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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第13話
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親睦会

●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)


付いてきてくれたのは良かったけど人が多すぎて話しかけられないって目をしてる

セレナさんはまだ防音結界は作れないみたいだし、仲良く話をしているような幻を作って時間が長くなってもいいように時を遅くして結界を張りましょうか


メイプル「セレナさん今周りには私達が話している内容は聞こえません。私に何か話したいことがあったんですか?」


セレナ「あの、メイプル様、グレンを助けてくれてありがとうごさいました、お礼を言えてなかったでしょ」


メイプル「?セレナさん、私はイル君を助けたわけじゃないですよ。私の自分勝手でイル君を振り回してるだけです、私の我が儘何ですよ。私とアルセが偶々通りかかってイル君を見つけて、勝手に連れて帰ってイル君をアルセ養子にして私の住んでる所で死んで欲しくないから自分勝手な理由をつけて鍛えただけです。だから感謝なんてする必要もする理由もありません」


セレナ「例えそうだったとしてもグレンが、イルが助かって家族が新しく出来たことも自分の身を守れるように強くなったこともメイプル様が居てくれたから、メイプル様の我が儘があったからです」


火属性貴族の令嬢は人として正しい、だからこそ背負い込んでしまっている

グレン君の事も自分の事も、そして貴族としての次期当主の立場も

これで何か言ってきたり納得したりしたのなら伝える必要も無かったんだけど、変わらなかったからなぁ~イル君には悪いけど私はセレナさんの味方かな?


メイプル「・・・貴方を試す必要はなかった。セレナさん、イル君の事は私とアルセが責任を持って育てます。グレン君には秘密にしてて欲しいと言われてますがセレナさんを助けられる地位とお金を作り必ず迎えに行くと、それまでは預からせて貰いますね」


セレナ「!グレンが・・・メイプル様教えてくれてありがとうございました。私もただ待っているだけじゃなくてグレンを迎えに来てもらえるように頑張ります。」


メイプル「ふふ何もしなくても迎えに来ますよ。少し話しすぎましたね。何かしたいのなら協力しますよ、それとイル君をグレン君と間違えるのは気をつけて下さい。まあイル君はバレても親にさえバレなければ構わないようですが」


セレナ「・・・貴族を少しでも抑えたい。こんな所で長くは話すわけに行かないわね」


メイプル「そうですね。また話しましょうか。ご飯を頼んで戻りましょう〈〈ボソッ〉(『幻、時、解除』)『防音結界、解除』セレナさんもイル君ももう大丈夫そう〉」


いつの間にかアルセが気配を消して食堂に来てこちらを見ていたのか目があった

私が結界貼ってたから気になったのかも、こっちの様子みたら転移で帰っていったから


セレナ「ブルードラゴンの定食とプリンを頂けるかしら?」


クロード「メイプル?何かあったか?」


メイプル「何も無い、ですよ。セレナさんと少し話していた事について考える事があっただけです。」


セレナ「クロード王子は女の話を聞こうって言うの?無粋ね《少しグレンの話をしていただけです、メイプル様には何もしていませんよ》」


クロード「すまない、メイプルが何か考え込んでるように見えたから気になってな。さっ食べよう」


メイプル「〈〈ボソッ〉お兄様逃げたよね?まあいいけどさぁ〉いただきます」


イル「いただきまーす」


セレナ「いただきます」


クロード「出来ればクロード王子じゃなくてクロード様かクロードさんかクロード君にしてくれ。いただきます」


久しぶりにイエロードラゴン食べたけど美味しいなぁ~此処の料理人は貴族専属から引き抜きされてるから美味しいのは当然じゃなきゃいけないんだけどね

ご飯はもう少し水を入れた方が好き、肉はレアの方が美味しいかな?醤油と水の割合が悪いのが味が濃い、シュークリームはレシピだけ貰って作ったって感じ

総合的に見て、やっぱりサクさんの料理には叶わないな~サクさんのを食べたいって凄い我儘だけどさ


メイプル「ご馳走様でした。皆はこの後どうしますか?」


イル「メイプルちゃんの部屋に行ってもいい?」


クロード「俺も行っていいか?」


セレナ「私もですわ」


メイプル「今日入ったので何もありませんがそれでも宜しいのなら」


クロード「それくらい分かっている、行くか」


私が最後だったので明らかに待たせてしまったかな?

お菓子くらいならボックスから出したってバレないかな、飲み物はデリバリーすればいいや


ガチャ


メイプル「皆は何を飲む?」


イル「オレンシ(オレンジ)ジュース!」


クロード「フトウ(葡萄)ジュース」


セレナ「私もフトウジュースを」


メイプル「《林檎ジュース1つ、オレンシジュース1つ、フトウジュース2つ》これで注文出来たのかな?」


イル「お金はどうするの?」


セレナ「月末に請求書が来ると言っていましたわ。この部屋では普通に話していいのよね?」


クロード「構わない」


メイプル「そうですね。このメンバーなら問題ないと思いますよ」


イル「僕ずっと敬語使って喋るの疲れたぁ~」


クロード「クク、メイプルも普通に話していいぞ。セレナなら大丈夫だろ」


メイプル「まあ確かにそうかも、セレナさん改めてメイプル・ルーチェだよ。宜しくね?」


セレナ「メイプル様お久しぶりですわ、あのパーティーの時以来ですわよね?」


メイプル「うん、都合が合わなかったのか会えなかったよね。一応公には王族だってバレたら困るから黙っておいてね」


セレナ「学校では無礼な発言と態度になってしまうわ、だから先に謝っておくわね。ごめんなさい」


メイプル「お兄様の護衛として学園にいる人も多いからその人を頼ってくれたら手助けしてくれると思います。私のクラスではサナエ・プランクィールって人が紛れ込んでるので」


セレナ「あの明るい子が?でもあの子は平民じゃなかったかしら?」


メイプル「保健室先生の妹だよ。ちゃんと書類にはフルネームで書かれてるけどあえて名前しか言わなかっただけ」


セレナ「そうなのね~そのサナエさんって強いのかしら?」


ギルドでAランクだから強いんだけど、一応ギルド依頼以外では神秘の桜所属って事は秘密にしておく事になってるから

別に教えてもいいんだけど・・・


メイプル「強いよ。火属性魔法が上手くて私達と同じ飛び級の特待生」


セレナ「是非魔法を見せてもらいたいわね。」


イル「あははっ!本当に?」


メイプル「向こうも楽しそうだね~でももうこんな時間だしそろそろ寝ないと明日に響きそう」


クロード「もう解散か?」


セレナ「そうですわね。寝不足はお肌に悪いわ」


イル「言われてみれば眠いかも、ふぁ~僕もう寝に行くよ」


セレナ「そうね、私もだわ。おやすみなさい皆さん」


メイプル「おやすみなさいまた明日ね、イル君、セレナさん」


この後ぼーとしたクロード兄にお願いされて抱き締め合った

その後少し照れた顔をして頬にキスして部屋に戻って行った

クロード兄学校疲れたのかな、少し弱ってるように見えた

明日には元気になってるといいなぁ〜


ディーオ「デリバリーってどうやって届いたのかしら?」


アルセ「取り寄せだからな。受け取り用の机があってその上に転送されてくるようになってるぞ」


メイプル「本編では頼むだけでどうやって出てきたかは書いてないからね〜」


アルセ「メタいぞ、そもそも注文だって普通に喋って注文してるように書いてるが実際は魔力を石に流して受付に念話だからな。カッコで気付いた人もいるかも知れないが」


ディーオ「アルセもメタいわよ。それにしても最近私の出番後書きしか無いわね」


メイプル「そ、その内出番来るって!多分」


作者「学園編では出てくる予定は無いよ?」


ディーオ「え?(黒笑)もう1度言ってくれるかしら?(黒笑)」


作者「ひぇ!学園編では出てくる予定はな、な、あります!!」


メイプル「負けたね」


アルセ「あぁ負けたな」


作者「うぅ頑張って書きます、ネタバレにならない程度に・・・むむむ、難しいけど書きますよ!」


ディーオ「そうよねぇ?私に出番があるのは当然の事よね?(黒笑)」


メイプル「真っ黒で逆にカッコイイかも」


アルセ「いやいや恨みが溜まり過ぎて怖ぇわ。確実に1話書かなくちゃいけなくなったな〜」


メイプル「ディーオ目線ってネタバレ多すぎて隠して書くのが難しいから作者が進んで書いてくれないのよねぇ〜■■で乗り切るしかないよね」


アルセ「そうだな■■なら文字数気にせずに後で埋められるからな!」


作者「こっちが黒いのと戦ってる時に何呑気に話してるのさ!もうしめるよ!お疲れ!」


ディーオ「あぁ作者に逃げられたわ。私達も消えましょうか」


メイプル・アルセ・ディーオ「今後もルーマナをよろしくお願いします。感想くれると嬉しいです!」


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