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― 序章 ―

 


 ――――― 聖火学院


 この学院の高等部校舎には、昔から不思議な現象があった。

 それは、誰もいないはずの時間、深夜1時に鳴るはずのないチャイムが鳴るということだった。

 それは、校内だけに鳴り響くモノ。

 もし、その時間に校内に居て、そのチャイムを聞いてしまうと、異世界へと呑まれてしまう。そして2度と、帰ってくることはできない。

 永久に、もう1つの校舎(・・・・・・・)の中をさまようことになるのだ。

 この事を、生徒達は『永久迷路』と呼んでいた。

 永久迷路に巻き込まれると、自然と他人に自分の存在を忘れられる。

 もし、全ての存在に自分の存在を忘れられると、その人間の存在は消去される。


 ――――― だから、決してこのチャイムを聞いてはいけない。


   †


 黒崎零架(くろさきれいか)は昼休みの廊下を歩きながら、ふとこの噂の事を思い出した。

「ハァー・・・」

 バカバカしい。

 何が“永久迷路”だ。大体、そんな深夜まで学校にいるなんてどんな物好きでもそうはいないだろう。

 レイカは心の中で悪態をつく。

 まぁ、どうせ単なる噂だ。レイカはそれ以上深く考えなかった。

こんにちは、またははじめまして。

短編小説に続き、今度は長編を書いてみようかと思い、こうして書いたまでです。

この小説は、別の場所で書いていた小説に、少し手を加えたものです。

まだ序章の段階ですが、気になる点がありましたら、容赦なくコメントをください。

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