 少しぐらいいいだろ!
「いたぞ!」
「捕まえろ!」
「給料上げろ!」
「さらっと、願望言ってんじゃねぇ! そんな事国王補佐官に言え!」
逃げる、逃げる、何処までも。たとえ、地の果てまで追いかけられても、俺は釣りをする!
「釣りをするために、異世界の果てまで行ってやるー!」
「「「「「「「「待てー!」」」」」」」」」
異世界に帰って来た俺を待っていたのは、いつもの日常だった。
現代編終了




