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ルーマナ  作者: 黒キ万華鏡
第13話
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後遺症

私が起きてから5日経った

アルセにはルードさんが起きた事は伝えられたんだけどアルセは仕事が多くて抜け出せかったらしい


アルセ「メイプル、もう大丈夫なのか?」


メイプル「うん、封印してくれたんでしょ?ありがとう助かったよ」


アルセ「精霊達が魔力暴走してるのを周りに被害がでないようにしてくれていたからだ」


メイプル「そうなんだ。精霊さん達ありがとうございました」


アルセ「メイプル封印はこのままにしておけ、明後日入学式だ」


メイプル「そういえばそうだっけ?イル君の勉強はどう?大体終わらせてるけど学校に入学する前に復習とか」


アルセ「復習は自分でやってるみたいだぞ、偶に聞きくるからな。あぁそうそうガルドさんが入学式の前、つまり明日だな明日何時でもいいからイルも連れて学園長室に来てくれって言ってたから昼間に送って行くから用意させといてくれ」


メイプル「分かった~」


させといてくれってミリナさんが用意する前提で言わないでよ~生身の身体が思うように動かないのは本当何だけどさ

ミリナさんが眠ってる間にマッサージしてくれて無かったら未だに全く動けないでいただろうけど


コンコンコンコン


ルード「メイプル様起きていますか?」


メイプル「ルードさん、どうぞ」


ルード「失礼します。メイプル様身体の調子はどうでしょうか?」


メイプル「体力は完全に戻っていないけど大丈夫だよ。明後日は入学式だし早く体力戻さないとね」


ルード「ここ数日ずっと動いているようですが、メイプル様は逃げるだけの体力があればいいのですよ?いざという時は私が守ります」


メイプル「・・・そう、ですね」


ルード「メイプル様?」


私は後ろで黙って守られてろって事?

冗談じゃない、私は守られるんじゃなくて支えたいもしくは支え合いたいの

ルードさんはそう思わなくても私は


メイプル「私は10歳になったら王族の1員として公開されて護られる立場になります。私を護ってくれる人にもお兄様を守って欲しいのです、だから私は強くなって護衛が少なく済むようになりたいと思うのはいけないことですか?」


ルード「クロード王子にはきちんと護衛がついています、ですのでメイプル様が強くなる必要は」


メイプル「私は!強くなってお兄様を支えたいの!そう思うことの何がいけないんですか!」


ガチャ


カイル「メイプル大声を出してどうしたんだい?」


メイプル・ルード「お父様(カイル様)」


カイル「それでどうかしたのかい?」


メイプル「お父様私は強くなってはいけませんか?守られていなければいけませんか?私が誰かを守りたい支えたいと思ってはいけませんか?」


カイル「そうだね、危ない事はして欲しくないかな」


メイプル「お父様」


カイル「守る事や支える事は力でないといけないのかい?」


メイプル「私、は・・・」


前までは知識や情報だった。シルとしての私はそうやって強さを見せていたのに

どうして力でないと駄目だと思ったんだろう?

頭痛い、何で


メイプル「頭、痛い。私は、私は」


カイル「メイプル?」


ルード「メイプル様!メイプル様!!」


メイプル「違う、違うよ、強くならなきゃ、じゃないと、失くす?何を?分かんない、っ!」


ルード「メイプル様!」


身体の力が抜けて横に倒れちゃったけどルードさんが支えてくれたみたい

今何かに飲み込まれかけてた、何だったんだろ?



●アルセ・シャイン(目線)


メイプルと別れて仕事をしていた時魔力に違和感を感じた

この感じは俺ではなくメイプルに何かあった感じだ

魔力からは困惑と恐怖。魔力の位置はメイプルが寝ていた部屋と同じだ

同じ場所にはカイルさんとルードが居るって事は俺は行かなくても大丈夫だな


アルセ「生命のの分身と転生のに聞いたが少し後遺症が出ているかもしれないと言っていた。魂は穢れていなかったから思考回路が少し鈍っているとかその程度の後遺症だと言っていたな」


後遺症はメイプルが生きている事で徐々に消えていく筈だ。俺もそうだがある程度の病気は時間をかければ消すことが出来る

即死の毒とかでない限り体内で自然浄化してしまうからな~神力かあるから遅効性の毒は効かないしな


アルセ「メイプルと話していて違和感は無かったから戻ってきたがもしかしたら何か後遺症があって混乱してしまったのかもな」


コンコンコン


アナ「アルセさんお昼持ってきました」


アルセ「おう何時もありがとな、丁度一息入れるつもりだったから良いタイミングだったぞ。一緒に食べるか?」


アナ「はい!持ってきますね」


アルセ「アナ嬉しそうだったな~偶に誘ったら喜ぶかも」


メイプルと仕事の次位には大切だからな

養子と同等位か?イルとシャルよりもかもな~

気分転換に利用されてるとは思わない所もアナのいい所だ、俺は気分転換に付き合って貰ってるんだが


アルセ「仕事が多過ぎて寝不足か、アナが戻って来るまで寝てよう」


ガチャ


アナ「アルセさん戻っ。やっぱり疲れてたんだ、1ヵ月殆ど仕事詰めでマスター室に居たって皆が言ってたし。お腹空いてないし起きるまで待ってようかな」


気配、してるな。誰だ?メイプル?違う、アナか!

戻って来たのに気付かなかった!


アルセ「ふぁ~おはよ、どの位寝てた?」


アナ「おはようございますアルセさん3時間程です。もう少し寝るのなら食べてからにした方が良いですよ」


アルセ「眠気も取れたからいい。俺が寝てる間暇じゃなかったか?」


アナ「寝g、いえご飯を食べてゆっくり休憩にしてたので大丈夫でしたよ!」


アルセ「ねが?休憩出来てたのならそれはそれで良かったんだが、3時間も休憩入れて良かったのか?」


アナ「アルセさんの休憩を入れれたのなら此処にいる人は皆誰も責めないですよ。アルセさんが居なかった間何時もならメイプルちゃんが来てくれてたんですがメイプルちゃんもう2ヵ月くらい来てないんですよね。アルセさんがマスター室に直接転移してたんですか?」


アルセ「もう終わったことだ。メイプルは無事だし暫くしたらギルドにも顔を出しに来させるさ」


アナ「皆アルセさんが戻って来ることを信じてるから何も言いませんが私は違います。毎日とは言いませんが危険な事は出来るだけして欲しくないです、今回みたいに何にも帰ってこないと次は本当に帰ってこないんじゃないか、捨てられたんじゃないかって思ってしまいます。これはイル君とシャル君の事も入ってますよ」


俺に縛られて欲しくない、何なら元の家族貴族の所に返しても構わない

ただ戻っても心から幸せだと言えないのなら俺は引き留めたい。しかし俺は生を得ていない。消えてしまえば元の場所に戻って違う人で生を受けなければならない。成長するまで何年もかかる。それなら捨てられる心配が無い元の場所へ、とは思うんだがな


アルセ「約束は出来ない、善処する」


アナ「分かってますアルセさんは光帝でもあり護衛でもありますから。善処すると言ってくれるだけで十分です」


アルセ「悪いな」


飯を食べて明日は寝れるだろうから仕事をする、よりも顔を見せに行ったほうがいいか?

えーと19日寝てて、3日で徒歩で気配消してアナにだけ報告してマスター室に来て。2、30日は出てなかったな〜

1ヵ月も顔を出さないマスターか、流石に不味いな


アルセ「アナ今から下に行くが一緒に来るか?」


アナ「はい!行きましょう!」


メイプル「結局私の後遺症って何だったの?」


ディーオ「思考の低下、思慮深くなれないようになる事よ」


メイプル「へぇ〜じゃあ倒れたのは普段との違いに混乱したから?」


ディーオ「う〜んそれもあるわね。1番は本来の自分の事を思い出しかけたことによる強制気絶ね」


アルセ「まだ本編には出てこないからメイプルの正体は秘密だかな」


メイプル「アルセでも■■で隠してるもんね〜」


アルセ「何時だそうだが作者も迷ってるからな。作者は俺の正体をちゃんと考えて作ってるからいいがメイプルの方は決めてるけどどう扱えばいいか分かっていないみたいだがな」


ディーオ「私なんてそもそも神様って設定で転生神にする予定なんて全くなかったのよ?その場限りの出番の予定だったんだから」


メイプル「この物語の主人公がメイプルかアルセか分からなくなってきてる気がする。アルセが活躍し過ぎだからかな?」


アルセ「メイプルの目線だけだと作るのが辛いって作者は言ってるからなぁ〜目線を作り過ぎて混ざってる節もあるし」


作者「皆メタい!メタいから!」


メイプル「あ、作者だ」


作者「ほら今月は不定期投稿だからもうしめるよ!」


アルセ「何で不定期投稿だからって閉めるんだよ」


作者「後書きがメタい!ネタバレが多いからだよ!後後書き書いちゃうと今後矛盾が無いように書くのが大変だから」


ディーオ「最後のが本命ね」


メイプル・アルセ「そうね(だな)」


作者「ほらほらもう終了!」


メイプル・アルセ・ディーオ「今後もルーマナを宜しくお願いします」


作者「感想、レビュー待ってます!」


学園編を数話書き溜めしていますが書いたことと矛盾がある部分を編集してから出しているので矛盾、違和感があった場合大目に見てください!

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