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同級生の水着姿

本日、2話目になります。

前話をご覧になってない方は、そちらからどうぞ。

「ど、どうかな?」

「まぁ、い、良いと思うぞ」


 意外にも真白は黒のビキニタイプの水着姿だった。

 シンプルなそれは余計な装飾もなく、かといって扇情的に見せるモノでもない。

 それでも、否。そうだからこそ彼女の白妙のような西洋人ぽい白い肌を一層に際立たせ、そのプラチナ色の髪が映えているのだ。

 

 加えて、華奢な割に同世代の平均を一回りほど超える丸みを帯びた胸、細やかでいてバランスの良い腰つきと高校生にしてはスタイル抜群の真白は、いやらしさより品があって黒色の水着のおかげかエレガントな印象を受けた。


「他には?」

「黒色だと大人っぽい印象だな。普段とは違っててちょっと驚いた」

「高校生だから、頑張ってみた」

「そうか。まぁ、なんにせよ似合ってる」


 恥ずかしそうに聞いてきた彼女に対して、見事なまでの水着姿をお目にかかった総司は、微妙に視線を泳がせながら感想を口にする。


 流石に直視するのは勇気が必要だろう。

 胸部はもちろんのこと腹部も、そこから下の細く長い御御足までもどこに視線を持って行けばいいのか戸惑うばかりだ。


「良かった……」


 絶賛と言えるほど褒められたわけではないが、総司が分かりやすい反応を示してくれたことに真白はほっと安堵して喜んでいた。


 わざわざ自分に見せるために水着を買ったわけではないはずだが新調をしたのは事実なので、ある程度は意識したのだろう。

 異性でも同性でも友人関係だろうと、服装を気にするのは当然だ。

 それが水着となればなおのこと。


 恥ずかしさを押し殺して晒したのだから、相手の反応が良ければ嬉しいものだ。

 真白はとりあえず、ひと段落とばかりにプールに興味を移していた。


         # # #


「さてと、まずはまったり浸かるか」

「ん」


 二人はプールサイドを歩きつつ、大きなスライダーがある隣の広いプールでのんびりと身体を慣らすことにして軽い準備運動のあと水に入った。


「冷たっ……! でも、気持ちいいね」

「最近は馬鹿みたいに暑かったから安らぐな」


 ざぷんと身を沈めた真白は冷たいプールの水に驚きつつも、次第に水温に慣れてまったりし始める。

 総司もサングラスを頭に乗せ真白に続いてプールに入ると、暑さから解放されて表情を緩めた。


「浮き輪使うか?」

「総司くんはいいの?」

「俺は後でいいや」


 真白は腰から臀部あたりを浮き輪の穴に沈め、足を出してもたれながらぷかぷかと浮かぶ。

 流れるプールではないとはいえ、放置していると波に乗ってどこかに行ってしまうので、手綱を持つように総司が紐を引く。


「優雅でよきよき。高貴な気分だね」

「お気に召したようで何よりだお嬢様」


(それにしてもな……これは)


 程よい波に揺られ、リラックス状態の真白はその容姿も相まって本当に貴族か何かに見える。

 それに先ほどから、周囲の視線を集めていて余計に彼女が有名で身分の高い存在のようになっていた。


 真白は普段からも人目を惹く。

 そんな彼女が水着姿とあっては、思わず見惚れてしまうのも頷ける。


 特に男からの注目、反応は様々で、そばにいる総司ですら気になって仕方がない。見るだけならともかく、感想をわざわざ声に出しているのはどうかと思う。

 ただ、リラックスしきっている真白は耳に入ってこないのか、相変わらずゆったりと浮かんでいた。


 ただ、中には稀に妙な動きをする連中もいるのは困ったものだ。触れたりするまでは無くとも彼女に近付いてやろうと考えているのだろう。

 女性は視線に敏感と聞く。

 学校でも似たような体験をしているであろう真白は、ある程度なら許容するだろうし邪な視線にもそれほど気に留めることも無いかもしれない。


 それでも、彼女が彼らに気付いてしまうと楽しい時間が台無しだ。

 総司は紐を引っ張る力を強めた。


         # # #


「真白、あっちへ行ってみないか」

「あの水がぶしゃーってなってるやつ?」

「そうそう。そろそろ刺激も欲しいだろと思ってな」

「ん。いこっか。折角来たから全部回ってみたいし」


 彼は一旦、ここから離脱しようと隣のエリアに真白を誘ってみる。

 変な輩がいる場所からは一度、移動した方が良いだろう。


 比較的子供や家族、カップルが多い場所のようなので、真白に視線を飛ばす男も減るはずだ。

 気乗りした真白を伴って総司は、大小様々な噴水があるエリアに移動する。


「あはっ! これ面白い!」

「おわっ⁉ おい、噴水をこっちむけんなっ!」

「今ので一キルだね」


 噴水エリアの地面には沢山の穴がありそこから水が噴き出している。大きいものから水鉄砲のように細いものまで種類が豊富だった。


 その内の一つの穴に真白が足の親指をあてがい、水が飛び出す方向を器用に操って総司へ向けてくる。

 見事に直撃を食らった彼は抗議をするけれども、真白は決め顔で人指し指を立てたりして笑っていた。


「てんめぇ」

「ふふ。甘い甘い」


 やられたままでは癪なので、彼女にも水を引っかけてやろうと総司は周りに迷惑にならない程度で仕返しを企むが彼女はひらりと避けたり逃げたり、逆に反撃してきたりと総司は遊ばれる。


「くそう! お前は忍者か」

「かもね」


 運動神経が良いのは知っていたが、中学までバリバリのスポーツマンだった自分を翻弄するとは恐るべし。

 ただ、総司の動きが真白についていけていないのは他にも理由があったりする。


 彼女が派手に動くとそれに合わせて、真白の立派な果実が上下するのだ。

 そんな目で見るつもりはなくとも悲しいかな、彼も本能には逆らえないものである。


「これは、ずるいぞ」

「ん? 何か言った?」

「なんでもねぇ」


 目に飛び込んでくるモノから視線を逸らしたりすると、その隙に真白は逃げたり攻撃してきたするのだからどうしようもない。


 けれども、ファスナーを閉めろとは言えない。言えるわけもないので、彼はこの状況を受け入れて水遊びに興じるしかなかった。

ようやくちゃんとした水着回です!

絵が無いことは残念ですが、真白の水着姿を想像してお楽しみ頂ければと思います。


本作品を面白い、続きを読みたいと思われましたら、ブックマーク登録、目次の下にあります☆☆☆☆☆に色を塗って評価などをして頂ければ、

大変嬉しく思うと同時に励みになりますので、よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[一言] イラストを……、いや、動画だっ。 そう、アニメーションを要求するっ。 >彼女が派手に動くとそれに合わせて、真白の立派な果実が上下するのだ。  ↑特にこのシーンをっ……おや、誰かが来たようだ…
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