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プロローグ

初めて小説を書きました。いろいろ至らず、読み苦しいところもあるかと思いますがご容赦下さい。

ご意見など、(ダメだしでも)頂けたら励みになります。


私はまだ高校生になりたてで

"未完成"

という言葉がよく似合う少女だった。


ペタンコだった胸が膨らみ

腰がくびれた。


男の人とすれ違う時、チラッと見られることが増えた。


その視線を嬉しく思いながらも同時に気持ち悪いと思っていた。





名前は優心ゆうこ。優しい心の子であって欲しいという願いを込めて両親がつけてくれた。


地味だった中学時代から高校にいくとスカートを短くしたり、化粧を覚えたり、ちょっと派手めな女の子になった。いわゆる高校デビューだ。


髪の色は少し明るくてしっかりと塗られたマスカラが大きな目をさらに大きくしていた。


15才ですぐに彼氏がでた。初めて出来た彼氏。

でも、すぐに浮気された。すごく傷ついた。

彼が浮気した理由は、「私が体を許さなかったから」だった。


彼は私の事をすごく好きなように見えた。

彼が好きだと言ってくれると自分に価値があるように思えた。


居場所があるように思えた。



私の事を好きなのに、なんで他の人としたのかがわからなかった。


そもそも、好きな人以外とでも出来ることなら、私が無理してする必要はないと思った。


彼は、浮気相手をブスと呼び。やりたかっただけだと言った。


私がもし彼とSEXしたら私のことも

やりたかっただけのブスと言うのだろか?


SEXしたら女の負けで、

男は狩猟本能が満たされて女へ感心を失い、

女は情がめばえてより男を愛してしまう。

らしい。


もし、そうなれば悲劇だ。



だから、彼とSEXするべきか悩んだ。悩んでるうちに彼には振られた。

浮気されたのに振られた。


でも、振られたことはそんなに悲しくはなかった。


だけど、さみしかった。彼がいなくなったことがじゃなくて、誰もいないことがさみしかった。


私はさみしいさを埋めるため

次の彼氏を作った。


そして依存した。


その、繰り返しだ。


さみしいさなんて、気持ちの持ちようでどうにでもなるって大人は言うかもしれないが何もわかってない。


理由のわからない涙がながれて、心が凍っていくようで何か抵抗をしないともう、何も感じなくなってしまうのではないかと思うのだ。明確な理由なんて何もないのに、自分が生まれてきたことが間違いじゃなかったのかなんて事を考えてる。


きっと、ただの思春期。

そうゆう年頃。

でもそれは大人になってからわかる事。


今はいろんなところが間違って、曲がって曲がってからまっていくしかない。

自分に価値があるって思うための

薄っぺらいペラペラな恋愛に依存するのだ。




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