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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第6話
40/132

地下の仕掛け

少し変更しました

28/10/27

●アルセ・シャイン(目線)


?誰かギルドの入り口に転移してきたな

この魔力はメイプルと、水帝?だよな

水帝、確かルードだったか?に俺は怪しいから嫌われてた筈だが

俺は今メイプル達の相手は出来ねぇんだがな〜だってメイプルが熱を出した事が気になってずっと此処に居たのに仕事してなかったから溜まってるんだがな

あぁー手伝って貰いてぇ


アルセ「水帝がいるならフード被らないとな。本当にメイプルに手伝って貰おうかな・・・」


こっちに近づいてくる。足音はルード1人しかしないし魔力も隠せてない帝ならせめて足音は消して欲しい所だ


コンコンコン


アルセ「空いてる」


ピピッ

ガチャ


この喋り方楽だけどメイプルとギルドメンバー以外に伝わらないから不便だ


メイプル「ルードさんは信頼出来るから大丈夫だよ?あ、ルードさんアルセの喋り方は内緒でお願いね」


おぉ!聞いてみた意味があった!

ルードが命令ならって言ったけどメイプルはお願いって言ったのにな

まぁ炎帝になら言ってもいいが真面目だから王族が言えと命令しない限り自主的には言わないんだろうな


アルセ「今日はルードと話があるんじゃなかったのか?俺はこっちの書類整理があるから部屋の提供くらいしか出来ねぇぞ」


ルード「普通に喋れたのか・・・メイプル様になんで口を!」


いやいや俺が普段からこの言い方・・・言葉数少なかったから分からなかったのか

っていうか剣で攻撃してくるのはいいが書類と机は斬らないでくれよ?

メイプルが止めてくれたけど、防音の部屋なんて魔星石で防音結界張ればいいんじゃねぇの?


アルセ「防音?俺が聞いてもいいならこの部屋ですれば?無理なら303号室を使え」


マスター室はメイプルが直接作ってくれたから確実だ。それ以外なら確か303の部屋には防音結界の魔星石が置いてあったはずだ。

ルードはメイプルが話すって言えば承諾するし、大抵のお願い(命令)なら聞くと思うがな


アルセ《お前の話ならここで話せ、メイプルも記憶を写すのも疲れるし普通に話すのは面倒だろ?》


メイプル「《心話でわざわざ伝えてくれたのは良いけど、アルセには話せなかった事をルードさんに話すんだよ?怒ってない?》分かった、じゃあここで話そうかな」


そもそも俺に怒る権利なんてないし、メイプルが誰かに話すことが大事だ

ルードじゃなくて俺だったら良かったのにとは思ったけどな


アルセ「《怒らない、俺の役目じゃなかったってだけだ。他の奴に話せるならそいつに話せばいい、相手が俺じゃなくても別にいい》そうしろ。ルード、俺が普通に喋れる事を知ってるのはメイプルとアナしか知らないから周りに広めるなよ、当然だが光帝の時はいつも通り話さないから。まあお前と会うことは多くても喋る事は少ないがな」


別にいいなんて嘘だ、全てのことにおいて俺に頼って欲しいって思ってる。その為に完璧を目指してるのも事実だ、メイプルの負担にならずメイプルの役に立ちたいから


コンコンコン


アナ「アナです、マスター今大丈夫ですか?」


アルセ「空いてる」


アナが来たって事は追加の書類か?まだ終わってないんだが、食事を持ってきただけならいいんなら嬉しいんだがなぁ〜


アナ「ご飯と新しい書類持ってきました」


メイプル「ありがとうございます。アルセも落ち込んでないで一緒に食べよ?」


メイプルにあぁやっぱり新しい書類を持ってきたからかって落ち込んでる事バレてるな

こういう時は誤魔化すのが1番だ


アルセ「アナは食べないのか?3人前頼んだって聞いたんだが」


アナ「(アルセさんが普通に話してる所久しぶりに見たわねぇ)メイプルちゃんとお客さんのルードさんの分だと思いましたから。取ってきましょうか?」


メイプル「アナさんの分頼むの忘れてました。私取ってきます」


ルード「メイプル様!それなら私g・・・」


アルセ「そういえばこの喋り方久しぶりだな、マスターになった時くらいから変えたよなぁ。最近訓練所の魔力の減りが早いけど何かしてるのか?」


メイプルの邪魔しようとしてんじゃねぇよ、馴れ馴れしい奴

アナもアナで魔力の減りが早いなんて知りませんでしたってフリをしてても顔に微妙に出てるからな?

魔力はメイプルが補給するが忙しいからなかなか来れなくて魔力が足りなくなるとかにはならないように俺も多少補充してるが・・・


アナ「!き、気のせい、ですよ〜あはは〜」


アルセ「まあ強くなろうとしてるのが分かるから特訓するのはいいけど今以上にやるんなら地下の・・・ぁ、ルードこの話メイプルにするなよ、非公開だからメイプルに怒られる。あぁ〜と今後もずっと続けて訓練にするんなら地下1階の部屋を使え」


別に地下の事を秘密にしようとか話してた訳じゃなくて聞かれなかったから言わなかっただけで、魔法陣の方はなるべく公開しないようにしようとは言ってたからまずったかも


アナ「地下があったんですか、地下だと魔法で崩れたら大変ですよ、何か理由があるんですか?」


アルセ「これも非公開なんだが・・・まあルードならメイプルが不利になる事は言わないか。魔法陣が書いてあってな、修復と公開されていない破壊不可と重力だ。それを作ったのが俺とっ!『防音結界』 ピピッ ガチャ メイプル「アナさん持ってきました、よ?ルードさんに急に防音結界かけて何かしてたの?」いや、アナに地下の訓練所の説明してただけだ。ルードに聞かせても大丈夫か?」


メイプル「地下なら大丈夫だよ、個人登録してないと入れないし悪意があれば重力がかかったりあの部屋に転移したりするようになってるから」


つい焦って防音をかけたのは間違いだったな

普通に会話を途切れさせれば良かった、そういえばそんな仕掛けもしてたな〜


ルード「メイプル様おかえりなさい。アルセが地下の話をしていたのですが公開されていない魔法陣とはどういう事ですか?」


メイプル「アルセ?私、魔法陣なんて、聞いてないです、ちょっと正座してO☆HA☆NA☆SHI☆しましょう?勿論断りませんよね?」


メイプルが敬語!コレはやばい!


アルセ「お、おおおおお、もちつけじゃなくて落ち着け!こここここれには深い深ーーい訳がだn メイプル「いい度胸してますね?私今凄く冷静だからアルセの事ルードに話しちゃいましょうか?ねぇ」待て待て待て、本当に待て!め、メイプルだってそんな事教えたらk メイプル「そうですね、それは困ります〜じゃあ顔を公開しましょうね?少し面倒なことになるけどギルドに馬鹿はいないから絡んで来る奴なんて居ないですよ?ね?」は、ははははい!勿論喜んで外させて頂きます!だから許して〜」


敬語で黒いオーラを出してるメイプルは怖い!って顔を公開とか、はぁ面倒だなあ〜ルードも怯えてるし初めて見たのかなら仕方ない事だ


ルード「〈〈ボソッ〉メイプル様が黒い、怖い。メイプル様が怖すぎr〉メイプル「ルード何か言いました?」イイエナニモイッテマセン」


メイプル「はぁ、そんなに怖がらなくても悪いことしなければ怒ったりしないわよ。ギルドの上位の人に顔公開するけど、ルードさんには・・・どうしよ、アルセどうする?」


アルセ「ルードは記憶を消せばいいんじゃねぇ。どうせ俺が疑われてるのは変わらないんだ、俺ルードの事メイプルをとるやつだから嫌いだ」


ルード「記憶を消す?そんな魔法ないはずだ。メイプル様はお前のような怪しい奴に一時期でも預けるのはこっちこそ嫌だ、俺もお前が嫌いだ」


メイプルが悲しむ事はしたくないがこいつは気に食わない、メイプルに頼られてる事もだが俺の生き甲斐を奪おうとしてくる所とか


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