公園
私は田舎から都会に逃げて来た。
隣にたっているのはまだ4~6歳くらいの女の子。私を含め4人の女の子たちが今何処か分からない都会の暗い路地にさまよっている。
私は聞いた
「なんでここにいるの?」
とそしたら4~6歳くらいの女の子が
「家出」
と答えた。
「家出?!貴方まだ小さいのに?早く家に帰ったら?」
「…」
一体自分は何を言っているのだろうと言った直後に後悔した。
「虐待されてて逃げ出してきた。」
「そっか。無神経なことを言ってごめんなさい。」
さっきの言葉を詫びる。
そうしたら公園が見えてきた。
お金を持っている私が水を買ってくる。
「これ水いる?」
「あ、ありがとう…」
「はい」
「ありがとうございます」
「はい」
「……………(受け取る)」
「これからどうしますか?」
「「「…」」」
「とりあえず…寝床を…確保しませんか?」
「い、いいですね!」
この公園は以外と広かった。洞窟みたいなところがあったのでそこで引っ付いて寝た。
ー朝ー
朝起きて空腹に襲われた。それはみんなも同じようだった。空腹に襲われ嫌でも目が覚める。
ぐぅぅぅぅ
誰かの腹の音がなった。
「どうします?」
寝起きの低い声で尋ねる。私は昨日の昼から何も食べていない。他の人たちもだいたい私と同じくらいだろう。
「私の飴食べますか?」
家出少女が言った。
「いいのですか?」
「困った時はお互い様と誰かが言ってました」
有難くみんなもらう。
飴を舐めながら
「そういえば名前だけでも言っときませんか?」と尋ねる正直なんて呼べばいいのかわからなくて困る。
「私は水夏です。」
最初は自分から
「…私は…詩乃で、す」
私と1~2歳くらい歳の離れた子
「…俺はみれく」
ヤンキーっぽい子
「僕は真紘らしいです。」
最後は家出少女だ。
ー朝食(?)を終えてー
「これからどこに行きますか?」
「…とぉ!とりあえず…昼ごはんの確保と…今日の寝床をの確保…じゃないですか?」
「そうですね。お金もどうにかしないと」
「昼ごはんはショッピングモールの試食コーナーでどうでしょうか?」
!?!?!?!?!その手があった!と私と詩乃は顔を見合わせて思った。
という訳で次回ショッピングモールの試食へ!!!!!