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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第6話
41/132

アナの本名?

少し変更しました

28/10/27

●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)


私とアナさんを入れずに不可視結界と防音結界を同時に張るって事は顔見せちゃんとするのかな?

さっきの会話で少しはお互いの事分かったから見たいだし

普通に話すだけなら不可視にする必要もなからね、あ、アナさんはアルセの顔知らないよ


メイプル「あぁなると話が長いから先にご飯食べましょ?いただきます」


アナ「そうなの?お腹空いたわ。いただきます」


今日の夕食はレッドドラゴンのステーキと野菜炒めに米。米は私アルセが好きで大量に購入してサクさんにレシピを渡して作って貰ってる。サクさんが試食して販売したいって言ったからギルド限定販売の一つに入ってて最初は人気なかったけど今は凄く人気料理の一つなの


アナ「美味しいわね〜メイプルちゃんは明日は依頼を受けるの?」


メイプル「後少しで採取ランク上がりそうだから2つ受ける予定です、何か良さそうな採取依頼ないですか?」


アナ「採取依頼しか受けてないものね〜シューカ草とヒルサ草の採取はどう?あの依頼は期限もないし森の手前で子供でも魔物が出なければ出来る依頼よ」


薬草の中でもかなりポピュラーな草だ。シューカ草は傷に塗る薬でヒルサ草は痣とかに塗る薬だね


メイプル「ヒルサ草よりサイナ草シューカ草の依頼はないのですか?」


アナ「サイナ草は剣に使う草だったわよね?確か依頼が新しく来てたと思うわ」


メイプル「2つのつもりだったけど、サイナ草は個人で取りに行ってギルドには出さないと思う」


サイナ草は剣に使えるって世間一般では言われてるけど、そのままじゃ毒草でもちゃんと料理したら毒が抜けて美味しく食べられる食材なんだ〜味はほうれん草に似てる

勿論剣が錆びないように使う用も取ってくるけどね


アナ「アルセさんが付いて行くから大丈夫だと思うけど、怪我しないでね?」


メイプル「は〜い」


アナ「あ、さっきサクに新しい情報の資料を貰ったの!これどう思う?」


[最新情報

8年前に消えた娘が2年前に襲われた荷物の中によく似た娘がいた可能性の報告があがった。その娘が生きていれば年齢は18歳で見た目は緑に薄い白が入った髪に空色の瞳名前はルルナ

似たような娘が居たらフェスター家に連れてきてほしい

報酬は見つけたものに白銀1枚とする

冷やかしは許さず罰金をもらう時がある


ルルカ・フェスター側近レイカ・サーバント]


メイプル「情報の見た目だけなら合ってると思いますが、アナさんルルカ伯爵と知り合いなんですか?」


アナ「私10歳より前の記憶がなくて村の事も親の顔も忘れちゃって。もしかしたら記憶をなくす前に会っていたかもしれない、かな」


記憶喪失が酷くても何も思い出さないのは変かな?何となく懐かしい感じとかするもん。故意に記憶を消された可能性があるかもしれない、確かアルセ特製魔法の中に覗く系統あったね試してみよう


メイプル「闇に遮られし記憶の数々よ今再生せよ『記憶の欠片』」


記憶の欠片は封印魔法と遮断魔法をすり抜けて記憶を見れるようにした。アルセ特製尋問魔法らしい、記憶を覗かれれば沈黙とか関係ないもの

これも心話と一緒で使い続け過ぎると脳が圧迫されすぎて潰れるか焼き切れるんじゃない?って言ってた。心話は心が壊れるけど死なないのになぁ〜心が壊れればある意味死んだのと同じだけど


メイプル「やっぱり頭の中に勝手に入ってくるのは気持ち悪いなぁ〜あ、故意に消されてる・・・盗賊に殺された親は盗賊とグルで盗賊が裏切ったんだ。親だと思ってた人は親じゃなくて奴隷に売るために育ててた。本当なら親が人質にされてアナさん自ら奴隷になるって言わせて連れて行くつもりだった、か」


これは真実は伝えない方がいいのかなぁ

本当の親はルルカ・フェスターで間違いないみたい。記憶を無くした後に無くしているか確認する為に似顔絵を見せてたから

アルセに相談して話すか決めよう


メイプル「『記憶の欠片、解除』ぁ〜頭痛い・・・アナさん〜大丈夫ですか?おおーい」


アナ「メ、イプルちゃん、いつの間にか寝てたみたい。暇じゃなかった?」


メイプル「大丈夫です〜ルルカ伯爵の事だけどこっちで調べてみます。家なら何かあるかも知れないし」


アナ「(メイプルちゃんは第一王女だから城で調べてくれる?もしかしたら何か分かるかも知れない!)ぜひお願いします!」


メイプル「ん、了解しました」


アルセ《訓練所03に時魔法お願いしてもいいか?ルードと多分帝が使う用になると思う》


わざわざ03を使ってもいいか聞くのは時属性を使うからね、帝が使うなら重力にする必要あるのかな?

まあ、アルセがそういうなら別に訓練場は空間を広げればいくらでも作れるから許可貰わなくていいのに


メイプル《帝が使うなら私がやるよ。扉はアルセでも作れるようにしておくから、それよりアルセ魔力消費大丈夫?そろそろ寝ないと倒れるよ》


アルセ《悪いな、今度アレ代行する》


メイプル「そろそろ結界を解く頃ですね・・・終わった?アルセ、ルードさんの事どう?」


アルセ「大丈夫そうだ。今はまだ信頼は出来ないが信用は出来る男だ、今回みたいなに無理な時は俺じゃなくルードに話せ。俺の意見は全て却下されるからな」


あぁ〜落ち込んじゃったよ。

でもアルセの提案は無理!

だってそいつを殺せば全て闇の中で解決だ。

とか、圧倒的な力で捩じ伏せれば反論して来ない、これならメイプルの強さも教えられて一石二鳥だ!

殺せ、捩じ伏せろってそういう事を聞きたいんじゃないんだもん


メイプル「当たり前、アナさんには言ったけど明日は依頼を2つ受けるからよろしくね」


アルセ「了解、明日の夕方からみかdじゃなくて会議があるから」


今帝会議って言いかけたよね

アナさんは知らないからか、正体は出来る限り教えてはならないって規則があったんだったっけ?


ルード「今日の夜の護衛は水帝がしてくれます、念のため伝えておきますね」


アルセェ〜魔力不足とか言って変わって貰ったでしょ!まあ護衛はルードさんって話を聞いてなかったら昨日は確実に夜出かけてるのがバレてたな〜


ガチャ


メイプル「それじゃ私達は家に帰ります、アルセ、アナさんお仕事頑張ってくださいね」


アルセ「《暇なら家に帰った後で書類手伝ってくれ》気を付けて帰れよ〜ルード頼んだ」


ルード「任された、アナさんアルセまたな」


アナ「メイプルちゃんルードさん気を付けて下さいね」


メイプル「はい《えぇ今日は魔法陣の研究しかしないから手伝いに来るわ、種類別にしといてね》」


帰り道にどうせ抜くと思ったからアルセの夕食が必要だと買い物をして帰った


メイプル「ルードさん今日はありがとうございました。夕飯には呼びに来てくれると助かります」


夕飯を食べた後は出掛けて疲れたから寝るって言って分身を置いてギルドに行ったからアナさん達にも見つからないように手伝いをしてとっとと終わらせて寝たよ

何も起こらず平和だった、夜は平和なのがありがたい


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