表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第13話
112/132

寮と食堂

●メイプル・ルーチェ・スリジエ(目線)


イル「此処が寮!?」


クロード「ここが寮か、城より小さいがなかなか大きいな」


メイプル「お兄様ここは元公爵家だったのだから大きいのは当然だよ。あそこが受付って書いてるよ行こ!」


クロード「/////あぁ」


うん確かに大きい、でも公爵家では別荘だったらしいけどね

転生者でチヌ族の東西とうざい 歩夢あゆむって人が買い取って初代の学園長に提供したらしいよ

命を救われて弟子入りして寿命で死んでしまったって言ってた

知識ではチヌ族って種族で平均寿命3年って書いてある

本当は学園を一緒に経営する筈だったって転生する時に言ってたってディーオに後から聞いた


受付「いらっしゃい~遙学園寮へようこそ~受付兼寮長のシルフ・ヴェンドよ~名前を教えてくれるかしら?」


メイプル・クロード「・・・何でいるんですか?」


イル「?どうしたの?2人とも、僕はイル・シンです!よろしくお願いしますシルフ寮長」


シルフ「イル君は素直ねぇ~イル君の部屋は2号室よ~」


メイプル「寮長をしてるなんて知りませんでした。ここではメイプル・シンです。よろしくお願いしますシルフ寮長」


クロード「全くだ、クロード・ルーチェ・スリジエだ。よろしくシルフ寮長」


シルフ「王子と公開して危険なのは寝てる時だからねぇ~安全を確保する為かしら~メイプルちゃんは1号室、クロード君は3号室よ~1年間は変わらないから来年部屋を変えたくなかったら勉強頑張ってねぇ~」


その部屋の割り当てって成績順?いやまさかそんなわけないよね?よね?

シルフ寮長って耳が尖って長いけどやっぱりエルフ?


メイプル「この寮の説明はないのですか?」


シルフ「忘れてたわ~まず・・・」


1階は朝ご飯と晩ご飯が食べれる食堂

2階はお風呂、露天風呂、露天風呂は予約

3階は学生専用の訓練場、予約が必要

4階は学園専用の訓練場、基本満員で予約がない

5階~が生徒の部屋だったよ

クロード兄は3号室とは別に最上階の1つ下の部屋も使っていいらしい、これは王族の部屋何だってさ

私は公開されてないから1号室だけだよ、使えるとしたら3年後ね

皆とは引越し?の荷物の整理があるから別れたよ


メイプル「ふぅ整理も殆ど終わったし、お腹空いたなぁ〜クロード兄とイル君誘ってご飯行こ」


ガチャ


メイプル「お兄様!?コホン/////クロードさんどうしました?」


扉を引いて開けたら手をノックする状態?で固まっていたクロード兄がいた

流石に驚いて家じゃないのにお兄様と言ってしまったよ

ちょっと恥ずかしくて顔が赤いかも


クロード「いや晩御飯を一緒に行かないかと誘いに来たんだ」


メイプル「私もクロードさんとイル君を誘って行こうと思ってたんです」


クロード〈〈ボソッ〉イルもか〉


クロード兄と2人きりで食べに行くのは面倒事が起こるのは分かってるからね〜

イル君も居れば2人って事にはならないから外聞も悪くならない


コンコンコン


メイプル「イル君起きてる?晩ご飯食堂に食べに行こ~」


イル「今行く!」


ドタドタ

ガシャーンパリンパリン


メイプル・クロード「・・・」


ガチャ


イル「お待たせ!王子様もいたんですか」


クロード「その王子様って辞めろよ、いたら悪いのか?」


メイプル「クロードさんもイル君も喧嘩腰にならない、イル君はクロード様かクロードさんかクロード君かクロードのどれかにしてあげて、クロードさんは媚びてなくても王子って呼ばれるのが好きではないの」


イル「今はクロード様で、僕お腹空いちゃったから早く行こ!メイプルちゃんクロード様」


学園での身分差をしないというのは卒業してからも呼び捨て等に出るというのがある

学園で仲良くなっていればそれはいずれ助け合いや支え合い、そして愛し合う事が出来るから

利用する、指示する、経験を積ませる。それらの他に婚約者を作るという事も含まれているからこその身分差を縦社会を作っていない

だから種族の差別も禁止されている。これは未来の為だ、差別しない子供が増え成長して大人になれば種族間の差別を贔屓を無くすことが出来るから


メイプル「そういえば特待生の部屋では取り寄せ出来るのに食堂に行くの?」


イル「僕お金そんなに持ってない」


クロード「忘れてた、今更戻るのもな」


メイプル「それもそうですね」


ガヤガヤシーン


メイプル「急に静かになりましたね?何かあったのでしょうか?」


クロード「俺が入って来たからじゃないか?部屋で取り寄せ出来るのに食堂に来たから」


イル「きっとメイプルちゃんとクロード様に惚れて固まってるんだよ」


メイプル・クロード「それはない」


クロード兄に惚れる事はあっても私に惚れることは無い

イル君に惚れたんじゃない?イル君って実は結構可愛いんだよね、なんて言うのかな?そうそう庇護欲がそそさられる


イル「ここにメニューあるよ、あ!神秘の桜メニューがある!うわぁ高いなぁ」


メイプル「貴族が居るんだしこんな物よ、イエロードラゴンの定食とシュークリーム1つ」


クロード「こんな物だな。エメラルドドラゴンの定食と神秘の桜特製飴ちゃんを2つ」


「そっちの特待生の餓鬼は何頼むんだい?」


イル「ヒヒナルの定食とシュークリームで」


「そっちの嬢ちゃんは金貨1枚と銀貨4枚、そっちの坊ちゃんは金貨2枚と銀貨5枚、そっちの僕は銀貨6枚だよ」


メイプル「今回は払いますね、次回からはよろしくお願いします。」


「礼儀正しい嬢ちゃんだねぇ。買う時に特待生指定を着けて頼む時はあっちに並んで頼めばタダで早く出してくれるからね」


成程列が違ったのね

今度からはそっちに行かないと、特待生の特権が勿体無い


クロード「わざわざ教えてくれて助かった。メイプル、イルあそこが空いてるぞ。」


イル「メイプルちゃんは真ん中だよ!」


メイプル「?別にいいよ。クロードさんも座ろう?」


クロード「別に何時もの言い方でもいいのに・・・せめてクロード君にしてくれないか?」


流石に君は反感買うんじゃないかな?

クロードさんでも睨みつけてくる人は多いのに、特に女子の妬みやら羨望の目が痛い

人が避けてく、貴族かな?あ、セレナさんだ


セレナ「あら?クロード王子とシン兄弟じゃない、私もご一緒してよろしいわね?《一緒に食べてもいい?皆と話したいの》」


イル「勿論!ねえsファイヤーさんも一緒に食べましょう!」


メイプル「席がイル君の隣が空いてますよ。どうぞ」


クロード「わざわざ嫌味を言う理由があるのか?」


セレナ「お父様の命令ですの。特別に私の事はセレナと呼んでよろしくってよ《普通にセレナって呼んで欲しいよ。ファイヤーさんって他人行儀で嫌だわ》」


クロード「俺は王子だから他人行儀なるのは仕方ない事だが火の属性貴族なら仲良くしてても何も言われない・・・か。セレナよろしく」


メイプル「流石に呼び捨ては出来ないのでセレナさんからで」


心の中では既にセレナさんだったからね

私達に呼び名を指摘したのはついで、本当はグレン君、イル君に言って欲しいんだろう

そのつもりは無くても言葉に漏れ出てる

別に姉様と呼んでも構わない、周りにはピアスのおかけでグレン・ファイヤーには見えないから。それでも万が一って事があるかも知れないからイル君は考えてるんだろうなぁ〜


イル「・・・セレナ姉様って呼んでもいいですか?」


セレナ「!構わなくってよ《グレン私を姉様と呼んでくれてありがとう》私何か注文して来ますわ」


メイプル「それならあっちに並んで注文すればただになりますよ。一緒に行きましょうか?」


セレナ「案内して貰える?まあ私を案内するのは当然の事ですが」


私の目を見てから言ったって事は私に用事?

何を言われるのか気になるし別にいいけど、ご飯冷める前に終わってよ?


チヌ族……9割が不器用で不幸に見舞われやすい。その為平均年齢は1年、平均寿命3年である


東西とうざい 歩夢あゆむ第8界リーゼで死に転生神ディーオによってチヌ族に転生した

因みにリーゼでの記憶は無い

天敵に襲われていた所をブルド(土帝)が倒した技術に魅せられ感動し弟子入りし、ギルド夜闇のよやのひとみに入った

3代目土帝ブルドに育てられた歩夢はギルドで2年間お金を稼ぎ公爵家の別荘を買い取りブルドに渡した1週間後寿命で静かに息を引き取った


メイプル「別荘買うために転生したみたいになってない?」


ディーオ「そんな事、あるわね!」


アルセ「綺麗な魂だったから来世では幸せ満喫出来るさ、寿命が短いってのは魂が穢れる期間が短いってことだ」


ディーオ「悪人とかは大抵寿命が短く殺されやすいのに転生させるけどね〜彼?彼は善良だったから望み通り一生懸命になってそのまま死ねるって言う種族にしたわよ。運命のが協力してくれるって言ったからこそのチヌ族だもの」


アルセ「人の為に生きて死にたいってのは魂が焼き付いてるからどんな世界に言ったって根本は変わらないさ」


メイプル「そっか〜それなら良かったのかな〜」


アルセ「おっと作者からもう閉めろってさ」


メイプル「えー分かった」




作者「漸く学園編に入りましたがキャラが、作ったキャラが定まらなくて出せない・・・此処は撤退だ!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ