表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第1話+
5/132

カイル目線

後半少し増やしました

29/1/27

●カイル・ルーチェ・スリジエ(目線)


私の妻、リリーフは5時間ほど出産室に入ってる。2回目は最初より早く生まれてくると周りが言っていたが、リリーフとお腹の新しい我が子は大丈夫だろうか?


「おぎゃーおぎゃー」


!!

産まれたのか!男の子だろうか?それとも女の子?

無事に産まれたようだ!

女の子だった!メイプル。因みに男の子だったら、アチェロだった。

メイプル・ルーチェ・スリジエきっとリリーフに似て可愛い子になる。


スフェル「カイル様、メイプルお嬢様には誰をおつけになりますか?」


カイル「メイプルには・・・ミリナを付ける」


スフェル「承知致しましたではその様に伝えておきます」


カイル「専属はまだ付けん、メイプルのお気に入りは調べておけ」


言葉の裏にメイプルに取り入ろうとしくる奴を裏を使って調べろって事

女子供は洗脳されやすい、クロードは男児で後継だからこそ表と裏両方を付けている

信用出来るのは呪いを受けてしまったミリナと代々執事をしてくれているスフェルとその父、最近は何だか嫌な顔をする幼馴染みのシードだ


スフェル「クロード様のを?」


カイル「表側から怪しい奴を洗うだけでいい、四六時中見られているのは疲れる」


スフェル「産まれた時から付けていればそれが当たり前だと思われるのではないでしょうか?」


カイル「クロードの時で反省しなかったのかい?子供は敏感で隠れていても気付いていたって執事やメイドが言っていただろ。同じことはしない」


スフェル「承知致しました。裏にはなるべく必要時以外は近づくなと言っておきます、お嬢様も聞かれるまでは秘密に?」


カイル「聞かれたことだけだ、それとなく言う事も出来る限り伏せろ。以上だ下がれ」


スフェル「は!」


スフェルは前執事長の次男、初恋はメイド長ミリナ15年程片思いだ

ミリナは気付いているが我が子のように思っており恋愛感情はないらしい

それはおいといて、クロードの時気付いていたのかそれとなく聞いたら光っているらしい

今でも切り替えは出来ないが居るかどうか聞かれれば分かるって聞いた


カイル「そう言えば神殿から何か神託があったって聞いたな、戦争の前触れでも出たのかい?」


シュタ


影「数国離れた国同士で戦争があり難民が多く出たと聞き及んでおります、前触れは無かったそうですが土地が枯れてきた時に神託があったそうです」


カイル「そうか。どちらも同盟国では無かったからこちらへの連絡は事後だったんだろう、こちらに流れてきたら受け入れられる場所を探しておいてくれるかい?」


影「命じて下さるのなら命に代えても。第4部隊の手が空いていますのでそちらに任せますが宜しいでしょうか?」


カイル「何時も通り頼む、第4でなくとも構わん土地勘のある者であればいい」


影の存在は王の血筋と執事長とメイド長しか知らない

最初は王族だけだったんだけど2代前(祖父)に緊急で降り立った所を執事達に賊とかと勘違いされてしまって其処からはいっその事、影の存在が居ることは知らせておこうって事になった

執事達が影だと分かるようにする為に、影達に誓いの儀式をさせて(全員喜んで受け入れてくれた)国家の紋章が浮かび上げることが出来るようにして出せないものは賊と判断するって事になったらしい

儀式は騎士の誓いより簡単で「我、〇〇は国王〇〇(さん)(様)の影となります、許可を」って言われたら「我、〇〇は汝を影と認め血の誓いを許可する」って言えば完了する


カイル「まあ別に誓いが無くても良かったんだけどね」


影「王様?」


カイル「何でもない。仕事に戻る」


影「は。何かあれば右腕の菖蒲を置いておきますのでお使い下さい」


カイル「分かった」


何も無いのが1番いい、これが終わったらリリーフの様子とメイプルを見に行こうか

2回目でも結構長かったし体調が心配だ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ