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表舞台~繋ぎゆく終末への時間~  作者: スシェリー
1章 覚醒、チート能力!!
4/14

■■■■ている■■

私レミルスはある困ったことがあった。

それは余りにも物事が上手く進むことである。

幼い頃から欲しいものは父が買ってくれたし、厄介なことは全て直ぐに解決出来た。

そして私は■■■■に色々教えてもらった。

例えば知識。

例えば武術。

例えば話術。

特に武術が凄く、■■■■は物凄く強かった。

その人は伝説とも言われる生き物、ドラゴンすら倒す討龍者(ドラゴンスレイヤー)でもあるからだ。

ある日、幼い私はその■■■■に聞いた。

「ねえ、なんでおねえさんはそんなにつよいの?」

とまぁ今考えてみれば凄い率直に聞いたなぁと思う。

しかしその人は優しく、だけどどこか悲しそうな表情で答えた。

「私は強くなんかないよ。勝てない相手はいるし、困ったことがあったらないちゃうときもある。

全然強くなんかないよ。」

とその”金髪”の女の子は答えた。

「おねえさんもないちゃうときがあるの?」

「うん。私は昔から大変なことに巻き込まれてしまうことが多くてね、よく怪我をしちゃうんだ。」

「だったら私がなおしてあげるよ!」

とその時の私は答えた。

■■■■■■■■■■。





そして3年後、私が十歳になった時、あの事件はおきた。

ある日、目を覚ますと焦げ臭いような匂いと共に鉄の匂いが充満しているのに気がついた。

外が騒がしい、なんだろう。






キキタクナイ





とりあえず私は下に降りることにした。下に降りればいつもの様に母がまた寝癖がついてるとか言いながらご飯を出してくれる。





イッテハイケナイ





私は早速着替え、扉に手をかける。

アケタラコウカイスル

そして扉を開けるとそのにいたのは………


母だった。





いや、


母”だった”ものがあった

「………」

その物体は腕が捻れ、頭からは脳と思われる物体が飛び出していた。

廊下の反対側がなかった。


そして私は考えない、見ない、聞かないようにしていた外の音を聞いてしまった。


「いや、嫌だ……嫌だァァァァァァァたずげでぐれぇぇぇぇぇぇあああああ!!!」


「おどうざぁぁぁん、おがあざぁぁぁん、どごおぉぉぉぉ」


「逃げろォォォ!!!早く逃げえ………ァァァ!!!」


そこから聞こえたのは悲鳴、鳴き声、怒り、そして謎の咀嚼音。

私は直ぐに下に降りた。そして…………






そこはまさに阿鼻叫喚だった。

村は燃え、謎の魔物達が皆を襲い食べていく。


「う……そ……」

私はもう声も出なかった。

そこで私はある事を考えた。

あの人は?


よく見てみればあの金髪の女の子だけがいないのだ。ドラゴンすら倒せる実力があるのならこんな魔物達、簡単に倒せるのではないかと。

だが………


上空から剣の交わる音が聞こえた。

そして上を見ると。






”なにか”と戦う彼女がいた。




いや、彼女と思わしき人物である。

何故なら彼女はいつもの優しいような顔が今はまるで憎しみに歪んでいた。

彼女は”何か”と何事かを言い争っていたみたいだが、その後彼女は突如吹き飛ばされ、”何か”も気がついたらいなくなっていた。


そして私が唖然としていると、村を襲っていた魔物の一体が私を睨みつけた。

その瞬間、私は


逃げだした。


そう、今まで、大切だったこの村を見捨て、悲鳴を無視し、逃げだした。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






それから5年後、私はある街で冒険者となり、更に数年後には、街で名が売れる程の有名人となっていた。

そんなある日。

「おい、最近世界の大樹付近の森で魔物が活発化してるらしいぜ。」

と通い詰めのギルドで、入り浸って酒を飲んでいる一人の大男が言った。

「ああ、そう言えば魔王が最近新しくなったってなぁ、新しい勇者候補も探してるらしいぜ?」

とここら辺の人たちには余り関係の無い話をしていた。

だが、

「ああ、それでこの近くにある生命の湖付近も危険だってなぁ」

と。

それは聞き捨てならない、あの付近の森は私もよく狩りにいくばしょである。

あの辺の魔物はそこまで強いものはおらず、その割には、素材の換金した時の値段がいい、だから私もよく行っているのである。

だから魔物が強くなるということは私の死活問題でもあるからだ。

その話を聞いた私は、直ぐに森に行く準備をし、街の外に出た。

そして森の前まで来た時、違和感を感じた。

「確かに魔力がいつもより濃いな」

その時、森の奥から、悲鳴のようなものが聞こえた。

その悲鳴を聞いた時、一番最初最初に思ったのが十歳の時の悪夢だ。

「っ!あんな事はもう繰り返したくないっ!」

すぐに駆けだした。

木々が生い茂る森の中を駆け抜け、たどり着いたのは………

「うぁ…ひ、来るな来るな来るな来るな来るなくるなくるなくるなくるなくるなクルナクルナクルナクルナクルナクルナクルナあぁぁぁぁ!!!」

ブラッドウルフという赤い狼に襲われ、精神がおかしくなりかけている一人の青年がいた。

私は直ぐに飛び出し、その青年にこういった。

「大丈夫?」

やっと終わったァァァ!!、結構長く書くの大変なんですね!もうとっくに夜の12時すぎだ(笑)

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