1/2
プロローグ
どうも!らいらいくまむです!楽しんでいってください!
この世界にはある言い伝えがあった。
ーーーある時、外を歩いていると辺りの景観から目立つ
家を見つけることがある。屋根の看板には「復讐家」
と書かれており、その中に入ったらもう外には出れな
いだろう。ーーー
「まぁ、それが僕なんだけどね」
僕の名はリリック。復讐家として知られている。あ、
名前までは知られてないよ。
「あ〜あ。飽きたなぁ。復讐を依頼してくる人の目や
仕草、もう一目見たら絶望した人間ってわかるように
なっちゃったよ」
暗い人間は腐るほど見てきたんだよね。まぁ、こんな
仕事してるしね。
「あぁ、優しい人に触れ合いたいなぁ!あ、そうだ、
冒険者になっていろんな人と仲良くなろう!」
そうして僕は、この家から出ていった。