表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/35

質問

 みるみるうちに高かった視界が狭くなっていってもとに戻った。


 手を見る。人間の手だ。その手で顔を触る。人間の顔だ。


 縮む直前に少女が駆けて行った方向に見えた小屋の方向へ駆け出す。


 その足はいつもの人間の足だった。

 周りの地面は陥没し、少し走りにくかった。

 まるでゆめのような出来事に俺は首を傾げずにはいられない。

 しばらく走ると小屋から少し離れたところに赤髪のツインテール少女は槍を持って仁王立ちしていた。


「一度そこで止まりなさい。体を動かさないで!」


 睨みつけられた覇気に圧倒されて言う通りにする。


「いくつか聞きたいことがあるから答えなさい」


 こちらへの殺気が溢れてくるのがわかった。


「じゃあ、まずは ―――」


 一方的に、そして威圧的に彼女は質問を重ねていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ