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フォールインスカイ

 気が付くと、俺の体は自由落下していた。


「落ちるううううう!」


 さっきまで話していた転生担当の天使はどこに?


「こういうときは、たしか手を広げて―」


 落ち着け落ち着け落ち着け、転生して早々に死ぬのは御免こうむりたい。


 いいや、この場合は赤ん坊になってないから転移か。


 気休め程度の減速がかかる。いや、むしろ加速してるかもしれない。


「俺はムササビ、俺はムササビ」


 そんな自己暗示をかけながら必死にクッションになりそうなところを探す。


 あそこならと思い、藁にもすがる思いで牧草地っぽいところにある牧草の山を目指した。


 わずかな助かる確率に賭けて、体を丸め、頭を抱えた状態で神に祈った。


「って、落としたの神じゃん!」


 俺は目をぎゅっとつむった。

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