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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第5話+
37/132

ルード目線

少し変更しました

28/10/26

誤字修正しました

29/2/5

●ルード・ストリーム(目線)


コールベルが青色に反応した、という事はカイル様からの呼び出しだ


アラン「ルード様どうかしたんですか?」


ルード「呼び出しがかかった。精霊よ声を届けよ『精霊の音』今日は早めに休憩にする、明日は長くなる」


本当は訓練時間はなるべく慣れる為に変えないようにしてるんだがな

青色じゃなく緑なら切り上げなくてもよかったのだが・・・

さて急いで行くか


メイプル「・・・ださい」


?メイプル様の声か?


アーク「・・・だ!」


コンコンコン


ルード「カイル様、ルード・ストリームです」


カイル「入れ」


カチャ


ルード「失礼します、メイプル様もいらっしゃいましたか。カイル様何用でしょうか」


これはどういう状況だ?メイプル様が後ろの子供を庇うように立って中央にカイル様、そしてアーク大臣が何故やら不公平だと言っている・・・


ルード「え、っとカイル様アーク大臣を捕らえればよろしいのでしょうか」


アーク「ふざけるな!何故俺が貴様のような兵にt カイル「アーク大臣を牢に連れて行け、メイプルとカナは部屋で事情聴取する。その後でアーク大臣の話を聞く」国王様、何故そのガキたちだけ部屋なのですか!」


ガキ達だと?

メイプル様は第一王女だぞ!あ・・・この大臣はメイプル様が王族だと知らないんだな


ルード「分かりました。夢へと誘う彷徨う風よ『眠りの風』それではアーク大臣を牢に連れて行きますので、それとメイプル様は顔色が悪いようなので休まれてください。失礼します」


メイプル様の髪色の一部が、一瞬銀色に見えたような・・・気のせいか?

あの後光帝が資料を持ってきてそれが決定打になってアーク・ハーザイと協力者は鉱山送りになった


メイプル様事情聴取が始まる前からいや、髪の一部が銀色に見えたような気がした時からだな何だか凄く気分が悪そうだった。夕方に部屋に行ったら微かに魘されてる声が聞こえたから一声かけて部屋に入って揺すっても眠ったまま起きなかった

確かアチェロが「メイプル様が魘されてる時は抱き締めれば少しはマシになるかもな」って言ってたな・・・やってみるka、いやいやメイプル様に抱きつくなんて、メ、メイプル様が少しでも楽になるなら役得だ!


ルード「失礼しますメイプル様。温かいと言うか熱い?うわ凄い熱じゃねぇか」


メイプル「・・て・・けて、誰・か・・・」


ギュッ


ルード「俺が傍に居ます、俺は貴女がどんな存在になろうとも傍にいる事を誓います。」


俺何言ってんだ?何となく言わなきゃいけない気がしてついつい言っちまった/////メイプル様が寝てて良かった


メイプル「るーど、さん?」


ルード「/////どうかしましたか?」


メイプル「ん・・・なん、でもないよ?ただ、安心したの」


ルード「晩ご飯を後でお持ちしますもう少しお休み下さい」


メイプル様の寝起き可愛すぎる!ちょっと避難しなければ鼻血がメイプル様にかかる、晩ご飯は熱に効くものにして貰うか


ギュ


ルード「っ/////え、っとメイプル様?」


メイプル「・・うの?」


ルード「お食事を取りに行くだけです直ぐに戻りますよ」


メイプル「や、行っちゃや!」


ルード「!?」


熱で顔が紅くて熱くて辛いのか涙目、メイプル様は布団から手を出して立っている俺の袖を掴みながら顔を見るために見上げて上目遣いみたいになってて

落ち着け、俺!今ここで落ち着かなきゃ鼻血がメイプル様にかかるぞ、落ち着くんだ、俺!


ルード「・・・お腹が空いているでしょう?少しだけです」


メイプル「めいれい・・なの。ルーどさんはやぶっちゃーめーよ」


年相応って感じがする今までこういうのを表に出さなかったのか出せなかったのかどちらでもいい、今この時だけでも甘えて欲しい、がただでさえ熱で弱ってるのに食事を抜くのは身体に良くない


ルード「速攻で行って帰ってきます、メイプル様はそのまま横になって待っていてください」


メイプル〈コク〉


本来なら廊下を走るのは注意されるんだが、急いで戻るって言ったし早足で速攻で行くか


ルード「『肉体強化』」


「珍しいなルード副隊長が夕食を食べなかったなんて誰かに呼ばれてたのか?」


ルード「食べたがメイプル様が部屋で食べたいと仰ったから料理長に作って貰いに来たんだ」


料理長「メイプル様が?体調が悪いとかそんなのじゃなくて?」


ルード「熱があるそれもかなり高熱なんだ消化しやすい料理で頼む、俺は余り空いていないがメイプル様は俺が食べなきゃ遠慮するかも知れないから一応な」


料理長「確かにメイプル様なら仰りそうだな〜先に薬室に行って来たらどうだ?」


ルード「・・・薬室か、そうだな行ってくる完成したらいつも通り廊下に置いといてくれ」


料理長「分かったそっちもいつも通り毒見は忘れるなよ?」


いつも通りって言うのは料理長が作り終わったらフタして少し離れて誰かが毒を入れる奴を現行犯で捕まえる事と料理長が毒を入れたかどうか調べる為に食べる時に毒見をするって事だ

料理長は実は薬剤師で料理ではなく薬何だそうだ毒も適量では薬になるってのが口癖でもある


ルード「『肉体強化』」


コンコンコン


ルード「ルード・ストリームです」


「うひ、ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」


ガチャ


「ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、ヒ?」


ルード「食後用の解熱剤を頂けますか?」


「ガキゃなんようでいぃ?」


今すぐ退室したい、1度だけ来たことがあるけど少し苦手何だよなぁ口が悪いし

さっきは思わず開いた扉を閉めてしまった


助手「その人は副隊長だって!すいません副隊長」


「こんなチビがぁ?薬室舐めてんじゃねぇぞ!ガキに渡すほど安くねぇんだ!」


助手「すいません!すいません!何をお求めでしょうか?」


確かにガキだけどチビではない!何でこんなに口が悪いんだよ、早くメイプル様の所に帰りたいのに


ルード「5歳程度の子供で、食後用の解熱剤が欲しいんです。お金は薬費でお願いします」


「ヒ?5歳だとぉ?」


助手「子供なら半分くらいで食後1時間以内の方がいいですね。副作用として眠くなると思うのでゆっくり寝かせてあげてくださいね」


「何勝手に渡してやがる!勿体ねぇだろ!」


ルード「勿体ない?メイプル様が熱で弱っているのに薬を飲ませるのが勿体ないだと?巫山戯るな!メイプル様をb 「メイプル様だと?」そうだ!メイプル様だ」


助手「ドラッグさん?」


ドラッグ「そのメイプル様ってーのはメイプル・シャイン様か?」


何か急に態度変わったな、と言うか何でメイプル・シャインなんだ?

まあメイプル様に間違いないだろう


ルード「恐らく俺の言ってる人と同じだ、それより ドラッグ「そうか!いやぁ〜悪かったな最近此処に来る餓鬼共は仮病とかで来るやつが多くてな」そうだったんですか、ソレはこちらの監視不足です申し訳ありませんでした」


ドラッグ「サボりに来るやつは分かってるぞ、娘に惚れた奴らだ。妻に似て小さくて可愛いのは分かるが他の奴にサボらせて様子を見させるのは気に入らねぇ、お前も頼まれてきたやつだと思ったんだ。それよりもメイプル様は苦いのが嫌いで粉薬は飲まなくてアルセ様にカプセルという物の作り方を頂いたんだ、コレを飲ませてやってくれ」


ルード「アルセ様?ありがとうございます飲ませてきます、今度時間があればメイプル様とアルセ、様の話を聞かせてくださいね」


アルセって呼び捨てにしたら睨まれた、思わず様付にしちまったぞ

早くメイプル様の所に戻らないと


ルード「『肉体強化』」


コンコンコン


ルード「ルード・ストリームです、メイプル様お食事を持ってきました失礼します」


ガチャ


メイプル「ルーどしゃん?おしょ〜ぃあれ?るーどさんが2人?4人あれれ?」


ルード「起き上がらないで寝てて下さい、メイプル様ちょっと失礼します」


コツ


メイプル「/////」


額同士を当てて調べるのって意外と顔同士近いんだな/////

まだまだ熱いなぁついでに薬室で体温計借りてくれば良かった

寝かけてるし寝る前に食べさせないと、なかなか美味い


ルード「メイプル様お粥です毒見はしたので大丈夫です」


メイプル「ありがとールードしゃん食べしゃせてぇ?」


ルード「/////!!わ、かりました。フゥーフゥー口を開けてください」


メイプル「ングングコクンん、おいし」


メイプル様は熱で甘えてるだけ、メイプル様は熱で甘えてるだけ

看病してるだけだだから恥ずかしいとか思ってないからな/////


ルード「メイプル様まだ5分の1しか食べてませんもうちょっと食べませんか?はいあーん」


メイプル「パクングングゴクンごちしょう、しゃまでした」


ルード「残りは片付けて置きます、解熱剤です飲めますか?」


メイプル「ぅ・・・げねちゅ剤飲む」


カプセルにしてるから効くのに時間がかかるって効き始めると眠くなるって言ってな〜どのみちこの後寝るから起きた時には薬が効いて熱もひいてる筈だ

念のため今日は仕事まで傍に居るつもりだ夜中の見回りまでは時間があるし、早く元気になって下さいね




熱で夢現で甘えるメイプルを書きたかったんです。

反省も後悔もしてません


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