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演劇部はサイコー

作者: ポケット

私の名前は栗山瑞希、甲陽高校に通う2年生で部活は演劇部で部長は私、部員は私を入れて一人だけで今は部員集めで大忙しの毎日なんだよね。

そして今は放課後妹を幼稚園から迎えにいくところ本当は弟の海斗がいくはずだったのにお母さんが風邪を引いてしまい海斗が料理を作りにいくため私が妹のノアの迎えにいかないと行けなくなったんだ。

「ハァ、本当なら今頃は部員集めだったんだけどな」

思わず独り言を言ってる私ってどうなんだろう

高校から幼稚園はすぐそこでちょっこと歩けばすぐについちゃう距離。

「すいません栗山ですけど」

「あら迎えに来てくれたのねって海斗君は?」

「すいません今日は私が海斗の姉が迎えに着たんです」

「あらお姉さんだったのね、海斗君じゃなくて残念だわ」

ちょっとかわいらしい反応でなんか年上なのに同い年って感じのお姉さんなのだ

「ノアちゃんお姉さんが迎えに着たわよ」

「はーい、お姉ちゃんもうちょっと待ってね」

「どうして?」

「あのね、もう少しでお兄ちゃんが来てくれるの」

「お兄ちゃん?」

周りを見渡しているとお母さんたちが迎えに着たのに帰る子は一人もおらず、子供たちは座って誰かを待っているようだった。

「誰かを待ってるの?」

「うん、そうだよ」

「すいません。遅くなって」

ノアと話していると私と同じ高校の制服を着ている男の子が現れた。私の頭の中には記憶が無く1年だと思ったのだ

「修兄ちゃん今日もあれやって」

「やってやって」

「了解。今日の絵本を持ってくるのは誰だったかな?」

「そうだった私だ」

どうやら今日はノアだったらしい修兄ちゃんと呼ばれる男の子のそばにはたくさんの子供たちがやってきて外にいた子供も直ぐに教室の中に入っていったのだ。

「えーとねこれだよ髪長姫」

「おおこれは去年ぐらいだったかなディズニーのアニメのやつ」

「お兄ちゃん早く読んで」

絵本を読むのがすっごく上手らしくゆっくりと子供たちが理解できるように読んでいた

パタンと本を閉じる音が聞こえた

「はい、おしまいだよお母さんたちと帰んなさい」

「「「「「はーい」」」」」

「お姉ちゃん終わったよ」

「いつもあれをやるの?」

「そうだよ」

「ノアちゃん僕と一緒に帰ろう」

「健ちゃんうん、帰ろう」

「修兄ちゃん早く」

健ちゃんは修兄ちゃんの弟のようだ目元がそっくりで大きくなったらかっこいい男の子になるんだろうな。

「あれ?海斗は」

「お兄ちゃんは風邪をひいたお母さんの代わりにお料理作ってるんだよ」

「そっか。それじゃあんたは海斗のお姉さんの」

「栗山瑞希よ。あなたは何年生?」

「普通科2年の北山修一」

「2年?私も普通科2年」

「へえーそれじゃ廊下とかで会ってるのかもね」

「そうね。これからは挨拶しないとね」

「そうだな、それじゃ俺たちこっちだから健バイバイしろよ」

「バイバイノアちゃん、瑞希お姉ちゃん」

「「バイバイ」」

「健ちゃんかっこいいでしょ。ノア健ちゃんと結婚するんだ」

「そっか、かわいかったもんね」

「ただいま、お母さんお熱どう?」

「ノア静かに、母さん今寝たところだから」

「修一さんになんて言ってた」

「そっかだけだったよ」

ぱあああああ、何そのうれしそうな顔はそっかだけだよ言ったのそれだけで他に意味があったの?

「海兄ちゃんそっかだけどよ?」

「馬鹿だなノア、そっかだけで俺のことを心配しているのが俺にはわかるんだよ」

いやいやいや、絶対そんな意味無かったって。

ぷるるるるる

「あっ修一さんからだ」

「そっかだけで変な妄想するなよ。PS料理がんばれよ」

バタンと海斗が倒れる音が聞こえて振り向くと、鼻血を出しながら倒れていた。

「ノア見ちゃだめよ、すぐに着替えてきてね」

「うん、わかった」

携帯の返事はなんだったんだろうか?ノアが来る前にこの馬鹿弟と大量出血の鼻血を拭かないとね。



修一の家

「メール送ったけど、変なことが起こってる訳ないよな」

返事のメールで海斗が鼻血が出たことを知ったのは朝、姉の瑞希から聞いたときだった。

ちょっと間違えて短編になってしまいました。

見たいときはちゃんと連載があるのでそっちを見てください。

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