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キリングアート  作者: カルラ
7/22

第二話 マリア5と赤咲の少しだけ楽しい日常風景 その2

三日後。

前回と同じ会議室に赤咲とマリア5の五人は集まっている。

今日はいよいよ歌の歌詞を決める日だ。


「さて、じゃあ約束の日となったわけだけど……みんなちゃんと書いてくれたかな」

「もちろんよ。この詩を読んだらキリーも絶対に凄いって思うわっ!」


 赤咲の問いには陽菜が一番に元気良く答える。

そしてその返事は赤咲も非常に気持ちが良いものだった。


「そっか。それは楽しみだ」


赤咲はそう思いながら、先日から今日までの三日間を思い出す。

かなりの多忙を極めたのもあり、人体を題材にしたオブジェ制作も、自身としてはかなり酷い出来のものが続いてしまったのだ。

少女は比較的いい物を扱っただけにその結果は、非常に残念であった。

けれど救いといえば、その忙しかった主な内容が、マリア5からの相談であったことだろう。

その内容は非常に前向きで少しでもいい詩を作ろうという思いによるものであり、全員からその意思がしっかりと伝わって来たので、赤咲も決して嫌な感じはしなかった。

むしろ充実感も感じておりそれゆえにこの日は赤咲にとって、非常に楽しみな日だった。


「じゃあ早速発表してもらうけど……誰から発表する?」

「はふー、ワタシからお願いデスキリヤ。とてもガンバリました」


 真っ先に手を上げたのはミリアだった。自信に満ち溢れているのが表情から伝わってくる。


「そっか。じゃあ頼むよ。ミリア」

「はふー。ミリア歌いますね」


元気よくミリアが歌い始める。


「曲名はサマーホリデーデス」


―へえ、タイトルは比較的シンプルな感じだな―


赤咲は思わず拍子抜けといった感じだ。

ミリアの性格から、もっとぶっ飛んだ物を予想していたからだ。

だが、それは間違ってはいなかった。

音楽が流れ出すと、途端に衝撃を味わうことになった。


「ヘイ! カモン! ヨー! サマーだイェイサー、サマー、サマー、サマーホリデー!」


―あれ? ラップ……まあもう少し聞こう―


驚愕だ。メロディーにラップは無かったので、前奏に入れているようだが、かなり違和感がある。

しかし、これならば前奏のアレンジを変更すれば対応は可能である。

赤咲はさらにミリアの歌声に耳を傾ける。


「どうして好きになったの? 私は好きじゃない? ホワイホワイ! 夏に雪が降って異常気象だわ」


―あれー! 意味がわかんなくなってきたぞ―


「ラブラブして、夢がクラッシュ! 血液沸騰摂氏1000度」


―うわー! 何だか前後の文脈に違和感が……―


「そして未来へタイムスリップ、平安時代にラブタイムスリップ」

「ストップ! ミリアストップ!」


ここでたまらず赤咲がミリアを止める。レフリーストップだ。


「はふー、キリヤせっかちデス。まだ一番のサビの途中デス」


 ミリアは途中で止められたのが非常に不満そうである。しかし赤咲はそれは意に求めずに言葉を続ける。


「うん、それで悪いんだけどさ。一度その歌詞カードを見せてほしいな」

「はふ?」


 赤咲の問いにはミリアが不思議そうな顔を見せる。


「いや、そんな可愛らしく小首を傾げて『私おかしいことしてる?』って感じの表情されても困るというか……まあいいや、見せてもらえる」

「……キリヤが言うなら」


 赤咲の少しばかり疲れを見せる表情の変化に、ミリアは不思議そうにしつつも渋々と歌詞カードを手渡す。


「ありがとうミリア」


赤咲は笑顔で礼を言うと、ミリアから歌詞カードを受け取り確認をする。

すると、内容は予想以上のものだった。


―なんだこれ。いや……海外暮らしも長くて、日本語が少し苦手だっていうのは知ってたけど……これは酷すぎる。っていうか駄目だ。これじゃ無理―


「あのさミリア。これは……ちょっと厳しいかな」

「どうしてデス。ワタシはかなり頑張って書いたデスのに」


 ミリアは非常に驚いたようで、驚愕といった表情を見せた。


「いや、そう言われても……音楽に少し合わないというか……もっと激しい感じのサウンド勝負って感じの音楽ならいいかもだけどちょっとグループの雰囲気に合わないかな」


 赤咲は言葉を選びながら伝えていく。傷つかないように注意を払って優しい声色でだ。

 そしてそれにはミリアも悔しそうにしつつも、納得するのだった。


「分かったデス……はふぅ」


 元気も無くなり、しょんぼりとした表情で机に顔を突っ伏すのが目に入る。


―やっぱ落ち込むか。まあミリアも頑張って書いたんだから当然か―


 赤咲はそのミリアの頭にやさしく手を置いた。


「落ち込むことは無いよミリア」

「キリヤ?」

「ちょっと雰囲気に合わなかっただけで、別に内容が滅茶苦茶ってわけじゃない。だから次に頑張ればいいんだよ」


 話しながら優しく頭を撫でる。


「キリヤ」


 その仕草にミリアの顔も少し赤く染まっている。


「落ち込んだ顔のミリアなんてイメージじゃないだろ。ほらさ。もっと笑顔でいこう。なっ」


 赤咲は、最後に頭をくしゃくしゃにかきまぜてから手を放した。


「はっ……」

「ん?」

「はふー! ありがとデスキリヤ。ワタシも次こそはキリヤの期待に応えてミセマス!」


 ミリアは満面の笑顔で赤咲に抱きついた。


「ははは。甘えるなよ。けど、その意気だぞミリア」


赤咲の優しい励ましに、ミリアはすぐに元気を取り戻してしまう。

むしろ前以上に明るくなっていた。

その様子に安心すると、赤咲は再び他の四人にも顔を向けた。


「さあ、次は誰?」

「「「「……」」」」


 しかし中々手が上がらない。

 というか、ミリアに対する赤咲の甘い対応に、全体の空気が変質していたのだ。

 けれど少し間を置いてから、ようやく一つの手が上がった。


「あの……斬耶君。私にやらせてください」


杏の手だった。

他の三人からは手を上げるそぶりはなかった。

恐らく、気まずい空気に耐え切れず真っ先に手を上げてしまったのだろう。


―まさか引っ込み思案の杏が手を上げるなんてな。一体どんな詩を書いたんだろ―


「じゃあ杏。頑張れ」

「はい」


赤咲は笑顔で杏を促す。


「曲名は『海での恋』です。」


―何だか渋い曲名だな―


赤咲がそう思いながらも、すぐに音楽が流れ始めて杏は歌いだす。


「夏の日に出会った二人 奇跡の出会いに嬉しくなるの」


―へえ、アイドルっぽい出だしだ―


内容は良質なものだった。捻りは無くシンプルなのだが、歌声の効果もあってかなり綺麗なものだ。


「もっと強く抱きしめて 優しく強く 儚すぎて不安になる」


―いい感じかな―


「この恋は永遠よ 愛してる  アイ ラブ ユー」


こうして歌い終えた。

最後まで歌い切れたことで、杏も満足そうだった。


「良かったよ杏」

「ありがとうございます斬耶君」


 赤咲の賞賛の言葉に杏は照れくさそうな表情を見せた。


「こちらこそだよ。杏が凄く良いものを作ってくれたからさ」

「いえいえ、そんな」


赤咲の高い評価に杏は顔を真っ赤にしてうつむく。


―内気な所は相変わらずか。でもあんな綺麗な詩を書けるなんて、これは想像以上にセンスがあるな。今度機会があれば他の曲の作詞をやってもらうのもいいかも―


杏の肩を軽く叩いて椅子に座るように促すと、他の三人に眼を向ける。


「じゃあ次は誰がいきたい」

「私が行くわ」


真っ先に恭子が立ち上がった。

普段は静かであるが、こういった時の反応は非常に早い。

恭子は強い意志を持った瞳で、赤咲を見据えた。


「凄いやる気だな恭子」

「任せて、新しい時代のアイドルっていうのを見せてあげる」


恭子は不敵な笑みを見せる。

こういった表情を見せた時の恭子というのは、何か凄い事をやる事が多い。


―これは……正に一か八かって感じで凄いのを持ってきたって顔だな。全く……恭子には毎回何かを期待させられるな―


「じゃあ頼むよ恭子」

「ええやるわ。曲名『壊れた街』」


―凄い曲名だな。一体何を書いたんだ?―


曲名にビックリするも、期待を持って赤咲は耳を傾けた。


「流れ行く人の中で 私は一人佇んでる」


―切ない感じの歌?―


第一印象はそうだった。でも更に聞くとイメージが変わってくる。


「どうして私一人 貴方は消えた いっそハイになれる クスリにそっと溺れていきたくて」


―おいおい、アイドルソングでそれはやばいだろ―


「視界はボヤケ 輪郭さえも 分かる術がなくて 消えていく」

「正気なのか おかしいのか 何も分からない」

「街は蜃気楼 壊れたのは街 それとも 私」


―ああいい歌ではあるな。締めも悪くは無い。でもな……―


恭子が歌い終わった後も、赤咲はなんて言うべきか迷う。

しばらくの間、その場は沈黙が支配する。


「あっあの。……とてもいい歌でしたよ」


沈黙に耐えかねたのか、既に歌い終わった杏がフォローに回る。


―ああ、確かにいい歌だとは俺も思う。だけど、だから惜しいんだよな―


「杏ちゃん何言ってるの? 確かに悪くは無いけど、あれじゃアイドルの歌じゃないでしょ。私たちはアイドルよ。あれじゃロックバンドが歌った方がいいじゃない。哀愁が漂ってるし、何か重いわよ。五人でハワイで水着で踊るのに、あの歌詞じゃ違和感バリバリじゃない」


 陽菜がバッサリと斬り捨てるような発言をしてしまう。

 しかしそれは赤咲も思っていたことである。


「はふー! 斬新なのは面白いデス!」


 ここでミリアも話に割って入ってしまう。


―ってみんなで勝手に口論を始めてるし! このままじゃ収集つかないな。俺も意見を言わないとな―


 この様子に赤咲も考えを頭で纏めて伝える。


「ああそうだな。杏の言うとおり、とてもいい歌だとはおれも思うし、ミリアの言うとおり斬新で面白い。恭子のセンスは予想以上だ」

「ふふ。そうでしょ。かなり気持ちを込めたんだもの」


 赤咲の言葉に恭子も嬉しそうな顔を見せた。しかし赤咲は更に言葉を続けた。


「だけどさ。やっぱマリア5の歌には出来ないよ。この方向なら恭子がソロで出した方がいいよ。恭子個人ならこういった方向もありだし、雰囲気も合いそうだしね」

「ふふっ、そう。じゃあ今度ソロで出す機会があればよろしく頼むわ」


 赤咲の言葉に、恭子は含みのある笑顔で答えた。

 最初からこうなることを狙っていたようにも思える不思議な微笑だった。


「ああ、約束する」


 赤咲も、恭子の含みには気付いていないも、満足そうな返事を返した。


―恭子のソロでロックテイストなら、かなりいい物が出来そうだな。もしかしたら新しいタイプのアイドルにも出来るかもしれない。なるべく早く実現したいな―


赤咲は新しいプロジェクトも視野に入れつつ、残り二人の方を見る。

秋宮陽菜と蒼葉桜。

どちらも、マリア5の中心的なメンバーである。

この二人は赤咲も特に高い評価をしているだけに、自然と期待が高まっていた。


「それじゃ陽菜と桜。どっちが先に発表する?」

「私がやるわ。キリー」


 陽菜の方が先に手をあげる。余裕があり、自信を持っているのも伝わってくる。


「そっか。じゃあ陽菜頼む。桜は最後になるけどいいか」

「うん。先に陽菜でいいよ」

「オッケ。じゃあ音楽をかけるよ」


陽菜が準備を整えるをを確認してから音楽をかける。

 その間に陽菜は集中を終え、歌う準備は万全だった。


「任せなさい。曲名は夏のカミナリ!」


―何だか激しそうだな―


曲名をいきなりシャウトしてから、ミュージックが鳴り出した。

赤咲も思わず、変な期待を込めた。だがそれは明後日の方向へと飛んでいった。


「あなたの態度が チェンジして キスは避けられ 嫌な予感がした」


―ん? どっかで聞いたような歌いだしだけど……―


何かデジャヴュに近い感覚を覚えながらも、続きを聞く。

歌はサビへと差し掛かる。


「夏のカミナリ 私を襲う ファイヤー マイボディ 燃やし尽くした カモン ユー!」

「ストップ! 陽菜ストップ!!」


ここで赤咲が力強く静止を促す。

命令に近い口調で強引に止めたのだ。


「はあ、何でよキリー」


 陽菜は全身で不快感をアピールしていた。

 しかし赤咲は構わず続ける。


「これ……パクリになるだろ」

「えっ!?」


赤咲の発言に、陽菜は何も理解していない。

だから、赤咲ははっきりと伝える。


「この歌のニュアンス……某アイドルの『ゲッチュ!』で有名な歌と歌詞が凄く似てるし、ちょっと不味い」

「はあ、確かにあの歌を思い出して書いたけどさ。これぐらいならセーフじゃない? パクリ疑惑と一部ネットで騒がれるも、すぐにうやむやになって終わるレベルでしょ。ぎりぎりセーフだって」


 陽菜はそういうが赤咲は頭を抱えてしまう。


「いやさ確かに多少似てたり、一つや二つフレーズが被るぐらいなら、いくらでも誤魔化せるよ。でもこれ、元ネタの歌を部分部分女性っぽく言葉を変えたのと、単語を英語に変換してるだけだよ。もうパクリ疑惑じゃなくて、パクリ確定になるよ」

「それぐらいなら『偶然よ。そんな歌は聞いたこともありません』で煙に巻けるんじゃない?」

「いや、聞いたことが無いは無理だよ。今でもテレビでメドレー歌ったらそこそこの確立で歌われてるし、その言い訳は通じないって」


 赤咲が溜息交じりに言葉を続けていった。疲れもあったのかもしれない。


「……じゃあ何? これは没?」

「没というか、世に出たら陽菜が盗作扱いされるよ。陽菜のイメージも悪くなるし、絶対に駄目だよ」

「はあ、盗作盗作って、どうせ最近の創作物はどれも何かから、ヒントを得たりして書いてるじゃない。一々盗作なんて言ってたら面白い物は作れないわよ」


 陽菜は憤慨しつつ肩をすくめてしまう。


「それは同意するけど、それとこれは全く違うよ。これは完全に人のを見て適当なアレンジをしただけに見えるから」

「はあ、一応頑張ったのに」


陽菜は納得がいかないという様子を見せながら椅子へと座る。


―はあ、さすがに陽菜も作詞は苦手だったか。まあ人には得手不得手があるんだからしょうがないか―


赤咲は少し残念そうだったが、すぐに気持ちを切り替えて桜へと視線を向ける。


「じゃあ桜。頼むよ」

「任せて。斬耶の為に頑張ったんだから」


桜は元気いっぱいといった感じで立ち上がるとマイクの前へと立つ。


「曲名は初恋ハイテンション。ちゃんと聞いてよ。斬耶」

「ああ。期待してるよ!」


 桜に対し、赤咲も微笑で返す。


―もうアイドルのスイッチが入っちゃってるな―


桜の笑顔は普段の様子とは変わっていた。

ステージで客席へと向けるような晴れやかな笑顔となっている。


―歌う時はいつでもアイドルってわけか。桜らしいな―


赤咲は楽しそうな表情を浮かべながら音楽をかける。


「夢のような 恋をしたよ 好きっていう 強い想い いつか届くのかな」


―歌いだしの導入は上手いな。声が綺麗なのもあるけど、センスもいい―


赤咲は桜の歌に引き込まれていく。


「優しく 強く 思いっきり 抱きしめてよ」

「自然と寄り添い影が重なる 初恋はハイテンション」

「すっごくすっごく好きだから 放さないでいてよ」

「夜景が見える公園でキス 最高のロケーション」

「影が寄り添って一つになる 初恋ハイテンション」


―韻の踏み方が上手いな。しかも自然にメロディに合うようにしてるし。これはいいぞ―


自然と聞き入っていたが、歌が終わると赤咲はすぐに立ち上がり拍手で応えた。


「とても良かったよ桜。初めての作詞には思えないぐらいの出来だよ。マリア5の皆が歌うには多分一番合ってると思う」


赤咲は心のそこから自然に出てくる言葉で褒める。


「ありがとう斬耶。私も嬉しい」

「本当に良かったと思う。……えっと、じゃあ新曲の歌詞はこれで行こうと思うけど……皆もいいよな」


 背後へと振り返り、確認も取る。


「別にいいわよ。私はどうせ無理だったし」

「私も構わないわ。かなり良かったっていうのは同じ意見だから、断る意味は無いわ」

「はふー! ワタシも構いません」


だがやはり自然と、陽菜、恭子、ミリアが続々と同意を表す。

そして最後に


「私もとてもいいと思いました。桜さんの歌で行きましょう」


杏も同意の意思を表した。


「でも杏も良かったよ。もしよければカップリングの方は杏がやってもいいよ。曲はもう出来てるし」

「はい。私でよければ頑張ります。でもいいんですか?」


 意外な提案に杏は困惑気味な表情を浮かべてしまう。


「ああ。杏もセンスは良かったし、カップリングの方は爽やかさを重視したいんだ。だから杏に任せたいと思う」

「そうなんですか。それなら頑張って期待に応えます」

「ああ、頼むよ」


 杏の元気の良い返事に、赤咲の期待も自然と高まっていた。


―杏もセンスは凄く良かった。桜は凄かったし、次からも継続的に桜と杏に作詞をしてもらうのもいいかもしれないな―


その後、杏にカップリングの楽曲を渡して後、会議は解散となる。


そして二日後には杏が「ブルースカイとクリアウインド」という歌詞を書き上げたのだった。

歌詞はクオリティも高く、赤咲の期待に応える綺麗で爽やかな出来となっていた。

そのため歌詞の採用もすんなりと決まり、新曲は『初恋ハイテンション』となり、カップリングに『ブルースカイとクリアウインド』という形で決定したのだった。


更新です。

今回はちょっとコメディテイストですがどうでしたか?

ご意見があればご意見をどうぞ。

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