クロード目線
●クロード・ルーチェ・スリジエ(目線)
今日新しく帝になるかもしれない人、神秘の桜ギルドマスターアルセ・シャインが城に来た
彼?彼女?は作法とか全く出来てなくて言葉も少ないし顔も見せなかった、お父様とお母様は怒らなかったけどどうしてあんな態度だったのかな?
今からメイプルの所に行くのにこんな事考えてちゃ顔に出ちゃうかも
コンコン
クロード「メイプル、入っていい?」
ガチャ
メイプル「お兄様、いいよ~いらっしゃい」
うん、いつ見ても可愛い!
鼻血が出ないように気をつけないと
はぁ、外の人に公開されたからメイプルとの時間が減っちゃった・・・
メイプル「お兄様、どうしたの?今日のお客様の事で悲しいことあったの?」
うぅ~顔に出てたのか
メイプルにいつも心配させるわけにいかない。
お父様とお母様にメイプルと僕は仲の良い兄妹って言われてるけど、僕はメイプルがまるで姉様みたいに優しくしてくれるから、ついメイプルを頼って心配させてしまう
クロード「大丈夫、僕h「お兄様の大丈夫は大丈夫じゃない」だ、大丈夫、だよ?」
メイプル「お兄様が話したくないなら構わないけど、私達兄妹なんだから少しくらい頼ってよ」
悲しそうな、悲痛そうな顔で僕を見る
僕はメイプルを頼るんじゃなくて頼って欲しいんだよ
クロード「今日だけ、今日だけだから。メイプルを頼るのはこれで卒業するから。今だけは僕に弱音を吐かせて。ごめん、メイプル」
強いお兄様じゃなくてごめん
もっともっと心体ともに強くなるから
今だけは頼らせて、最愛の妹メイプル