動き始める一つの思い
とりあえず続けて2つ目投稿します。このキャラが絶対に登場させたいキャラですね
場所:???
「……あぁ、またかよ……」
そこは何の変哲もない森の中、ただ普通ではないとすると獣ではない未知の生物がうろついてるくらいか。
だが、それよりも異様なのはその生物の群れの中央に金色に包まれた女性がいる事だ。
「また誰かが犠牲になるのか…またあの人物が現れるのか……ふざけんなよ?」
その女性は生物に囲まれていることも気にせず何かを呟いていた。
その時
「おーい!こっちは終わったわよー!」
と遠くから声が聞こえた。
「りょーかーい!こっちも直ぐに終わらせていくよー!」
その女性は遠くからの声に対し、先程1人で呟いていた時とは違い、別人のような明るい声でそう返した。
「さてと、とりま食材調達も終わったみたいだし…」
そう言うと、その女性はまるで最初からそこにあったかのように一つの薄い透明感のある青色の剣を握っていた。
「アッハハハ!!君たちに構ってる余裕はないんだよ!!!」
その女性はその綺麗な見た目、声に反した言動を放ったその時には…
周りの生物の首は全て飛んでいた。
だがその生物の頭は動いていた。
まるで自分達が死んだことに気づいていないかのように。
「ん?ああ、やっちまったなぁ……仕方ない……せめてトドメは痛みを感じる暇もなくさしてやるよ。」
その女性は先程までの狂気的な笑みとはうって変わり冷たい声でそう言い放ちその場から立ち去った。
そしてその場には突然地面が黒く染まり…
大量の黒い手が首と体が離れた獣達を黒い沼へと引きずり込んだ
。
「さてと…明日も一日頑張らないと!」
その女性は明るくそう言い放ち、またいつもの日常へと帰って行く。
だが、時々放つ理解不能な言葉は誰にも知られることはなく、その手には一つのお守りが握られていた。
いつかはこのシリーズで二次創作も混ぜていきたいです。無理そうだったらとりあえず主人公達に頑張って貰いましょう笑