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可能を不可能にする【男】スモークマンの目覚め
夢を見た。
雲の中を自由自在に飛ぶ夢であり、
人は信じない、静かに人間あらざる魂が此の世に足を運びつつある事を、
人は信じない、古の存在が置いたパンドラの匣、それこそが夢から醒めた夢、即ち現実である、
現実世界に存在する【結界】が壊れた時、それは世界の【滅び】すら意味するであろう事を、
夢やうつつを構成しているのは物質であり、【精神】である、
しかし【物質以外の構成素養】を著しく躊躇に書いたこの一連の【出来事】は、
【世界の民】から嫌われていた。
雲の中を飛んでいる【スモークマン】と言う男、しかしその後方の雲の【合間】から、一人の【男】が飛翔してくるのが見えた!
「君は誰だ?」
真っ白い煙のかたまりであるスモークマンはその赤髪の少年に話し掛けた。
「え!俺はジーク、あなたも夢のキャラクターですか?」
「いや、俺はいま、夢を見て、あなたも?ま、まさか!」
そのまさか!二人は実在の人間であり、スモークマンの夢にジークの夢からジークが【夢の通い路】を通って入ってきた。
普段は垢の他人である二人は夢の中で実際に出くわしてしまったわけだ。




