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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第2話+
12/132

カイル目線

少し変更しました

28/10/20

●カイル・ルーチェ・スリジエ(目線)


アルセ・シャインを帝に推薦して会ってみたのだが、何か違和感を感じた。悪い感じじゃないから大丈夫だと思うが、なんだか分からない。


メイプル「お兄様の次はお父様?今日のお客様何かあったの?」


カイル「メイプル、お客様の事は何か知っていたかい?」


メイプルにはこういう話はしていないのに何故か的確な事を教えてくれる。

メイプルが教えてくれたことが結果的に間違っていたことがないし、何に悩んでいたかを察してくれる洞察力。まだ4歳のはずなのに何故こんなにも大人びている行動が出来るのか・・・我が子ながら謎だな〜


メイプル「今日来たお客様はなんだか強いオーラのようなものを感じました。恐らく帝かギルドの高ランクでしょう?」


カイル「!!魔力を感じ取れるのか」


メイプル「よく分かりませんが、そうなのでしょう。まあ、それは後で考えます。それで、お客様は恐らく何らかの理由により称号が要らないと考えていたのではないでしょうか?」


称号、つまり帝になる理由。そしてその帝になる事によりどういう事が制限されるのか。

メイプルなら何故か分かるのだろうか?


カイル「メイプルはもしその称号が要らない理由を考えるならなんだ?」


メイプル「私とそのお客様の考えが違うかも知れませんが、称号を貰うメリットとデメリットを考え、デメリットが少し大きかった。というが私の考えです」


カイル「そう言われてみれば、メリットとデメリットを聞いていた。メイプルは何処かで聞いていたのかい?」


メイプル「部屋から出てないけど、お兄様が愚痴を言ってたの。「自分より他人を優先する感じなのに何かが違ってよく分からない人で帝っていうものになるのは自分の為じゃなさそうだ」っていってたよ。私はお兄様が言っていることと同じです」


クロードはそんな事を考えていたのか!?

子供達は考え方が普通の人より一回りも二回りも違う。

リリーフ達と話し合ったことよりも良い案を出してくれそうだな


メイプル「お父様今日は少しだけ早く眠るね?お母様もお兄様もお父様が相談してくれるのを待ってると思うよ?だってお父様は自分に溜め込んじゃうからその内溢れちゃうよ、そうなる前に私達に相談してね?私たちは家族なんだから誰かに咎められることもないよ。それじゃお父様おやすみなさい」


メイプルは本当に大人びている。私が溜め込む癖をあの歳で見抜いて解決方法まで教えてくれる

メイプルには悩み事はないのか?

私たちは聞いてもらってばかりでメイプルがたまに悩んでいることを解決してやれない上に相談にも乗れない・・・メイプルが悩んでる時はきいてあげよう!


カイル「おやすみ。」


クロード「お父様?」


リリーフ「その顔は相談してくれるのかしら?」


カイル「何十年も一緒に居れば分かっちゃうかい?今日のこと相談にのってくれないかい?今回のことは1人で溜め込まない方がいいと思ったんだ」


メイプルが居なければ溜め込んでいただろう、自覚は一応しているが俺の立場は周りに相談出来ない、上がふらつけば下も巻き込まれる。その考えは今も変わらないそれでもやっぱり今後も溜め込むと思う、今回相談出来たのはメイプル達家族が居てくれたおかげだ

今回のことが終わったら何かお礼がしたいなぁ〜

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