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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第6話
46/132

帝になる条件

少し変更しました

28/11/3

●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)


転移で来たのは時間的に人がいないと思ったからね、恐らく面倒だったからだろうけど


光帝「まだ20分前なのに炎帝が来てる」


炎帝「光帝!この間はよくも俺に任せて・・・後ろにいるやつ誰だ」


メイプル「アルセ、挨拶と名前どうしたらいい?」


光帝「あ・・・考えてなかった。炎帝と水帝はいいが他のやつにアルセって名前で呼ぶのはやめろよ?そうだな〜アルセからセをとってアルでいいんじゃねぇ?」


炎帝「おい光帝それ明らかに偽名だろ、偽名ならバレないように使え、例えば俺のシードのシとアルセのルをとってシルどうだ?」


偽名なら別にバレてもいいんだけど

シルか、まあまあいいんじゃない?

メイプルじゃない時はシルって名乗ろうかな


シル「いい名前をありがとう〜シードさん、この名前も他の帝に内緒なら炎帝さんって呼ぶよ?じゃあ改めて僕はシル炎帝さんこれからたまに来るからよろしくね〜」


炎帝「おう!俺はシード・ボルケーノ、他の帝も俺の名前は知ってるが基本的に帝会議の時は炎帝とか光帝って呼ぶことが多いから炎帝って呼んだ方がいいぞ」


シードさん変わらないなぁ

どんな人にも態度を変えないって凄いと思う

ただ友達の友達は友達って感じで凄く危ない気もするけど


光帝「んじゃ俺も一応しとくか。アルセ・シャインだ。水帝、炎帝、シル達以外がいる時はアルセと呼んで構わない、むしろ普通に喋りたいしな。他人がいる時は基本単語しか喋らないからそのつもりで」


シル「クスクス、アルセは口が悪いのがバレないために単語だけなんだもんね〜今日は単語だけじゃ無理だしね。あ、僕の役割アルセの翻訳係りってどう?今日みたいな日が絶対増えてくるし、僕はまだ帝になるつもりないしね!」


炎帝「強いのか!会議の後戦わないか?」


この戦闘狂!熱くなったら止める他の人は大変なんだから、それに怪我させずに止められるのは多分アルセだけだろうし。

父さんも止められるけど親友って言ってたし戦う可能性高いもん、だから怪我しそうでさせそうで戦うことが怖くなりそう

最後まで戦って帝にさせられるとかまだ勘弁だし


光帝「帝に推薦されるから駄目だ!暫くは翻訳係りだ、帝にさせないから、安心しろ。光帝の権力振り回してやるよ」


炎帝「帝の半分が賛成したら帝になれる。アルセが反対しても他の奴が賛成すればいい。それは権力じゃどうにもならないぜ?」


へぇ〜帝って現在の帝を倒したらなれるんじゃなくて多数決があったんだってよくアルセ光帝になれたね、誰が賛成したんだろ?


光帝「帝にさせたら俺がこの国を消そうかな〜指名手配されても俺なら余裕で返り討ちだし。指名手配されたら退屈しないかもしれないしな」


炎帝「じょ、冗談だ!ま、真に受けるなよ。た、た、ただの冗談だから!悪かったって!」


シル「ぷっ、あははは〜光帝も冗談が上手いな〜ん?誰か近づいてくるね。アルセ分かる?」


冗談じゃなかったんだろうけど

この魔力はルードね。水帝は時間に厳しいって言うし五分前には来てるんだよねぇ


光帝「あ〜多分ルードじゃねぇ?てかスピード早いな、肉体強化してるんじゃねぇか?」


炎帝「ルード?何でルードが近づいてきてるんだ?」


シル「え?知らなかったの?じゃあルードさんには悪いことしたな。炎帝さん、僕たちが知ってることは内緒だからね〜本人も隠してたみたいだし話してくるまで気付かないフリをしてね〜。」


初めての帝会議の時に全員顔見せしましたからって言ってたから、てっきり知ってるものだと・・・


光帝「バレたらまずいかもな。〈〈ボソッ〉本人から正体教えて貰ってないし〉」


シル「聞こえてるよ〜アルセそれより来るよ」


ガチャ

ギギギー


水帝「今日は早かったですね光帝。炎帝も居ましたか、そこにいる人は誰ですか?」


光帝「シル」


名前を聞いたわけじゃないと思うけど・・・

私に殺気を送ってるけど攻撃はしてこない警戒してるだけみたい、アルセ時とは違って成長したのね


水帝「炎帝」


炎帝「!そ、そんな殺気立つなよ。説明するから・・・」


炎帝さんの説明は下手すぎる!ルードさんに伝わらないでしょ。今度からは間違っても炎帝に説明を頼むのは辞めとこ


水帝「なるほど、つまりそこにいるシルという人は光帝の言葉を理解して私達に教えてくれるという事ですね?」


シル「えぇー今ので伝わったの!?凄いね光帝さん」


光帝「〈コク〉シル」


シル「ん、了解。僕の名前はシルだよ。全員が揃ったらまた自己紹介するけど僕は今のところ帝になるつもりはないから。炎帝さんには説明したけどもう1度説明するね・・・」


水帝「つまり数年間は帝になれないがそれ以降なら問題なく試合をして問題が無ければ帝になる事が出来ると。分かりました他の帝には私から説明します。貴方は私達の敵ではないのですね?」


敵ならアルセじゃなくて他の帝にする筈だよ。だってアルセには情報がなくてしかも自分達より強いんだから


光帝「〈コク〉協力者」


シル「協力者じゃなくて提供者だよ〜《ほかの帝も来るみたい帝だし魔力察知出来るかもしれないから心話でお願い》光帝さんには近々依頼があるのに今回の会議のせいで依頼出来なくなるかもしれないし、見つけたのは光帝さんだから翻訳が必要って事で来たって訳〜」


光帝「《情報を出しすぎだ。探られて隠れられたら裏取り引きにメイプルだけ潜入出来なくなるぞ》〈コク〉シル、仲良く」


別に喧嘩売ってる訳じゃないんだよ?ただこれだけ敵視されるのは普段と違ってちょっと堪えるというか・・・

アルセの考えも確かだから帝に探られてるから中止にするなんて事になったら捕らえられなくなるし、奴隷を解放できなくなる。

魔力が近付いてくる、ガルドさんとシルフさんね一緒に来た


ガチャ

ギギギー


地帝「珍しい子が来てるのぉ〜」


風帝「あらぁ?久しぶりねぇ〜」


シル「こんばんは、土帝さん風帝さん。もしかして僕の正体に気付いてます?」


土帝「ふぉふぉふぉ勿論じゃよ。長年生きてると魔力で誰だか分かるんじゃ、まるで光帝が2人いるようじゃ」


アルセは私の魔力で作ったから同じだけど、流れや量によって感じ方が違うみたい。でもよく似てるって言われるのは当然のこと


風帝「妾は精霊が同じところじゃなぁ〜貴女のように精霊たちを何人も連れてるのは珍しいしのぉ〜」


数え方は精霊が人で妖精は匹らしい

目を身体強化しなきゃ妖精達は見えないけど初めてした時全身に居て目が焼けるかと思った本気で強化する事は一生しないって誓った


光帝「凄い《魔力察知が出来ても判別まで出来る人族は初めてみたぞ、流石に俺とメイプルじゃ魔力量が違うからバレなかったんだなぁ。精霊たちはどうしようもないし、強めの精霊たちしか見えてないみたいだな。清き心と量と質が高いところに集まるから仕方ないんだが》」


シル「今はシルだからね〜僕の正体が分かったならバラせない理由も分かったよね?光帝さんの翻訳係りだからこれからよろしくね?」


土帝・風帝「よろしくのぉ〜」「よろしくじゃ」


水帝「土帝と風帝の知り合いなのですか?」


シル「詮索は禁止だよ、土帝さんも風帝さんも黙っててくれるんだからね〜」


闇帝さんも来た、帝会議始まるやっぱり緊張するなぁ


ガチャ

ギギギー


闇帝「お、遅れて申し訳ありません!」


水帝「よく分かりませんが土帝達が知っているのなら今は詮索しません。闇帝も会議の後で説明しますので今は聞かないでください。」


光帝「シル《キメラの説明任せた。俺はミルフィーユ食べてるから》」


シル「新作はちゃんと残しといてよ?えっとまずは光帝さんから今回の会議で発言します。・・・」


キメラの事、魔物数も少し異常じゃないかという事。

話し終えたから私はミルフィーユを食べてる。美味しい、皮を改良すれば更に美味しくなるね、少し生地の配分を変えてみよう



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