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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第9話
76/132

気付かれた?

ごめんなさい、投稿が間に合いませんでした

次回投稿は16日になります、溜めていた分も無くなり忙しいので11日はお休みです

●アルセ・シャイン(目線)


スタ


アルセ「う、気持ち悪ぃ『浄化、弱』」


妖精と精霊が減ったから邪気が増えて充満してるとか予想してたけど思ってた以上に最悪

邪気は皮膚や呼吸で体内に入り込む、取り込み過ぎれば死ぬか闇堕ちだ

邪気を完全に消すとバレる可能性があるから見た目はそのままにして中身だけかなり薄めた

魔力察知出来る奴は居なかったからバレない程度なら使っても問題ない、ただし研究室は地下にあるが扉が1つしかない上に城で使われた魔法封じがある。研究室内にいる用心棒は魔法が使えるぞ

扉が1つだと中にずっと居るから扉を姿を消したまま開けたら確実にバレる。扉を開けたら、な


アルセ「姿を隠せ『光の屈折』、『風よ』警戒してるのは室内に見えずに扉が開いて入って来る侵入者と殺気を向けて来た侵入者(これは全ての者達である)」


なら簡単だろ?まず扉から入らず王族の抜け道から研究室に入る、姿は消さなくても気配を消せば目に写っても気付かない

音はバレるから魔法が使えないから自力で足音は消す←アルセはシューベ国の兵士達が魔法封じの中で魔法が使えるようにしているブレスレットを安全に改良した上で付けているのを忘れてます

コレで潜入は解決だ

殺気の方は向けられていれば分かるが無視してれば殺気も向かない=バレない


アルセ「(ん?コチラを見ている?目は合わないが俺のいる辺りを見ている、『魔眼解放、知』今のに反応しただと!?あ成程。周りに人は居ない)こっちだ付いてこい」


???「!?っ分かりました」


此奴の名前はフィール(・サガミ)、真名はフィスェミィール・ド・ゼロ・サェリルナ

最近(10年前に)なった引き継ぎタイプで実力は足りてない、経験も足りてないの無い無い尽くし

恵まれた環境にいたせいか純情な為騙されて下界ルーマナに落とされてしまい危険分子と判断され強制的に力が無くなっている

此処に落ちた時に麻痺毒の入った物を食べて動けない間に奴隷の首輪を付けられて抵抗出来ず連れてこられたようだ


フィール「■■■様でしょうか?」


アルセ「・・・さあな、それより戻れないなら迎えを遣わそうか?」


フィール「・・・いいえ帰ってくるなと言われました、ですから」


アルセ「最高でも10年、それを過ぎればフィールお前は元の場所に戻ることが出来ない。家族に自分から会いに行けなくなるよく考える事だな。それと今日1日はこの部屋から何があっても出るな、命令だ」


フィール「たった10年・・・分かりました」


俺が居なければ、の話だ。此処に後数年くらい居ると子供の適応力がこっちで発揮され戻った時に呼吸出来なくなる可能性のも、身体がこっちで慣れてしまうのも本当だ。

意地悪だろうがああいうのは期間が長ければ長い程決断しないからだ。


アルセ「此処からは音をたてないようにしないとな〜」


「・・・て!・・・だ・・・ぞ!」


今研究室の中に居て、書類を探してるんだが常人には聞き取れない小さい声が聞こえた

声に魔力が乗りやすい奴は意外といる。魔力察知を怠ってないからこそ聞こえたんだろう

まあ声のする方に行くのは後になる、例え声の主がピンチでもこっちが優先だからな


アルセ(この辺りってあったが、見つけた。ん?アレは)


ガサ


「誰だ!」


アルセ(っ!バレた?目は合ってないバレるなよ)


「(紙が落ちただけか?いやこの地下に風が入ってくる事はない、という事は誰かいる筈だ見えないが)・・・そこにいるのは分かっている姿を現せ」


ヒュー


「風がまさか何処かに穴が空いているのか!?」


アルセ(俺じゃねぇぞこの邪気の中でまともで動ける奴なんてそうそう居ねぇのに、取り敢えず好都合だ今の内に書類を)


ガチャバタン


「A1!貴様牢に行ったか!?」


A1「(また此奴か俺を行動を言葉を縛り無理矢理此奴の敵を殺させる・・・自分の手は汚さずに)いいえ」


アルセ「〈〈ボソッ〉縛り?〉」


A1「っ!」


「A1何か牢屋について知っているなら話せっ!」


A1「(この部屋に侵入者がいる、しかも完全に気配が消えていて何処に居るのかも分からない。此奴が牢屋についてって言わなければ侵入者の事を話させられていただろう)何も知りません」


ん?よく考えればこの声を聞くのって・・・あぁ成程〜コレだけ分かれば後は簡単だ

此奴の名前さえ分かれば助ける事も出来る、ただし今まで以上に縛られる事になるがな

契約と誓約その二つを強引に真名で結ぶ荒業だ

偽名でも出来ない事は無いがこっちが疲れるから相手も偽名とか怠いからいや


「チッ何かあれば待機してる奴に伝えろ」


A1「(此奴にその意志が無ければ命令は効かないのか、言葉さえ縛られなければ誘導出来るのに)はい」


バタン


ま、取り敢えず接触するか〜


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