下種な男なんていなくなれば良いのに……
【私選有害図書指定】
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朝起きたら、やっぱり野郎どもの蔓延る世界だった。
溜め息が出る。
だってあいつら、年から年中考えていることがクソなんだぜ。
う○こう○こと幼稚なガキみたいなことを言って喜ぶバカ。
ち○こち○こと思春期のガキみたいことを言って喜ぶバカ。
全く呆れてものが言えない。なんて忌まわしい。
あいつらには知性や理性というものがないのだろうか。あるというのならば早々に消えてほしいものだ。下等生物のネズミでさえ己の身の程を弁えた途端、自身でその身を処すというのに……。
それに対して女性は素晴らしい。
感受性豊かでおおらかで優雅。その全てが愛と美でできていると言ってよいだろう。
まあ、一部下劣な男どもを愛でて喜ぶ腐った者もいないではないけど、そこはちょっとした病に罹ったようなもの、僕の愛と教育さえあれば真っ当な女性となること間違いなし。生まれた時から終わっている野郎どもとは違うのだ。
ああ、なんで神様はこんな世界を許すのだろう。
世界なんて僕と美しい女性だけが存在するだけで十分なのに……。
世界は僕のためだけにあればよい。
女性は僕のためだけにあればよい。
ハーレム、それこそが男の夢。
そこに汚らわしい男なんていらない。
ごめんなさい、これはあくまでも一部の男性主観に立った妄想を揶揄したジョークです。作者の本心ではありません。
なお、Geminiには当然の如く叱られました。(笑)
あと、ネズミのあれは自殺ではなく新天地を目指す行為であり、結果として途中で力尽きただけらしいです。人口飽和で他国や宇宙へと手を伸ばす人間と同じなのかも知れません。




