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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第15話
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サバイバル開始と不穏な気配

今日帝が来ることが周囲も承知してるからか学園には他国の貴族も含めて人が多く居る

まあ学園の方は一般人は多いけど兵士は少ない。この3日間は街で犯罪を防ぐのに人をさいてるからね

帝が此処に居るのが分かってて今の内にって馬鹿な人が毎年多くて困るんだそうな

何故かルードさんが誘導してる、帝の役目じゃないんだけどね~


「魔闘技大会予選に参加する1年はグランド、2年は1階体育館、3年は2階体育館、それ以外は生徒観客席に移動してください。繰り返します・・・魔闘技大会予選に参加する1年はグランド、2年は1階体育館、3年は2階体育館、それ以外は生徒観客席に移動してください」


アルセ「全員並んだな?コレが今回使用するペンダントだ、説明はちゃんと聞いておけよ」


アルセを先頭にグランドに並んでアルセからペンダントを受け取って陣帝が作ったペンダントの説明を聞く

実は判定は説明されたダメージ吸収の方は上級に近い中級じゃなくて上級程度ならギリギリなんだけど保険をかけてある

転移の分まで持っていかれたら最悪死んじゃうから


「他に質問は・・・ありませんね、水帝様お願いします」


水帝「敵を倒せなくても他のところでも採点される事を忘れないように、それでは『集団転移』」


シュン

スタ


周りは何処を見ても木、木ばかり。私が1人になった気分になる・・・と、こんな事考えてる場合じゃなかった夜までに水と食料が必要


メイプル「監視カメラモドキに不可視結界で様子を見てるのね、見られないように気を付けないと。水音は・・・東東北ね」


周りの気配に気を遣いつつ水辺に向かう

途中で6人見つけたからバレない様に背後から攻撃してペンダントを破壊した

水辺付近を確保しようとするのはサバイバルなら当然だし、走って興奮してる人達の前に態々出て行く気もない


「水だ!こっちだこっち!」


「おー!本当だ水だー」


水を見つけて気が緩んでるね~2人で協力するのも1つの手だし、でも油断するのは頂けないな~


メイプル「見られてるし適当に加減しないと『肉体強化』何処かに音で注目させるか、〈〈ボソッ〉微風よ台風の様に吹き抜けろ、『風よ』〉」


「あっちで音がしたぞ!」


「お前は右で俺は左から行くぞ!」


どっちから行くか言っちゃダメでしょ、マイナス点だろうな~今なら行ける!


「うわぁ!」


パキ

シュン


メイプル「まず1人、はぁ!」


「くっ!炎よ敵を燃やし尽くs」


メイプル「させません!」


パキ

シュン


メイプル「緊張した~というか演唱を待つ人なんてそうそういないよ、水もあるし魔物を探そ~」


カメラに見られてるし子供っぽくしとかないと

知ってる人が見たら演技ってバレるけどね

大勢に見られてるから仕方ないとこだし

『風の調べ』西2キロと北5キロ先に食べられる魔物近い方からって事で西に行こ


メイプル「あのカメラそこまで高性能じゃないから形のない無演唱ならバレない、改良が必要かな~?」


アルセ《メイプル今大丈夫か?》


メイプル《大丈夫だけど、どうしたの?何か問題でもあった?》


アルセ《陣帝として出てくるのか?今水帝が用事がいつ終わったら来るのかって言ってるんだが》


メイプル《あ~創るの忘れてた、ここはカメラモドキが多いからちょっと待って、送るけど多分魔力は神級1発分くらいしか入れれないから何かあればアルセが頑張って》


アルセ《陣帝ってのが居ればいいから別にそれでいい、後最初の戦闘で肉体強化してたがあれは速すぎだ、生身で充分だったぞ》


メイプル《あれでも?手加減してたのに、ここなら大丈夫だから送るね。『転移』届いた?》


あ、眠い・・・やっちゃったな~あのペンダントのせいで魔力が全然回復してなかったのに

この身体だと一気に魔力が抜けただけで眠くなる、不便だなぁ


アルセ《おう、眠いなら魔法でツリーハウスでも作って結界張って寝ろ》


メイプル《うん、ちょっとずるいけどカメラに映らないところでやるよ、誤魔化しお願いね》


アルセ《任せろその程度の事お願いにも入らねぇよ、おやすみメイプル》


メイプル《おやすみ、ありがとね》


周りを見渡して丁度良さそうな木を選ぶ

本当は良いのを探しに行きたいけど眠気がヤバいから手頃なので我慢


メイプル「サバイバルはこっちで初めてだし疲れもあるのかな?あれ、こっちで?ま、いっか。この辺りなら大丈夫、木々よ集まり形となれ『木の力』・・・本格的に眠い、『物理、魔力、防音、気配遮断結界』お・や・・す、みぃ」


何でこんなに眠いんだろ?どうでもいいや、今日殺れたのは8人だった、明日は頑張って人削らないと



●??(目線)


魔力の反応微弱だけど見つけた、近くにいた奴が死んだか一時的に離れたどっちだろうな?


「見つけたぁ〜」


にがさない、のがさない、追い詰めて」


「16歳まで待たなきゃ」


「約束したからな」


「覚えていないならぁ〜思い出させるまでぇ〜」


こいつら本当に怖いなぁ〜死んでないならちゃんと守ってないと奪われるよ?◾︎◾︎◾︎

俺的には◾︎◾︎◾︎が死んで◾︎◾︎◾︎ちゃんにこっちに来て欲しいって思ってるけどさ〜でも◾︎◾︎◾︎ちゃんを無理矢理って嫌なんだよねぇ〜だから◾︎◾︎◾︎ちゃんと思い出させないと壊れてもしょうがないよ?文句言わないでね


「◾︎◾︎◾︎どうした?リーダーなのに乗り気じゃないぞ?」


「何でもねぇ俺は16になるまで手伝わねぇからな」


「何で?何で?◾︎◾︎◾︎ちゃんが1番楽しみにしてるのに?のに?」


「でもぉ〜どうせなら◾︎◾︎◾︎もこっちに引き込みたいよねぇ〜あの子も◾︎◾︎◾︎様がこっちに来たらついてくるでしょぉ?」


「無闇に◾︎◾︎◾︎の名前を出すな、こちらはまだ準備が整っていない用意が出来次第だ」


「確実に、的確に、正確に、速やかに、最適にだよね?」


「だよね?だよね?僕もそう思う、思う。でも、でもそれまで待つのも暇だよね?だよね?」


「だよねぇ〜◾︎◾︎◾︎様に迷惑をかけず◾︎◾︎◾︎を困らせるだけならしてもいいわよねぇ〜リーダー?」


「そんなにやりたいのか?だったら提出期限ギリギリの書類をやろうか?」


「じょ、冗談ですよぉ〜リーダーなら分かるよねぇ?」


「そう、そう。冗談だよ、だよねリーダー!」


「リーダー僕がやるよ?」


「俺は冗談じゃなかったぞ、まあ兎も角1部だけ思い出させるのは危険だ、承知の上で提出期限を破らないなら行って来ても何も言わん。守らなかったらワカッテルヨネ?」


「「「はいぃー!!」」」


そんなにやりたかったのか?書類増やしといてやろう

俺も終わらせて少し姿を見に行くか


「お前も付いてくるか?◾︎◾︎◾︎の今の姿を見に行くが」


「行く、姫、好き」


「情報にはスリジエ国にいるって書いてある。あそこは新しい菓子が最近話題ってあいつサボって食べに行ったな?後でお仕置きだ」


「買って帰る、黙ってるなら美味しい」


俺的にはどうでもいいがこいつらは知らねぇしなぁ〜奢ってやるか

にしてもよく調べられたな、無理難題だと思ってたのに有難い事だ。後8年程気長に待つからな◾︎◾︎◾︎

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