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表舞台~繋ぎゆく終末への時間~  作者: スシェリー
2章 アンライトプリンセス
14/14

とおいとおいみらいのおはなし

投稿すごく遅くなったァァァァ!ただ、リアルで忙しいので、本当に遅くなると思います。

ここは1つの巨大な城。

黒く禍々しいオーラを放つ場所。

周りには魔物が飛び交い自然のない場所。

その城の中、そして1番奥の部屋に”彼女”はいた。

見た目の年齢で言うところ、まだ中学生位のように見えるその少女は城のように黒く塗り潰された玉座に座り、日記を開いていた。

それは過去。


自分がその『力』を手にした時から書き始めた日記。

所々赤く滲み、ぐしゃぐしゃになっている1つの日記。

どんなに辛くてもどうしても手放すことの出来ない1つの日記。

大切な、とても大切な思い出の書いてある1つの日記。


少女はその日記を見返し、1番楽しかった時を見る。

過去、普通の学園の世界で起きた事件。

過去、幻想の中で面白おかしくした事。

過去、化学の発展した世界で助けて貰ったこと。





過去、七英雄の1人と共に行動していた時に出会った最悪な未来をもつ青年と出会ったこと。





少女は『魔王』である。

少女は『人間』である。

少女は『化物』である。

少女は『少女』である。


…………少女は何物でもない。

全てが歪んでしまっている。

こんなことは望んではいなかった。

全ては『力』を手にした事が原因である。

だが、『力』を手に入れた事は必然である。

少女にはたくさんの過去がある。


例えば元普通の人間だったとか。

例えば元男だったとか。

例えば不死身だとか。

例えば■■■だとか。


そんな少女は日記を閉じ、手元にある珠を触った。

複数あるその珠、一つ一つ模様の違う珠。

これも大切な思い出の1つ。

そしてその隣にあるオルゴール。

ある時、ある人から貰った大切なオルゴール。

その次の日から起きた地獄。

少女は忘れられなかった。


と、少女が物思いに耽っていると部屋に4つの影がよぎった。


1つは白。どこか恐怖を感じさせ、だがどこか神々しい1人の男性。


2つは黒。白の男と同じくどこか恐怖を、感じさせ、だが、こちらは禍々しい2人の女性。


最後は赤。一見するとただの少女、玉座に座る少女より小さい少女、多少歳の割に幼さが残っている部分があるがかつて現在魔王である現主を完全に追い込んだ事のある最強。


その4人が部屋に入ると、『魔王』は立ち上がり、呟いた。


「イッツ ショウ タイム……」


『魔王』は笑っていた。だが、どこか悲しさも感じさせる。

そして魔王は城を出る。


その時、『魔王』がしまうのを忘れていた日記が風にあおられ、勝手に開く。

そこにはこう書いてあった。










『私にはもう何も残っていない。全てを奪われた。何かが私を見ている。絶対にそいつのせいだ!

今まで遊んだ人達が敵にまわっていた。今はもう大丈夫だが、辛かった。それにその人達は私を覚えてはいない。こんなのは嫌だ。私が存在している意味はあるのか?だけど私は不死身だった。自殺することが出来なかった。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい















……………誰か……………殺して。』















少女は心を壊していた。たとえこの先、どんなことがあったとしてもその心を取り戻すことは出来ないだろう。








だが、今は彼女の■■では無い。

だから、今は■■■■■。



なので話は戻る。




彼女がまだ『ノストラダムス』と名乗っていた頃に。

二次創作いつかやりたいなぁ……途中、いくつか別の作品載せてたの気付きました?とは言っても説明的に全部気づくことは無理だとは思いますが…

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