表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/35

第一声

「空から落ちてきましたよね。どうかしたんですか?」


 目の前の少女が話しかけてくる。


 俺は無言で目を逸らす。


 どこから話せばいいのやら。


 あと、目の前の少女が美少女過ぎて緊張していた。


 彼女は真っ直ぐに綺麗なエメラルドのように光る目でこちらを見つめてきた。


 視界の端で青い髪が揺れている。


 ただでさえ美少女なのに、エルフの耳が揺れるのが可愛くて仕方なかった。


 いや、エルフには長寿という本もあったからおばあちゃんだったりするかもしれない。けど、愛さえあれば関係ないよね。


 俺が異世界で声をかける第一声に迷っていると、彼女が気になる発言をした。


「ほんと、私の重力制御魔法が無かったらどうなっていたことか」


「ん、今なんて?」


 俺は血の気が一瞬にして引いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ