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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第3話
18/132

10日後

少し変更しました

28/10/23

●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)


カイル「・・・リリーフ」


アルセが精神世界に入って今日で10日目

父さんは食事もろくに取らず日に日に弱っていく

周りもそれをどうにか出来ず悲しんでいる、母さんは皆に親しまれてるんだってよく分かる

アルセから連絡はまだ来ない、力を渡してしまったから気休めの回復魔法を掛けることしか出来ない・・・殆ど呪いに弾かれてるから効果があるか分からないけどね


カイル「リリーフ・・・リリーフ!?何故いきなり光りだしたのだ!」


光帝《もうすぐそっちに戻るよ〜結構危ない所だったけど少し浄化できたから一旦そっちに戻る。魔法助かった!》


!!良かった〜危ない所だったって事は後遺症とか残るのかな?魔法だけでは治せない後遺症は可能性が高いからなあ


メイプル「《了解、治療魔法は殆ど弾かれてたみたいだけど完全に弾かれてる訳じゃなかったからかけて貰ってたけど正解だったみたいだね!》お父様、お母様が帰ってくるからではないでしょうか?ある本にそのような事が書いてあったような気がします」


光帝《一時的にではあるが進行と侵蝕を防げたっぽいから後はメイプルが隙をみて治療して見てくれ》


カイル「そうか!リリーフに何ともないならいいんだ。光帝がリリーフを助ける為に魔法を使ったのは分かっていたのだが、心鏡の泉と言う魔法は聞いたことがない」


心鏡のうらかがみのいずみって言うのは完全演唱を必要とする魔法の一つ。

完全演唱は、色ある心の世界1つとして同じではないその空間を繋ぐ自身の精神を心の世界に干渉しその者の入り口を導く泉の鏡を『心鏡の泉』で、演唱通り母さんの精神世界の入り口を作る魔法

空間属性、心属性、幻属性、光属性を使える人じゃないと完璧に出来ない、と思う


リリーフ「んん(額が割れるように痛い・・・その痛みが全体に回ってるみたい。これがカトラさんの呪いなのかしら?)」


光帝「戻った、(うわぁ何日寝てたんだよ身体が重いぞ)応急処理・・・天の光は害ある闇を照らし消えゆく光の輝きは闇を打ち消す神聖なる光今その光を魔力を糧とし発動せよ『神秘の光』」


眩しっ!!

神秘の光って確か魔力をかなり多く使う光属性魔法の一つだね。心鏡の泉だけでも相当魔力を使ってるのに・・・


メイプル「《わざわざありがとね。だいたい10日寝てたよ》お母様!良かった、ここは家の病室ですよ。」


リリーフ「メイ、プル?それにカイルに帝の皆さんも私は帰って来たのね・・・はっ!カトラさんは?」


炎帝「シューべ国王に頼まれ昨日連れてきました。カトラ王妃を媒体としているようで、あちらではどうしようもないのでこちらに任せるとのことです。」


炎帝さん様子が可笑しい?それより母さんとアルセの声枯れてる、声を出してなかったからなぁ


メイプル「お母様が倒れてから10日経ってるんです、光帝様も魔法を使った後ずっと目が覚めなかったんですよ《母さんの精神空間世界にどのくらいいたの?》」


光帝「そう、《あっちでは精々20分って所だよ。カトラって人を横に連れてきたって聞いた時から時間軸が違うとは思ってたけど・・・》大丈夫?」


リリーフ「まぁ大丈夫よ、身体は重いけど動けないほどではないわ」


メイプル「今は眠って下さい。お母様の体調は眠ればよくなります」


20分程度で10日か〜使う時は考えないとね、例えば時で時間を遅めるとかもう1度使う機会は来ないと思うけど


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