シャナ目線
少し変更しました
28/11/5
誤字修正しました
29/2/11
●シャナ・ムーランド(目線)
私はシャナ・ムーランド
ムツキと最近結婚してこれからだった・・・のに私は体調を崩してしまったの
本当なら王都を見て回る予定だったのに、助けてくれた人は何だか気味が悪かったの、目が暗い嫌な感じ
私はこの事をムツキに伝えていれば一時でも裏に入ることにならなかったのに、って後悔した
ムツキ「もうすぐギルドだ、少し休憩するか?」
シャナ「大丈夫、はぁはぁもうすぐでしょ」
ムツキ「ん」
手を差し出された、体調が悪くなっても手を繋ごうって仕草は変わらない
最初は照れくさくてそっぽ向きながら手を奪う感じで繋いでたんだよねぇ〜最近は微笑みながらこ、ここ恋人繋ぎ出来るようになったの!結婚してても恥ずかしいものは恥ずかしいのよ!
ガチャ
ムツキ・シャナ「すげぇ」「うわぁ〜」
ムツキ「此処がギルドなのか?あの貴族より断然広い」
シャナ「す、凄く見られてる、わね?」
ムツキ「見てんじゃねぇ(殺気)」
ムツキって怒鳴ると結構怖いって言われてるけどそんな事ないのよ?目線少しは減ったけど殆ど見てるもの
男の人近付いて来るわムツキの知り合い、いえ此処に来るのは初めてって言ってたわ。じゃあ近付いてくるこの人一体?
男A「お前らぁ何で此処に来たんだァ?」
シャナ「ひっ!」
⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ
女A「ごめんなさいねぇ〜顔が恐いから怖かったでしょ?可愛いお姉さんと目つきの悪いお兄さんは何で此処に来たのかしらぁ〜?」
ムツキ「神秘の桜ギルドマスターアルセ・シャインって人はいるか?」
女A「貴方マスターに何の用?」
シャナ「ゴホゴホあの、呼ばれたらしいんですゴホ」
女A「貴女風邪でもひいてるの?ちょっと待ってて」
マスターさんって言った時凄く低い声で何の用って言われてちょっと怖かった、でも心配してくれたって事は良い人なのかな?
男A「イテテ、お前らアルセさんの知り合いかぁ?」
ムツキ「あ、いや知り合いって程じゃ・・・あ、そういえばコレを受付に見せろって言ってたな」
男A「今の時間ならすぐ開くが見せろってこたぁお前って呼んだの謝っとく、ちょっと待ってろ」
男A「おい先を譲ってくれないか?」
男B「順番守らないと相手してくれませんよ?大人しく後ろに並ばせた方がいいのでは?」
男A「恐らく優先券かマスター面会の確率が高ぇ、アルセさんが何か渡してるなら優先すべきだろぉ?」
この男の人もしかして顔がただ怖いだけ?顔を見ずにセリフだけ聞くと少し低いだけだわ、それに他の人から尊敬の目で見られてるように見えるわ
ムツキ「あの男悪いやつじゃ無さそうだな、後で俺も謝るか。シャナ彼処料理が置いてるみたいだぞ行ってくるか?」
シャナ「さっきの女の人に待っててって、それにあの男の人もこっちに向かってきてるし」
男A「こっちだ。アナさんこいつらアルセさんから手紙みたいなもん持ってる任せていいかぁ?」
アナ「はい、お預かりしてもよろしいでしょうか?あぁ貴方が言われていた人ですか、隣の方はあちらに食事や売り物でも見ながらお待ちください。ちょっと受付の交代お願いマスターの所に行ってくるわ」
ムツキ「シャナは連れて行けないのか?あいつ、マスターさん?はいいと言ってたと思うんだが」
思いっきり睨みつけられてた、あいつって言ったのが嫌なのねマスターと言えばギルドで1番偉い人だもの
アナ「・・・だと思うので、その方がいいのでは?」
ムツキ「そうだな、シャナコレで飲み物でも買って待っててくれ1人でも大丈夫か?」
1人で不安なのはムツキなのに・・・此処でただをこねるのは嫌、でもムツキのあの目を見たらどれだけ私が言っても考えを変えないのは分かってるこれでもずっと近くに居て結婚もしたんだから
ムツキ「ありがとな、行ってきます」
シャナ「うん行ってらっしゃい」
サク「いらっしゃいませ、初めて見る人ですねサクと言います、何を注文しますか?」
シャナ「シャナです。えっと銀貨1枚以内で、あっさりしてて、飲みやすい飲み物を、お願いしますゴホ」
サク「飲みやすい、それならオレンシか林檎ですね後は甘レモンなども飲みやすいです」
シャナ「じゃあ林檎で、お願いします」
サク「林檎ジュース1杯銅貨1枚です。おかわりは紙貨8枚で出来ます」
安!銅貨1枚って元取れてるの!?
もしかして甘い飲み物は安くてお酒が高いのかな?
男C「サクちゃん〜赤の2番ちょーだい」
サク「銅貨4枚ちょうどね。今日飲み過ぎじゃない?明日二日酔いになって薬代払わなきゃいけなくなるわよ?」
男C「ちゃーんとクエスト行ってきたーよ安いの飲んでるもんーサクちゃん1杯付き合って〜」
サク「私これから夕食の用意しなきゃまた誘ってね」
男C「りょーかーい、お酒ありがとー」
シャナ「サクさんって、あの男の人とゴホ付き合ってるんですか?」
サク「誰とも付き合ってないです、それに好きな人がいますから」
シャナ「片想いですか?もし良かったら話聞きますよ?」
サク「ありがと、でも大丈夫!あの人は私とじゃ釣り合わないし顔も見たことがないの」
シャナ「え・・・ど、何処が好きなんですか?」
サクヤ「まず優しい所でしょ、次に気遣いが出来て後仕草もかっこいいの!殆ど単語しか話さないけど声も素敵なのよ!それでね・・・」
サクさんが止まらない、でも目が輝いていて恋する女って感じ。顔は見たことないって火傷でもしたとか?それともすごく不細工なのを隠してるとか?
サク「それでね、あ、メイプルちゃんだ」
シャナ「メイプルちゃん?あ、ムツキだわ。ゴホもしかして私を探してる?ムツキ〜こっちこっちゴホゴホ」
ムツキ「体調は悪化してないか?首の痣痛くなってないか?身体は重くないか?座ってると思ってたのにびっくりしたぞ」
シャナ「サクさんと話し込んじゃってあ、サクさんこちら私の夫/////のムツキ・ムーランドです。ムツキこっちはサクさん料理を作ったり注文を取ったりしてる人だよ」
ムツキ「ムツキだ、妻/////が世話になったな。何を アルセ「ムツキ!」あ、忘れてた」
ムツキ「すいません。シャナの顔を見たら・・・シャナこちらはギルドマスターのアルセさんとその娘のメイプルさんだ」
アルセ「アルセ・シャイン」
メイプル「メイプル・シャインです。申し訳ありませんが、マスター室に来てもらえますか?」
ムツキ・シャナ「え?はい」「えぇ構わないわ」
メイプルちゃん、さん?が言うには身体が蝕まれてるのは毒が原因何だそう、そしてその毒を定期的に消してまた再発させている可能性が高いらしい
何でフードを被ってるのかな?声も身長も子供って分かってるのに、親子揃って理由があるのかな?
メイプル「・・・だと思うんだけど、心当たりありますか?」
ムツキ「毒!?森の帰りでしたから」
シャナ「間違いないと思います。メイプルさんの話に出てきた定期的な(安い)医者って言うのはムツキの紹介で行ってますし、白色の猫には森の中で会いました。」
アルセ「確定だ、その白猫が今回の病の原因だ。メイプル作れるか?」
メイプル「大丈夫、一応2人に聞いておきます。苦しいけど30分程で治る方法と、数日に分けて薬で治す方法後方は楽だけど時間がかかって医者にバレる可能性があるどっちがいいですか?」
今まで苦しかったのは毒のせい、これ以上ムツキに無理をさせたくないし危険をおかすのは嫌
シャナ「私は、苦しくてもすぐ治る方がいい。医者もグルなら尚更、少し苦しいくらい耐えられるゴホゴホ」
メイプル「分かりました。アルセとムツキさんは隣の部屋で待っててください、気が散るので」
ムツキ「静かにしてるからここにいさせて!シャナの側にいたいんだ」
アルセ「防音結界を張る。フードつけたままで大丈夫か?」
メイプル「ダメ。シャナさんの女性の身体を見るなって言いたいの。首の痣以外にもあるかも知れないから脱いで貰わないといけないんだから男は隣で待ってて」
アルセ「悪かった。ムツキ、メイプルなら必ず治してくれる安心しろ。終わったら念話してくれ『転移』」
シュン
ムツキには既には、裸/////見られてるしいてくれた方が良かったのに
声は子供特有の高さで仕草も綺麗で顔も可愛い8割美しい2割くらい、コレでまさかメイプルさんが男性なんてことないよね?
シャナ「えっとメイプルさんは女性何ですよね?」
メイプル「うん、治療が終わったら少しムツキさんの事で話したいことがあるから、それじゃ始める前に楽な姿勢で力抜いてて下さい。清らかな水は邪悪な物を打ち払う清水となり熱き火よ菌を燃やす炎となり合わされ『熱湯の浄化』」
シャナ「う、ぁう、くぁぅ」
熱い!痛いけど我慢出来ないほどじゃない、熱いじゃなくて痛いっ!
メイプル「ふぅ〜はぁ〜つっ〜」
・
・・
・・・
シャナ「はぁはぁはぁ・・・く、苦しく、ない」
どのくらい掛かったか分からないけど多分最初に言ってた30分くらいなのかな?
メイプルさん疲れきってる、やっぱり毒が強かったりとかしたのかな?
メイプル「ふぅお疲れ様、もう大丈夫ですよ」
シャナ「あ、りが、とうごさ、いました」
メイプル「無理して喋らなくて大丈夫ですよ。アルセを呼びましたので少し寝ます、後の事はアルセに聞いてください、おやすみなさい」
ボフ
スースー
よっぽど難しい治療法だったんだと思う。私を治療してくれてありがとうございました!メイプルさん何かあったら私が手伝うからね!
ムツキについて話すことだったのはお金を稼ぐのにどんな事をしていたか、それを受け入れる事が出来るのかどうかって話だった
それとその事をムツキから話すまで自分から言わない約束をした、勿論私はムツキを責めるつもりも突き放すつもりも無い私の為にしてくれた事なのは行動を見れば一目瞭然だもの
火属性+水属性上級混合魔法
清らかな水は邪悪な物を打ち払う清水となり熱き火よ菌を燃やす炎となり合わされ『熱湯の浄化』




