グレンの頑張り
少し変更しました
28/10/28
●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)
メイプル「ふぁ〜眠ぃ」
私の朝は大人の平均より早い、何故ならやる事が沢山あるから
顔は洗った、寝癖も直した、うん大丈夫ね
表にルードさん、じゃなくて水帝さんがいるからちゃんとチェックしてから出ないとね
ガチャ
メイプル「おはようごさいます水帝さん」
水帝「おはようございます、お早いですね。光帝は来てませんがどうしますか?」
一昨日手伝って殆ど終わらせたんだけど次の日の依頼に付き合って貰ってる間に新入メンバーが何か不慮の事故を問題をおこして書類が大量にきたらしいんだよねぇ〜
あの念話ならアルセは寝てないだろうし、手伝った時の夕飯だけでその後何も食べてないなら食べさせないと身体にも自然魔力回復にも悪いからね
メイプル「朝の鍛錬をして来ますので、2日連続で護衛ありがとうございました。」
水帝「!いえ、おr、私はこれで失礼します」
さてと私は鍛錬を終わらせてグレン君の所に様子を見に行って今日の昼の書類の手伝いに行こうかな〜
・
・・
・・・
終了♪
グレン君の名前が今のままじゃこの城にいるとバレると思う。その内ギルドに入るなら尚更偽名でないと貴族連中に調べられれば指名依頼か達成書類ですぐバレて暗殺される
まあ暗殺されない為の特訓と魔力コントロールなんだけどね
メイプル「アチェロの特訓に付いていけてるのに驚きだなぁ〜」
元々アチェロに弱音をあげたらレベルを下げるつもりでスパルタでよろしくって言って、未だに辛いとかちょっと休憩とかは言ったことないんだよ、疲れたとかは普通に言うよ?
スパルタって私が思ってるのは身体強化と肉体強化を倒れるまで魔力消費して気絶しても水かけて起こしてそのまま続行させる←魔力量を増やすのと魔力に早く慣れさせる為
魔力量と強化時間を限界まで増やして、その後すぐに武器強化させながら素振り←魔力コントロールを少ない量で最大限引き出す為
本当なら武器強化だけで肉体、身体強化は武器強化を覚えて慣れてから練習する予定だったのに・・・それだけやる気があるのか、それが普通だと思ってるのかは分からないけど頑張ってるのはよく分かる
グレン「メイプルちゃん!ふぁ〜おはよう」
私がグレン君の所に寄る頃には魔力枯渇してて眠いしだるいのに、グレン君はアチェロの指示通り休憩なしで武器強化させてる
この特訓で弱音をあげなったのはグレン君を入れて百にも満たないからアチェロとアルセも驚いてる
メイプル「グレン君アチェロおはよう。少し時間が伸びてきたね。グレン君武器強化の素振りも頑張って」
グレン君の予定は私とアルセとアチェロで決めてる
まずアチェロはグレン君の特訓を指導、観察して次の日のメニューを考える。コレは大半がアチェロで偶にアルセと相談して決めてるらしい
その後昼間は、私とグレン君で魔物の名前、特徴、弱点と全教科の基礎の勉強をして学校に楽しく過ごすために必要って事で予定に組み込まれてる。コレは全部私が担当でグレン君が学校で恥をかかないために厳しくやってる
夕方は2パターンあって家(城)ならテーブルマナーとかのマナーの練習と勉強
もう1つはギルド(マスター室限定)なら料理の実践とバランスのいい食事の勉強
ちゃんと作ったやつは自分で食べさせてるよ、勿体ない事はしないように指導してるもの
アチェロ「そろそろ時間ですね〜グレンー起きろ〜今日は終わりだ。今日は早めに寝て、明日早く来い」
グレン「ふぁい!ぁらがとうございました。メイプルちゃん今日もよろしくお願いします!」
アチェロ「ふ、頑張れよ」
今から勉強なんだけど、グレン君に教えるのは私が父さんと母さんが忙しくて暇だったからバレずに2歳から本を読んでた本のほんの一部だけで、私なりに簡単に纏めておいたものなの
魔法系統は特に回りくどい書き方してるのよねぇ〜そんなのを教えても使えなきゃ意味無いしそれを教えるくらいなら実技の方がマシ
私は実技でもいいんだけど特訓と合わせるのは無理、特訓はこれ以上やるのは肉体的にも精神的にも無理って所までやってるもの
私も一緒に勉強してるのはグレン君も相手がいた方がやる気も出るし、私は教えればちゃんと覚えてるが分かるから
グレン「メイプルちゃん出来たよ採点お願い」
アルセ《メイプル起きてるか?明後日暇なら息抜き入れないか?グレンもずっと休みなしじゃ病み上がりみたいなものだから1ヶ月ももたないぞ》
メイプル「分かった〜《そうだね♪私も最近は鍛錬以外で動いてないし、街の情報も取り入れておかないとね〜》78点だったよ、ここは繰り上げがあるからこうなる、分かった?」
アルセ《俺も色々集めてるが最近行方不明者と奴隷の数が増えてるらしい、多分近々裏の方で開かれる可能性が高い》
グレン「繰り上げの繰り上げだったのか〜僕も繰り上げて可笑しいと思ったんだけど分からなかったよ、次は国語だよね?」
2つ聞きながら2つに返事を返すのって結構大変なんだよね。
2、3年も同じことしてればいい加減慣れたけど、偶に話を聞いてない時はあるけど・・・
メイプル「うん、じゃあこれ解いてて《近々って正規でも奴隷オークションあるんだよ?まさか正規が裏からの奴隷を出すとは思えないんだけど・・・》」
アルセ《確かか知らねぇが子爵が関わってるらしい。向こうも多少警戒してたが設備が安全だと思ったららしく奴隷の話してた》
メイプル《設備?護衛が強いんじゃないんだね。入り方とか分身で調べて見る?》
アルセ《軽く調べたから入り方はもう分かってる。金貨5枚から入れて、金貨5枚が一般席、白銀1枚が特等席、白銀5枚が最高で特別席で毎回決まってて、白銀1枚からは常連で顔パスの奴が多いらしい。俺は常連を気絶させて変身魔法で入るつもりだ》
軽くじゃなくてほとんどじゃ・・・
しかも入る方法が入れ替わりで入るのか
まぁそれが1番確かだし
メイプル《一般席に入るのはお金だけでいいの?顔パスって事は何かお金以外にいるんじゃない》
アルセ《一般席で行くのか!?・・・なるほど一般席はブラッドカードがいる、そのカードを持っていれば盗んだ物でも奪った物でもお金とカードを見せれば入れる》
成程って何?・・・まさか隣に誰かいて情報を聞き出してる?
ま、まさかね・・・ない、よね?
グレン「メイプルちゃん終わったよ採点お願い!メイプルちゃん?」
こっちが疎かになっちゃう気にしない事にしよ、採点、採点〜ちなみに内容は単語と文を書くテスト
学園に行ってる人がどのくらい出来るか分からないから、私と同じか少し下に近づくように勉強してる。魔法陣とかは別として
メイプル「ごめんごめん」《ブラッドカードの入手お願いできる?方法は問わないけど、アルセが怪我しない方法でね》
アルセ《了解、後1時間したら迎えに行くから用意してろよ》
メイプル「採点終わったよ〜字を書くのも慣れてきたかな。じゃあもうすぐお昼ご飯だから今日は終わろっか」
グレン「おぉ!92点!今日もありがとうございました!明日もお願いします。ご飯〜ご飯〜」
グレン君は分からない所は部屋に来て聞いてくるし、自ら復習して忘れないようにしてるから進むのが早くて楽だな〜ノートは私持ちだからなるべく書き直して何度も練習してるだけらしいけど、それを一般的に復習してるって言うんだよね




