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Deep blue side alive   作者: 星成流星
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Side BECK 6

俺は念のため銃を肩から掛け、アリスと共にリックを探す。

「何処に行ったんでしょう?」

アリスが呟く、俺は「わからない」とだけ返す。

「そうですよね」

アリスはそう言う。

「私はこっちを探します」

アリスはそう言うと、加圧室の方へ向かう。

俺がアリスと逆の方に向かおうとしたその時、アリスの向かった方から叫び声が聞こえた。

俺は即座にアリスの方へと向かう。

向かうにつれ段々と血の臭いが濃くなっていく、俺は脳裏に過る最悪の想像を振り払いながら走る。

そして到着した。

俺の想像は半分的中した、リックの慘死体の前にアリスがへたり込んでいる。

到着したチャップマンがアリスを連れ出した。

俺はジョニーと互いに逆方向をむいて銃を構える。

それぞれの反応に気を配る余裕も無く、集中して、どんな物音も聞き逃さないようにする。

アルバートが遺体に近付き、「皆と食堂で待っていてくれ、自分は遺体を調べる」と言ったので、俺も護衛の為に残る、ジョニーとチャップマンに皆を食堂で守るようにと伝えた。


アルバートが遺体を見ている間も、俺は警戒を緩め無い。

幸いな事にアルバートの検死の途中、何かが襲っては来なかった。

「終わった、食堂に戻ろう」

アルバートはそう言うと立ち上がる。

「わかった」

俺はアルバートにそう返し、食堂に向かった。


食堂には何かひと悶着あったような空気が充満していた、しかしすでに解決たようなので、まあ大丈夫だろうと俺は判断する。

「検死結果を話そう」アルバートが部屋に入るなりそう言うと、アリスが「まず助けを呼びましょう」と言った。

アルバートは納得し、分散を避ける為に皆で通信機器のある操舵室に向かう事になった。

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