表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/35

先駆者

「じゃあ、まずはあなたがここに来た経緯を詳細に答えなさい。死ぬ前から死んだ後までね」


「えっ」

 先ほどもそうだったが俺が転生者であることを知っている? どういうことだ。


 彼女は手を後ろに回して頭を掻くと、俺が答えを発するよりも先に話す。


「実は私も転生者なの。きっとあの天使に言われるままほいほいここまで来たんでしょ。心配しなくても大丈夫。全部話して」


「お前もあの天使のことを知っているのか」


「ええ。年に1回くらいは会うわ。私の他にもう1人転生者が来ると言ってたけどあなたのことね」


 会うのか。今度文句言っておこう。

 とはいえ、目の前の少女が嘘をついている可能性は捨てきれない。

 慎重に、俺は言葉を選んでいく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ