表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第8話
64/132

魔力封印

誤字修正しました

28/12/13

●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)


魔力枯渇で気絶している時アルセの心が聞こえてた気がする

目が覚めて本当に声を聞いて心底安心したのは私だけの秘密、こんなの知られたら恥ずかしいでしょ?

で、今はアルセが抱きつきたいって言うから自然回復を上回らない少量ならいいよって事でOKした。手を握るだけでも出来ないことはないけど、くっ付いている方が楽だし早い


アルセ「ありがと魔力がほぼ空だけど大丈夫か?何か無茶したのか?」


メイプル「魔法陣を解析したんだけど1度発動すると魔力切れを起こすまで止まらなくて、魔力を吸収してて数年は止まらなかったから・・・魔力を大量に流して回路を爆発させて止めた」


ガシッ


アルセ「・・・今すぐ、今すぐ寝ろ!」


!!こ、怖っ!

そ、そんなに怒ることないでしょ

確かに魔力を消費しすぎて気絶し(死に)かけたけど


メイプル「ちゃんと魔力を流す前に封印を解いてたし気絶した後に誰かが魔力水を飲ませてくれたみたいだから大丈夫だよ、確かに危ない行動をしたのは認めるけど」


アルセ「・・・封印を解いた?はぁ、怒ってないが封印を解いていて魔力を消費してるなら尚更体力が減ってるのに、それに封印はまだその年では解くのはやめておけって言っただろ何故か分かるよな?」


説明は1度だけされた事がある、その後は解くなよって言われ続けただけ

数年前の事なのに相変わらずよく覚えているわね、私は絶対記憶は持っていたのかしら?それとも失った記憶の部分が原因とかかも知れないわね


メイプル「魔力が多く流れると魔力制御が出来なくなり魔力暴走するかも知れないのと、魔素を吸収して魔力を作って流す臓器達が魔力で傷付き壊れたり死ぬ可能性があるだったよね。反省してるから睨まないでよ、もうすぐ夕飯だし私は大人しく寝てるから食べてきたら?食べてないんでしょ私は起きてからボックスにあるのを食べるから」


それと魔力暴走が起こりやすい条件みたいなものがある、それは精神的に未熟な時と自身の魔力を知らなくてどうすればいいのか分からず止められない人

自身の魔力量が多すぎて制御しきれない、もしくは魔力が漏れ出て魔力暴走と同じ現象が起きる人よ


アルセ「分かった。食べ終わったらルードと帝に顔出ししてから戻るから途中で起きて大丈夫そうなら封印しとけよ。『転移』」


シュン


メイプル「完全魔力枯渇って初めてかも、アルセには完全を抜いて伝えたからあの程度で済んだんだろうなぁ〜だって死ぬ半歩手前だし生き残って良かった、怖かった、な・・・起きたら封印しなきゃおやすみ」


封印したら身体が重くなったりするけど、私には必要な事、私は自分で制御出来ない。今は魔力を消費してるから制御しきれないわけじゃないけど、封印を解いて寝てる間は少しずつ漏れ出てるから威圧みたいになってる可能性がある。漏れ出てと言っても周りを壊すほどの量じゃないから問題ないけど、威圧の方は人が居たら大変なことになるだろうから

まあ今は消耗してるし少しの漏れも無意識にしないかも知れない


流石には魔力枯渇、魔力が戻るまでずっと寝足りない・・・おやすみ


メイプル「ふぁ〜『魔力封印』7割かな?後は物に頼れば魔力も戻る『ボックス』」


ん〜飲み物は魔力水でいいけど、食事は案外何でも良いんだよね・・・お腹に優しい魔力水を使ったお粥かな?

グレン君の最初の特訓用に作ったやつが残ってたはず

自作カレンダー2日経ってるし喉が少し枯れてたのはそのせいね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ