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― 第三章 ― *罠*


 翌日。

 天気は雨だった。昨日の夜から降りだし、それは翌朝まで続き、天気予報でも今日は1日中雨になりそうだと言っていた。

 空はどんよりと低く、どこを見渡しても青い空が覗いているところはない。運動場の地面に雨が打ちつける。その様子を、レイカは教室の窓から静かに見ていた。

 今は3時限目。こうして外を眺められるので、古文ではない。この時間は数学だった。

「えーっと・・・この数字を使ってですねー・・・」

 のんびりとした声が教室内に響く。教卓の前では、背が低く、少しハゲかかった中年男性が教科書を見ながら懸命に説明していた。名は確か・・・和田(わだ)と言っていただろうか。教師の名前など興味がないので曖昧(あいまい)だ。

 和田はおどおどしながら、傾いた眼鏡を指で押し上げる。そんな和田を見ないように、レイカはワザと何もない窓の外へ視線を外していた。

 はっきり言って、この和田という教師()目障りだった。おどおどとした態度。語尾を伸ばす癖。その上教え方も下手となれば、どうして教師になれたのか不思議でならない。おまけに、授業を聞いている生徒はせいぜい2、3人と言っていい。生真面目すぎる生徒が聞いているくらいだ。その他は、レイカのように授業を聞かずそっぽ向いているか、目の前のカズサのように爆睡しているかのどちらか。ひどい場合は授業をサボっている生徒もいる。

 この数学という時間ほど、無駄な授業はないだろう。和田の話を聞いていても意味がわからない。自分で教科書を開いて、学習した方が遥かに理解できるほどだった。それほど、この授業は無意味な時間でしかなかった。

「それでですねー・・・ここをこうすれば、ほら、こうなるんですよー」

 何がこうで、こうなるのか。思わず突っ込みたくなったが、レイカは眉をひそめるだけで終わらせた。

「グカー・・・」

 机に突っ伏して爆睡しているカズサ。授業中によくこんな爆睡ができるなと、ある意味で感心したりする。

 こうしてほとんど毎日、授業中は寝ているカズサだが、意外に勉強は出来る方なのだ。寝ているせいで授業の内容は聞いていないはずなのに、何故だか先生に当てられた時や友達からの質問にはしっかりと答えている。本人(いわ)く、ちゃんと家で勉強しているからだとか。

「ん・・・?」

 不意にカズサが身じろぎをした。そしてゆっくりと起き上がり、大胆(だいたん)に大きな伸びをする。和田は黒板に向いていたので気付いてはいない。まぁ、気付いたとしても何も言わないだろう。

「ふぁあ・・・よく寝た」

 ついでに大きなあくびを1つ。呆れてものも言えない。

「ん?何だ、黒崎?」

 すると、いつの間にかカズサを見ていたレイカの視線に気付いた。その事実に、レイカは慌てて視線を外す。

「・・・何でもない」

「そうか?すっげー、ガン見されていたような気がすんだけど」

「・・・気のせいだと思う」

「そっか」

 レイカの言葉をあまり追求せず、カズサはいつものようにヘヘッと笑った。

 そんなカズサの様子を視界の端で見ながら、レイカはふぅーと小さく息をついた。


   †


 ――――― 眠い。


 ものすごい眠気がレイカを襲っていた

 時間は3時限目からすでに5時限目の後半までに過ぎていた。

 5時限目は最悪の古文だった。もちろん、担当はあの原田。昨日の続きの文章を黒板に書いていた。

 5時限目は、他の時間とはまた違う。そのわけは昼食後だからだ。お昼ご飯を食べた後は、少なからず睡魔が襲ってくる。しかも退屈な古文の授業と重なっているとなれば、その眠気は半端なものではない。

 レイカの他にも眠気と戦っている生徒も少なくないだろう。しかし、意外な事に目の前のカズサは起きていた。午前中に爆睡したので、目が()えているのだろう。

「で、ここは昨日言った通り助動詞であって ―――――」

 原田の声が遠くから響いているような感覚になる。

 (まぶた)が重い。意識が飲み込まれそうになる。

 黒板の上の時計を見上げる。(かす)んで見えたが、時刻はしっかり見えた。あと5分もしないうちに終わるようだ。

「――――― が、実は ―――、――― だから ――――」

 さっきよりも原田の声が聞き取りにくい。すでに何を言っているのかわからない。

 もう少し。あともう少しで授業が終わる。

 今日は珍しく、原田は何も言ってこない。変だな、とは思ったものの、言ってこないのならそれでいい。(わずら)わしい思いをしなくて済む。

「――――― い!――――――!――――、――――――― い!」

 原田が何かを叫んでいる、ように聞こえる。ちゃんと日本語話してよと思うが、思う様に思考が働かない。気付けば何だか視界は真っ暗だ。

「おい、黒崎」

 カズサの声も聞こえてきた。一体何なんだろうか。あたしを呼ぶ声がする。それも、呼ぶと言ってもものすごく小声だ。レイカは眉を寄せながら口を開く。

「・・・何?」

 途端、

「黒崎!起きなさい!」

 ビクッ、と。突然の怒鳴り声に、レイカは目を見開く。そこで、自分が寝てしまっていた事に気付いた。自分の机の脇には原田が立っているのが視界の端で分かった。目の前に座っているカズサがこちらを見て、だから言ったのにと小さく呟いたのが聞こえた。


 ―――――― 不覚だった。


「最近、授業中に窓の外ばかり見ているかと思ったら、今度は居眠りか。全く、黒崎の授業に対しての意欲が見られないぞ」

 そう言って、レイカの机を指でコツコツ叩く。それでも、レイカは原田を見ようとはしなかった。

 見たくなかった。

「・・・すみません」

 とりあえず、いつも口にしていることをいつも通りに言った。これでいつも通り授業に戻って ―――――― くれなかった。原田は小さくため息をつき言った。

「すみませんって、いつも言っているが。ちっとも反省していないだろう?」

 今日に限って深くまで追求してきた。いつもは「すみません」と聞けば、すぐに授業に戻っていたのに。レイカは不愉快そうに眉を寄せる。しかし、原田の説教は続く。

「今までは特に言わなかったが、今回はそうもいかないだろう。――――― そこでだ」

 そう言って、レイカの顔の前に人差し指を立て、顔を覗き込む。顔を背けようかと思ったが、そうすればまた何か言われるに違いない。せめて視線だけでも、と視線を下に下げる。だが、それはすぐに驚きと共に上げる事になる。

「今日の放課後、教室に残っていろ。今までの分の復習をするぞ」

 その言葉に、レイカはガバッと顔を上げる。至近距離で原田と視線が合う。

 まさか、それって・・・。

「それって、補習って事っすか?」

 驚きのあまり声の出ないレイカに変わり、そう言ったのはカズサだった。周りの生徒達もその言葉は聞こえたらしく、ドンマイやらかわいそうやらの同情の声が上がる。

「まぁ、そう言う事になるな」

 カズサに返答する原田の表情はどこか涼しげで、レイカのカンに障った。

「・・・補習までしなきゃいけないんですか」

 怒りを押し殺した声で、低く呟くように言うレイカ。鋭く睨んだが、原田はさらりと軽く流した。ただ、カズサが少し怯んだように見えた。

「そりゃあ、日頃の行いが悪いお前が悪い。ワンツーマンでやるから、覚悟しとけよ?」

 そう原田が締めくくったのと同時に、5時限目の終わりのチャイムが鳴り響いた。

「・・・・」

「それじゃ、補習、サボるんじゃないぞ?」

 無言で睨みつけるレイカに笑みを残すと、原田は教卓に戻った。

 そして、長かった5時限目が終わった。


   †


「――――― というわけで、今日は一緒に帰れなくなっちゃった」

『そうか。まぁ、仕方ないだろう。そういう日もある』

 放課後の女子トイレの手洗い場でレイカは電話をしていた。辺りに人の気配はない。

 耳に当てた携帯から素っ気ない声が流れてくる。それが少し寂しかったりした。

「ごめんね、翔吾」

『気にするな。謝る必要はない』

「うん・・・」

『とりあえず、何かあったら連絡しろ』

「う、うん・・・」

 何故(なぜ)そんな事を言ったのか分からなかったが、レイカは戸惑いながら返事をする。それを聞くと、翔吾は電話を切った。後にはツー、ツーっと音が鳴る。

 静かに耳から電話を離し、レイカも電話を切る。携帯をポケットに()じ込み、軽く息を吐く。目を伏せ、一時何かを考えるように黙った後、レイカは不意にトイレから出た。


 補習が始まる時間は午後5時からだった。それから1時間すると言っていたので、6時には終わるはずだ。ただ、原田の言う事が本当だったら(・・・・・・)の話だが。

 現在時刻、午後4時40分。始まるまで後20分。

 その間、何をしようか。図書室に行こうかと思ったが、今日は委員会の話し合いで図書室が使われている事を思い出す。早めに教室で原田を待っておくという手段もあったが、その気は全くといって無かった。

 翔吾に連絡を終えた後、レイカは行く当てもなく東校舎の廊下をぶらぶらと歩いていた。すれ違う生徒はほとんどいない。皆、帰宅したか部活に(おもむ)いているからだ。

 すると、いきなり後ろから肩を叩かれた。驚きのあまり、バッと振り返る。

「!」

「―――― っと。ごめん、黒崎」

 そう言って、レイカの肩を叩いた人物 ―――― 藤島カズサはすまなそうに言った。

「・・・何か用?」

 不意を突かれた事に苛立(いらだ)ち、レイカは軽くカズサを睨む。それに対し、カズサは引きつった笑みを浮かべた。

「そんなに睨むなよ、そんなに驚くとは思わなかったんだ。――― まぁ、別に用は無いんだけどな。教室に忘れもの取りに行ったら黒崎が見えたからさ。声かけちまった」

 それだけだ、と言って今度は引きつった笑みではなく、いつも通りのどこか抜けたような笑みを浮かべた。

 ――――― 調子が狂う。

 そんなカズサを、レイカは不愉快そうに冷たく睨む。

「用がないのなら、何で声をかけるの?」

「いや、見かけたから・・・なんだけど」

 冷たい言葉を投げつけるレイカに、カズサは戸惑ったように頬を()く。

 カズサの格好は制服姿ではない。運動部が着ているような、部活動用のジャージだ。赤いジャージを上下着ているカズサは、いつもの制服姿よりもラフだ。そう言えば、カズサの部活動の服装を見た事がなかった。だが、部活とは無縁であるレイカでも、カズサがこれから部活に行くのだとすぐに察しがつく。

「・・・これから部活なんじゃないの?」

「あぁ。っというか、黒崎は俺が何部か知っているっけ?」

 早く行けば?というレイカの心の言葉をつゆ知らず、カズサはさらりと話題を変える。

 思い通りに行かず眉を寄せるレイカだが、ここは素直に会話をする事にした。時間までまだ少しある。その間くらい、暇つぶしとして話し相手になっても良いかもしれないと思ったのだ。

「・・・知らない」

「そっか。俺、サッカー部のキーパーなんだ。もしよかったら、今度見に来てくれよ。黒崎が来たら、俺スッゲー頑張れると思うし」

 そう言って、カズサは照れるように笑った。

 何で見に来てなんて言うのかレイカには理解できなかったが、ここは適当に返答する。

「・・・まぁ、気が向いたら」

 すると、カズサの表情が一気に明るくなる。

「ホントか?よっし、俺部活頑張るよ!黒崎も、補習頑張れよ!」

 それじゃあな、と。満面の笑みを残し、カズサは部活に行くべく廊下を駈け出した。すぐに角を曲がり視界から消える。

「・・・・はぁ」

 嵐が去ったと言わんばかりにため息をつく。カズサが居なくなった途端、廊下は一気に静かになった。ただ1人、レイカだけが立ち尽くす。ふと、窓の外に視線を向ける。

 窓の外は中庭だった。均等間隔に並ぶ木々は秋色に染まり、風に吹かれて落ち葉を散らした。空は相変わらずどんよりと重く、まだ雨は降ってはいなかった。だが、いつ降ってきてもおかしくはない。

 そういえば、今日は傘を持ってくるのを忘れてしまった。寝坊して慌てて出てきてしまったからだ。

 そのことを思い出し、自分に対して呆れた。雨が降ると分かっていながら忘れるとは。

「はぁ・・・」

 自嘲(じちょう)気味にため息をつき、ふと腕時計を見る。時刻は補習開始の5分前を指していた。

 時間に遅れたら遅れたで五月蠅(うるさ)く言われるだろうなと思い、レイカは(きびす)を返し教室へと向かった。


   †


 誰も居ないはずの教室を開ける。だが、すでに原田の姿はあった。ドアを開けて立ち尽くすレイカを見るなり、原田は嬉しそうに笑みを浮かべた。

「おぉ、ちゃんと来たな。まぁ、お前に限ってサボるなんて事はしないだろうと思っていたよ。さぁ、始めようか」

 どうやらやる気満々らしい。なるべく原田と視線を合わせないように、教室に入って自分の席に着く。だが、

「おい、黒崎。そんな後の席に座らないで、前に座りなさい」

「・・・何故ですか?ここ、私の席なんですが」

 さっそく黒板に文字を書こうとしていた原田が、不審そうにレイカを見る。逆にレイカは、半場睨みつけるように原田を見た。

「今はいつもの授業じゃないんだぞ。補習なんだ。それに、受ける生徒はお前しかいないだろう。どうせだったら、ここに座りなさい」

 そう言って指を指した席は、生徒だったら絶対に座りたくない、教卓の前の席だった。

「ほら、どうした。さっさと座れ」

 躊躇(ためら)って動かないレイカを追い詰めるように、原田は重ねて言った。それも、命令形で。

 仕方なく、レイカはしぶしぶ前の席へ移動する。それを確認し、原田は再び黒板に向いた。その背中に、殺気さえ含めた眼でレイカは鋭く睨んだ。


「えーと、ここは昨日やったところだな。簡単な文だからすぐに出来るだろう。それじゃ、この文の訳を書いてみなさい」

「・・・・はい」

 時刻は午後5時38分。早くも補習が始まってから、約30分が経過した。

 教室には変わらずレイカと原田のみ。変わったことと言えば、黒板にはこれでもかと文字が埋め尽くされ、レイカのノートには真面目にも綺麗に書き写していた。

 窓の外は雨が降っていた。ざー、という耳障りな音と、雨が窓を打ち付ける音が教室内で響く。それも聴きながら、レイカは原田に言われたとおり、ノートに指定された文を訳する。

「・・・できました」

「どれどれ」

 言いながら、原田はレイカのノートを覗きこむ。距離が異常に近い。レイカは悟られないように、少し距離を置いた。

 まじまじとノートを覗きこんだ原田は、不意に顔を上げレイカを見るなりにっこりと笑って見せた。ついでに親指を立ててグーをする。

「黒崎もやればできるじゃないか。完璧だよ」

「・・・どうも」

 テンション高めの原田に対し、レイカは低めだ。当たり前だ。何でこんなにテンションが高いのか、逆に疑問に思うほどだ。レイカは不機嫌に眉を寄せる。

「さて、あと半分だな。とにかく、今日は黒崎がばっちり解るまでは、返すつもりはないからな?」

「・・・何時に終わるんですか?」

「それは黒崎次第だ。早く終わって欲しいのなら、つべこべ言わずに真面目に取り組んでくれ」

 レイカの質問に一方的に答え、原田は教卓へ戻る。文の続きを黒板に書き出した。


 それからさらに時間は経った。雨は一向にやむ気配はない。しかも、さっきよりもひどさを増していた。濡れて帰る事は避けられないようだ。

 時計の針はすでに7時を回っている。それでも、原田は補習を終わろうとはしない。おまけに、授業ではやっていないようなところまで進んでいた。たぶん、時間を見ないうえに張り切り過ぎてしまっているのだろう。

「それで、ここは形容詞じゃなくて、形容動詞であって・・・」

 黒板の前で説明を繰り広げる原田を、レイカは不安混じりの視線で見ていた。

 もうとっくに終わっていい時間だ。あれから軽く2時間はやっている。それに、完全下校時間も過ぎている。いつ終わるつもりなのだろうか。

「黒崎、聞いているか?」

 ふと見ると、原田の顔がいつの間にか目の前にあった。目が合うと、原田は笑った。

 その笑みを不快(ふかい)に思ったが、この際聞いておく事にした。

「・・・先生、いつまでやるつもりですか?もうとっくに7時を回っていますよ」

 鋭く睨みつけるレイカの言葉に、原田は気付いたように時計へと目を向ける。そして、もうこんな時間か、とわざとらしく呟いた。

「全然気付かなかったなぁ。まぁ、とりあえず、補習()終わるか」

 あからさまに取り(つくろ)ったような笑みを浮かべ、原田はチョークや教科書をまとめ始まる。そんな様子を見ながら、レイカの頭の中で何か引っかかりを覚えた。

 さっきの原田の言葉。


 ―――――― 補習は終わるか(・・・・・・・)


 補習は?何か、他にあるような言い方だ。

 しかし、レイカは深くは考えなかった。普段真面目に授業を受けないので、今回の補習は普段の倍、レイカの中の疲れを増幅(ぞうふく)させていた。それ(ゆえ)に、思考がうまく働かなかった。

 とりあえず、もう終わるのだ。気にする必要はない。無駄に考えても、疲れが溜まる一方だ。それに、今日はもう寝たい。

 てきぱきと教科書やらをカバンに詰め込み、レイカは重い頭の中でそう呟く。

「じゃあ、気を付けて帰れよ。雨も降っているからな」

「・・・ありがとうございました」

 原田の心配(こころくば)りに、レイカは心にも思っていない感謝の言葉を口にする。席を立ち、原田に背を向け、早くここから立ち去りたいと思いながら早足で教室を出た。

 瞬間、

 

 ―――――― ガンッ!


「っ?!」

 鈍い音が響いた。それと同時に頭に強い衝撃が走る。鈍い痛みが頭の中を支配し、一気に視界が真っ暗になる。体から力が奪われ、レイカはその場に倒れた。

 遠のく意識の中、自分が誰かに殴られたのか分かった。殴ったのは他でもない。

 気を失う直前、レイカの視界の端に原田が手に何かを持っていた。

 その顔には、今まで見たことのないような邪悪な笑みが浮かんでいた。

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