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夜のプール

男は3人で女は2人。

考えすぎだけどちょっと怖かった。


そっか、試着室使えないのか。なんて当たり前の事を今さら思い少し離れた暗やみで私とヒカリは水着に着替える。

覗こうとする男の子2人。

それを真剣に怒る王子。


私はそんな王子をなんかいいなって思った。


そして5人で夜のプールを満喫した。


たくさんはしゃいで、泳いで、

みんな疲れてプールサイドにゴロンとなった。


辺りが真っ暗なせいで空を見上げると

星がキレイだった。

みんなしゃべらなくなって星をみた。


塩素の匂い

夜の風が濡れた身体にあたって

少し肌寒くなってきた。


すぐ隣に寝転ぶ王子の横顏を盗み見る。

まっすぐに空を見上げて何を思っているのだろう?


その時、王子の手が動き私の手に当たる。


…あったかい手…


一瞬だけ触れて慌てて手を引っ込める王子。


この人は、きっと誠実な人なんだろうって思った。



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