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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第13話+
119/132

クロード目線

クロード・ルーチェ・スリジエ(目線)


メイプルと一緒のクラス♪♪

同じクラスに入ってくるとは思ってなかった。一応僕も特待生なんだけどね

学校が終わったからメイプルとイルと寮に向かってる

イルが物凄く驚いているけど、正直言って


クロード「ここが寮か、城より小さいがなかなか大きいな」


メイプル「お兄様ここは元公爵家だったのだから大きいのは当然だよ。あそこが受付って書いてるよ行こ!」


クロード「/////あぁ」


声に出てた/////

詳しくは覚えてないけど、確か誰かが買い取って初代の学園長に提供した寮だったかな?

そんな事を考えてる内にいつの間にか受付に着いてた

思わず聞いたことのある声に顔を上げたら予想通りの人が居たよ


受付「いらっしゃい~遙学園寮へようこそ~受付兼寮長のシルフ・ヴェンドよ~名前を教えてくれるかしら?」


メイプル・クロード「・・・何でいるんですか?」


イル「?どうしたの?2人とも、僕はイル・シンです!よろしくお願いしますシルフ寮長」


シルフ「イル君は素直ねぇ~イル君の部屋は2号室よ~」


メイプル「寮長をしてるなんて知りませんでした。ここではメイプル・シンです。よろしくお願いしますシルフ寮長」


何で寮長?そんな話聞いたこと無かったんだが?

国の帝が殆ど、って全員揃ってるんじゃないか!

グダグダ考えてて挨拶を返すのを忘れていた、僕もシルフ寮長でいいや


クロード「全くだ、クロード・ルーチェ・スリジエだ。よろしくシルフ寮長」


シルフ「王子と公開して危険なのは寝てる時だからねぇ~安全を確保する為かしら~メイプルちゃんは1号室、クロード君は3号室よ~1年間は変わらないから来年部屋を変えたくなかったら勉強頑張ってねぇ~」


勉強頑張ってって成績順か

イルにも負けたと言う事か・・・第一王子が3番目、1位はメイプルでも王族だから良いとしても2位には上げておかないと外交に悪いな


メイプル「この寮の説明はないのですか?」


シルフ「忘れてたわ~まず・・・」


頭の中で長ったらしい言葉を纏めると

下から順番に飲食を頼んでその場で食べれる食堂

次が身体を洗うお風呂、露天風呂に入れる場所、ただし露天風呂は予約が必要らしい。特待生の部屋には小さいながらにお風呂があるから部屋でもいいかな。王族用の部屋は大浴場があるらしいし

そして次がよく利用する予定の学生専用の訓練場、予約が必要だ。話の終わりに予約しておいた

その次は学園専用の訓練場、基本満員で予約がないから予約してない時は此処でする事になる。貴族が突然来て独占するとかは出来ないからね?

そこから上は生徒の部屋で3号室とは別に最上階の1つ下の部屋も使っていいんだと、これは王族の部屋何だって

メイプルが使えないのは残念だな~何事も無ければ3年後には使えるようになるけど


クロード「メイドが居ないから片付けしないといけないな、2人は?」


メイプル「私も私物殆ど無いですが」


イル「僕も片付けがあります。」


クロード「3号室は此処か、じゃあまた後で」


メイプル「ん」


イル「はい」


ガチャ


クロード「ふぅ、思ったより疲れる」


メイプル誘って食堂行けるかな?

私物は少ないって言ってたから部屋で頼んで1人で食べるよりは食堂の方がいいな


クロード「よし!誘おう!」


ガチャ


メイプル「お兄様!?コホン/////クロードさんどうしました?」


クロード「/////いや晩御飯を一緒に行かないかと誘いに来たんだ」


メイプル「私もクロードさんとイル君を誘って行こうと思ってたんです」


クロード〈〈ボソッ〉イルもか〉


2人きりで食べに行くのは面倒事が起こるか

イルが居れば2人って事にはならないから外聞も悪くならない

イルも嫌いではない、兄妹で居れないのは残念だけどね


コンコンコン


メイプル「イル君起きてる?晩ご飯食堂に食べに行こ~」


イル「今行く!」


ドタドタ

ガシャーンパリンパリン


メイプル・クロード「・・・」


絶対何か割ったな、思わずメイプルと目を合わせてお互いあーって顔をしてしまった

イルは僕の事を王子様と呼ぶ。僕は止めろと言った、辛うじて止めろよと言えたと思う

喧嘩腰だとメイプルに言われてしまったけどね

その甲斐あってクロード様って呼んでくれたから結果オーライ?だよ


メイプル「そういえば特待生の部屋では取り寄せ出来るのに食堂に行くの?」


イル「僕お金そんなに持ってない」


クロード「忘れてた、今更戻るのもな」


メイプル「それもそうですね」


ガヤガヤシーン


メイプル「急に静かになりましたね?何かあったのでしょうか?」


クロード「俺が入って来たからじゃないか?部屋で取り寄せ出来るのに食堂に来たから」


イル「きっとメイプルちゃんとクロード様に惚れて固まってるんだよ」


メイプル・クロード「それはない」


王妃になりたい奴が近づいてきているだけだ

メイプルに惚れてるのは確かにいるだろう

メイプルは可愛く賢く優しい、他は知らないがメイプルはその上強い

メイプルに対しては外見も中身も庇護欲や母性や父性が刺激されやすいみたいだから


クロード「それより注文しに行くぞ」


神秘の桜メニューは他のメニューと比べると若干高い、イルは高いと遠い目をしていたが若干だぞ?

へぇ〜こんな安さで提供してるって事は父様からの支援金が出てるんだろうなぁ〜エメラルドドラゴンって普通だとこの値段の数倍するらしいし

僕がエメラルドドラゴンの定食と飴、メイプルはイエロードラゴンの定食とシュークリーム、イルはヒヒナルの定食とシュークリーム


「そっちの嬢ちゃんは金貨1枚と銀貨4枚、そっちの坊ちゃんは金貨2枚と銀貨5枚、そっちの僕は銀貨6枚だよ」


メイプル「今回は払いますね、次回からはよろしくお願いします。」


「礼儀正しい嬢ちゃんだねぇ。買う時に特待生指定を着けて頼む時はあっちに並んで頼めばタダで早く出してくれるからね」


成程よく考えればそうだよね。一般学生より特待生の方が人数が少ないに決まってる、列が出来ることの方が少ない

今度からはそっちに行くか、早く出して貰えるし


クロード「わざわざ教えてくれて助かった。メイプル、イルあそこが空いてるぞ。」


イル「メイプルちゃんは真ん中だよ!」


メイプル「?別にいいよ。クロードさんも座ろう?」


クロード「別に何時もの言い方でもいいのに・・・せめてクロード君にしてくれないか?」


正直メイプルには兄様って呼んでもらいたいけど、それは我慢する

だからせめて君呼びくらいまではして欲しいなぁ


セレナ「あら?クロード王子とシン兄弟じゃない、私もご一緒してよろしいわね?《一緒に食べてもいい?皆と話したいの》」


イル「勿論!ねえsファイヤーさんも一緒に食べましょう!」


メイプル「席がイル君の隣が空いてますよ。どうぞ」


クロード「わざわざ嫌味を言う理由があるのか?」


セレナ「お父様の命令ですの。特別に私の事はセレナと呼んでよろしくってよ《普通にセレナって呼んで欲しいよ。ファイヤーさんって他人行儀で嫌だわ》」


クロード「俺は王子だから他人行儀なるのは仕方ない事だが火の属性貴族なら仲良くしてても何も言われない・・・か。セレナよろしく」


メイプル「流石に呼び捨ては出来ないのでセレナさんからで」


イル「・・・セレナ姉様って呼んでもいいですか?」


セレナ「!構わなくってよ《グレン私を姉様と呼んでくれてありがとう》私何か注文して来ますわ」


メイプル「それならあっちに並んで注文すればただになりますよ。一緒に行きましょうか?」


セレナ「案内して貰える?まあ私を案内するのは当然の事ですが」


メイプルに何か話があるのか?

気になるけどメイプルが1人で行くのなら大人しく待つか・・・気になる

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