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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第6話
39/132

アルセの話し方

誤字修正しました

29/10/13

●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)


ルードさんに話を聞いてもらうために神秘の桜の入り口に転移して貰って中に入ったんだけど・・・足止めを食らってる感が否めない


「メイプルさん〜こっちで一緒にご飯食べません?」


「メイプルちゃん隣の人は彼氏?おじさん悲しいよ」


「メイプル〜こっちで一試合しないか、新しい風魔法覚えたんだ」


「メイプルちゃんお菓子買う?ギルドの新作だよ!」


メイプル「サクさんお菓子買います、いくらですか?」


サク「銅貨4枚だけど2人分なら銅貨7枚でいいよ」


メイプル「2人分と後サンドイッチも2人分お願いします。」


サク「銀貨2枚でいいよ、毎度あり〜」


私のサンドイッチは卵と野菜でルードさんの方はハムカツと野菜、お菓子はハチミツの入ったクッキーと新作のブラウニーと飴ちゃんのセット凄く好評だったからサクさんにギルド限定販売になった。子供からお年寄りまでギルド内で大人気の飴ちゃん


アナ「メイプルちゃん数日ぶりね〜マスターは自室に籠もってるけどどうする?」


メイプル「アルセいるのですか、じゃあマスター室に行きます。今日はアルセとこちらのルードさんと居るので3人前でお願いします。ルードさんこっちです」


ルード「〈〈ボソッ〉アルセは呼び捨てなのか〉」


ルードさん何か呟いた?何かあれば直接聞いてくると思うしギルドの感想でも言ってたんじゃないかな?

考えてる間にマスター室に着いた、本当ならノックした後に名乗るんだけどアルセだし魔力で分かってるからいう必要はない他に人がいる時は別だよ勿論


コンコンコン


アルセ「空いてる」


ピピッ

ガチャ


メイプル「今日はルードさんも居るけど大丈夫?」


アルセ「いい、喋って」


メイプル「ルードさんは信頼出来るから大丈夫だよ。あ、ルードさんアルセの喋り方は内緒ね?」


ルード「喋り方?メイプル様の命令ならば」


命令じゃなくてお願いなんだけどな〜

まあ言わないでいてくれるならいいや


アルセ「今日はルードと話があるんじゃなかったのか?俺はこっちの書類整理があるから部屋の提供くらいしか出来ねぇぞ」


ルード「普通に喋れたのか・・・メイプル様になんで口を!」


カチャ


メイプル「剣抜いちゃダメ!どの部屋が空いてるの?防音結界がある所でお願い」


ルード「・・・はい」


カチャン


アルセ「防音?俺が聞いてもいいならこの部屋ですれば?無理なら303号室を使え」


メイプル「ルードさんアルセが居てもいい?」


ルード「べ、つに構いません。メイプル様のお話ですので、邪魔しなければ」


うわぁ〜凄くアルセを目の敵にしてるよ

アルセ私がルードさんに話すことアルセには話せなかった事だって分かってるんだろうなぁ雰囲気的には別に怒って無さそうだけど


アルセ《お前の話ならここで話せ、メイプルも記憶を写すのも疲れるし普通に話すのは面倒だろ?》


メイプル「《念話でわざわざ伝えてくれたのは嬉しいけど、アルセには話せなかった事をルードさんに話すんだよ?怒ってない?》分かった、じゃあここで話そうかな」


アルセ「《怒らない、俺の役目じゃなかったってだけだ。他の奴に話せるならそいつに話せばいい、相手が俺じゃなくても別にいい》そうしろ。ルード、俺が普通に喋れる事を知ってるのはメイプルとアナしか知らないから周りに広めるなよ、当然だが光帝の時はいつも通り話さないから。まあお前と会うことは多くても喋る事は少ないがな」


ルード「信用して話してくれているんだそのくらいの約束なら守ろう、が俺はお前のことは信用していない」


ルードさんは守ると言えばちゃんと守る人

生真面目と言うか何というか、まあとにかく誠実な人だから信用出来るの。偶に盲目な事もあるけど、大抵は周りをよく見てる凄い人だと思う


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