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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第4話+
27/132

グレン目線

●??(目線)


「屑を始末する場所が決まった、セレナが9歳で転移魔法を覚えたんだ!屑のお前は死の森へ送ってやる」


僕は今日親に捨てられるんだ・・・

姉様だけは僕に優しくしてくれた。姉様は僕の分まで努力するから捨てないでと言ってくれたけど

努力した結果が魔法の実験台になるって事になるんだね・・・

死の森・・・東の森の奥には強い魔物が出るからSS位じゃないと確実に死ぬと言われている魔の森


セレナ《グレン驚かないで聞いて、グレンを青林の森に転移させるわ。私はグレンに死んで欲しくない。だから近くのギルドに助けを求めて、でもファミリーネームは出したらダメよ、親に生きてることがバレたら暗殺されるかも知れないから。グレン、私の可愛い弟、大好きだよ》


姉様ぁ〜僕は姉様が居てくれたから今まで頑張ってこれたんだよ。姉様が僕が生きてくれる事を望んでくれるのなら絶対生き延びてみせる!


セレナ「お父様、グrこの屑を死の森に送ればいいんですね?」


「そうだ、セレナが転移魔法を人で練習したいと言っていたからな。奥底に飛ばしてやれ」


セレナ「(そんな事一言も言ってないっ!!誰が人で練習したいなんて言ったのよ!)今から死ぬなら不潔なままは嫌だわ。生を望むに生が宿り傷を癒す水となる『癒しの水』。これでいいわね。それじゃあね、我が望む場所は死の森なりこの者を飛ばせ『強制転移』」


ピカー


眩しい!ここは西の青林の森なんだよね?

木と太陽を見た感じこっちに進んだ方が良さそう


ガサガサ

グルルル


あれはブルーウルフ!群だ、どうしよう

姉様に生き延びてって言われたんだ!何とかして逃げなきゃ


グルルル

ガォー


嫌だ!死にたくない!死にたくない!!


ピキピキ

パキンブォー

キャンキャン


グレン「な、に・こ・・れ」


身体が熱い、何かが僕の中から溢れてくる・・・あれ何だか目の前が暗・・く・・


目が覚めた時は生きてて良かったっていうのとベッドの上で凄く焦って不安だったけど今は多分安全だと思う


メイプル「ちょっとここで書いて待ってて」


僕を置いていった子はメイプルさんは森で気絶してた僕を助けてくれたらしい

凄く優しくて小さくて可愛くてまるで姉様を小さくしたみたいな


グレン「僕は約束を守る為に生きる為にはどうしたらいいんだろ?」


惨めでも足掻いて生き残って見せることだけは決めたんだ

まだ弱虫で泣き虫な僕が出来るか何て先のことは何も分からないから考えない少しでも弱虫から脱する事が今の僕に必要なことなんだ


グレン「そしたらメイプルさんに」


メイプル「呼んだ?」


グレン「うわぁ!」


ガタガタ

フワァ


メイプル「(『風よ』)椅子から落ちたら危ないよ?怪我はない、みたい良かった」


グレン「ごめんなさいぃごめんなさいぃー!」


殴られる叩かれる蹴られるやだやだやだ!怖い嫌だ誰かぁ助けてよぉうぅ


メイプル「〈〈ボソッ〉何もしてないのにこれじゃ私が虐めたみたいだよ、トラウマかな?〉私少し席を外すね、驚かせて泣かせてごめん」


ガチャ

バタン


グレン「つっ!僕最低だ助けてくれたのにお礼じゃなくて困らせちゃったよぅ」


メイプル《落ち着いたら左端の紙を読んで部屋に来て、字が読めないなら矢印に従って来て》


困らせて怒らせちゃったのに僕を気遣ってくれてるんだ、僕もこんなふうになりたいな、うん僕メイプルさんを目指して頑張る!


コンコンコン


グレン「め、メイプルさんいますか?」


メイプル「居るよ〜入ってきて〜さて早速だけどグレン君泊まる所ないなら私の家に少しの間来る?」


グレン「え?・・・でもメイプルさんに悪いし」


泊まるところないけどメイプルさんに迷惑かける、だって僕は盲魔だもん


メイプル「メイプルでいいって同い年だし。私の家は部屋が空いてるところあるし大丈夫だよ?」


メイプルさんとその家族に迷惑を周りから差別を受けてしまう、だったらぼ、僕は危険な野宿を


グレン「でも、その。僕は野宿でも大丈夫だかr メイプル「私はグレン君に来て欲しい。同い年の子が泊まりに来たことないし、私の為に泊まりに来てくれないかな?」メイプルさんの、為に?」


メイプル「うん。私友達いないんだ〜だから友達を家に泊めるって夢を叶えてくれないかな?」


メイプルさんは周りがどう思うか知ってるから理由をつけてくれてるの?

メイプルさん可愛いし優しいのに友達がいないなんて僕のために嘘吐いてるくれるの?

こんな事断る事なんて出来ないよ


グレン「僕で良ければメイプルさnメイプルちゃんの友達になりたい!だから、その泊まりに行ってもいいかな?後メイプルちゃんって呼んでもいい?」


メイプル「ありがとう、勿論!アルセが帰ってきたら泊まる事と武器を使う場所どうするか話さないとね♪グレン君は何の武器を使いたい?」


グレン「剣、が使いたい。僕魔法使えないけど、魔法より剣が使いたい!」


剣で魔法に勝つことは出来ない事はないんだって家にいる人が言って実際に出来たんだ

盲魔だから魔法は使えないけど剣なら鍛えれば出来るんだ、だから僕は剣で魔法に勝つ!


メイプル「そっか〜じゃあ私が相手になるよ、私は少し特殊な剣を使ってるけど、グレン君に合った剣明日探そうね」


メイプルさnメイプルちゃんが?

僕迷惑かけてばっかりだ・・・強くなって必ずメイプルちゃんに恩返しする!


メイプル「今のグレン君に必要なのは私に遠慮しない事と食事をちゃんと取ることだからね。アルセに家に送って貰うからここで待ってて」


カチャ

バタン


グレン「メイプルちゃん・・・ありがと」


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